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樹脂色々
バイオリンのニスに使う樹脂にマスティックがある。これ、ギリシャのあたりが原産らしいが、かなり高価である。
油絵の世界でもマスティックは使われていたが、現在ではマスティックが使われていた用途での主流は安価なダンマル樹脂だろう。

たとえば、ここのHPには、両者の価格が出ている

ダンマル樹脂は東南アジア産であり、ヨーロッパで使われるようになったのは19世紀以降という話なので、ストラディバリの時代には知られていなかったはず。

シェラック・サンダラック・ジェニファー・コパルなど、アルコールニスの原材料たちの多くは固い皮膜を作るので、エレミーやマスティック、蜜蝋などで皮膜の柔らかさを作る必要がある。

い~ぐるのニスは基本的にアルコールニスであり、アルコールに簡単に解ける樹脂を中心に使っているが、実は、エレミーや蜜蝋はあまり溶けてない(^^;)。エレミーをアルコールに溶くと白濁した溶液ができる。イソプロピールアルコールのような、もう少し高分子のアルコールを使えばきれいに溶けるのかもしれないが、今のところ、白濁した溶液の上澄みだけを用いるようにしている。

アルコールに弱い下地の場合には、シェラックベースのクリアの下地は作れないので、ダンマル樹脂をテレピン油に溶かした下地を使うことにする。テレピン油を単独に買うのは、他に使い道がなさそうなので、油絵用のパンドル


を使って下地を作ることにしよう。

下地が完成したら、色ニスを作っていくが、ダンマル樹脂の皮膜の上にシェラックはきれいに乗ってくれると期待しているが、結果はいかに・・・(笑)
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2007/05/07 23:21 】 | バイオリン製作(一般) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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