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寄せ書き君 改造計画 その一
パレットナイフと、絵筆を使って、寄せ書き君の表板をはずした。
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全体に重たい楽器だったが、表板だけを計ってみると・・
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やはり、かなり重たい部類だ。
今まで分解したり、キットで買ったバイオリン達はみんな板が重い状態できた。これって、非常に不思議なのだ。いろいろな文献で、推奨の板厚は(文献によって多少の違いはあっても)ほぼある値に収束しているのに、これらの安物楽器たちはなんで、それをあえて無視して重く作っているのだろうか?安いから重いというのは、理由にはなっていない。というのは、どんな厚さだろうと、一定の加工をきちんとするには、それなりに手間がかかるのだから、推奨値にするなんてのは、それからすれば、ごくわずかな手間の増加に過ぎないのだ。

なんてことを思いながら、ふと、自動車のクラス分けの話を思い出した。自動車の原価は排気量とほとんど無関係であるが、日本では排気量によってかなりきっちりとクラス分けをする傾向にある。つまり、
「この車は安いから排気量が小さいんですよ」
という説明がまかり通るのである。
これって、バイオリンの
「この楽器は安いから板が厚いんですよ」
というのと、似ていないか?板を薄く削るのには、それほど余分なコストがかかるわけではないのだから、安い楽器を薄く削ってもかまわないはずだ。ところが、きっちりと薄く作られた楽器はよく鳴り、高価で取引されるが、量産向けとされている楽器たちは、厚く作られ、あまり鳴らない。これって、高い楽器を売るために、あえて安い楽器の質を下げているということはないだろうか?

などと、考えながら、作業を進める。

安物楽器のもう一つの弱点はライニングである。
DSCN0281.jpgDSCN0279.jpg

隙間が開いたり、細工がひどかったり色々である。これらの修正は音に関係ない限り割愛しよう。(だが、一箇所、音がびびりそうな部分があり、これは、ちゃんと止めないとだめだろうなぁ・・)

板厚調整は、kity方式を考えている。どんな結果になるのやら・・


表板をはずすために、お湯をさしていたら、寄せ書きの2箇所ほど字がにじんでしまった。(水性サインペンだったのね。Kさん、申し訳なし)

昨日のレッスンで、ビブラートはもっとゆっくり大きくと支持されていたので、今朝のレッスンはそれを気をつけて実施。だが、ゆっくり大きくビブラートをかけるのは難しい(^^;)

3月22日のビブラート
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2007/03/22 22:20 】 | バイオリン製作(一般) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント
さっそく作業に取り掛かっていただき、ありがとうございます。

確かに、まだ出来上がってないのに
結構重く感じました。構えたときも、この楽器大きいのかな、と思ったくらいです。
サインペンのにじみは全く構いませんので
どうぞお気になさらずに(^-^)
でも、お忙しいでしょうし、夜中の作業はほどほどに(笑)。

にわかセッション、ほんとに楽しかったです。
今度は下のパートを考えていきますので
2重奏とかしちゃいませんか?

【2007/03/23 09:19】 | URL | K #-[ 編集] | page top↑
こんばんは。
ニス塗りのフェーズをあわせないと、アンダルシア君も塗れないので(笑)、無理して進めているわけではありませんからご安心を。

ただ、水性サインペン、アルコールに溶けるかも?と多少戦々恐々としています。ニスの前に蜜蝋で保護コーティングをするべきかとか、手順を考え中。

二重奏、いいですね♪
私も単純なユニゾンよりも、デュエットが好みです。
【2007/03/23 21:41】 | URL | い~ぐる #Hble4PXk[ 編集] | page top↑
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