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1日2回は・・・
さて、アダルトなプレーヤーとしては、やはり体力が続く限り、1日2回はしたいものだ。

って、朝から一体何の話かというと、とうぜんながら、ニス塗りの話である。

毎日2回ずつニスを塗れば、2週間程度でニスは塗り終わり、その後1週間で乾燥・セットアップすると、次のレッスンまでにkityが弾ける状態に持っていけるかも?

と、期待している。

昨日、先生から5月のリサイタルの案内メールがきた。音楽を趣味にしていると、色々と楽しいことが続いて嬉しいものだ。

しばらく、ニスの塗り重ねだけで、変化が乏しいので、今日は、少し嗜好を変えて、表板の動作の考察をしてみた。

バイオリンの表板はサウンドボードと呼ばれるように、発音に重要な役割をしている。
音の出る順序は次のようになる

・弓により弦が振動する
・弦の振動が駒に伝わる
・魂柱を支点にして、駒の振動が表板を振動させる
・振動が板全体に伝わり、空気を振動させる

上の2つは楽器としての動作として多くの弦楽器に共通だけれど、バイオリンの特徴はやはり、3番目の動作である。同じような大きさの楽器ながらマンドリンよりもはるかに大きな音がでる秘密である。

下の二つの動作は、何かに似ている・・そう、スピーカーである。しかも、コーン一つで全部の音を表すフルレンジスピーカーがまさにこのような動作をする。

スピーカーのコーン紙だと考えると、色々と見えてくるものがある。特徴として必要なものは、

・高剛性
・振動に適した形状
・伝達速度の速さ
・内部損失の大きさ

である。

高剛性を得るために、アーチ型の形状を必要とし、それだけでは、あの大きさでは剛性不足となるのを補うためにバスバーを必要としている。
バスバーが魂柱の反対側に必要な理由も、魂柱を支点とした運動であることを考えれば当然である。

振動に適した形状として、スピーカーではコーンエッジに柔らかい素材を持ってきているが、バイオリンでは、表板は構造を支える役割も担っていて、同じような構造にはできない。エッジ周辺をなるべく薄い構造にすることで、少しでも振動しやすくする必要がある。

それでも、木で全部作っているのだから、振動のしやすさには限界があり、振動面も円ではないので、どこにどれだけの厚さを残すのかが製作者にゆだねられている。

大型のフルレンジスピーカーはコーン全面が均一に振動することが難しく、昔のユニットには、高音側だけセンターコーンに近いところに追加のコーンを持つデュアルコーンタイプも存在した。

バイオリンの振動特性も、センターのタップトーンをFにしているということは、表板は分割振動をしているはずで、あのころのスピーカーの構造は参考になるかも?

伝達速度と内部損失は、材料によって決まってくる。そこに多くの先人達はスプルースを選択した。
実は、私が良く行く100円ショップ・ダイソーには工作材として、シナ材がおいてあり、これが、叩くと結構高い音でよく響くなぁと思っていたのだが、ビクターの次のサイトを見ると、シナ材の伝達速度はスプルースより大きいらしい!

材料の特性値

ビクター社はシナ材よりも伝達速度・内部損失ともに大きなカバ材をスピーカーコーンに採用したが、その差はわずかであり、入手容易なシナ材でもなんだかいけそうな気がする。

だとすると、表板・バスバーにシナ材を使ったバイオリンを作っても面白いかもしれない。内部損失が小さい点は、少し柔らかで、厚めの塗装で補える可能性がある。

この動作原理を元にバイオリンを試作するとすると、表板は完全に材料から削りだす必要があるので、表板に使えそうな大きさのシナの板をダイソーで買って、乾燥のため、数年寝かしておくというアイデアはいいかもしれない・・・^^
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/27 07:32 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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