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バイオリンの駒を削る
夜なべ仕事にバイオリンの駒を削った。
スクレーパーで少しずつ削っては測定しという地味な作業を続けていくのである。が、全体として駒に若干のゆがみがあったので、これを機会に、平面に置いた紙やすりを利用して、駒の裏面の平面出しをした。

これをやっても、駒の厚さ自体に低音側(G線側)と高音側(E線側)にかなり違いがあり、表からは結構大胆にスクレーパーを動かして修正してきたのであった。

スクレーパーでの削りは、当初の目論見どおり、1.2mmに狙って削るのだが、その前に、忘れずに電子レンジでチンしておくのだ。

駒を削る(kity)


セルロースの水分含有量を減らすことによって結晶化を進めるのが目的なのであるが、電子レンジの利用には諸説もろもろあって、絶対自然乾燥じゃなきゃいやだという人たちももちろんいる。

ゆっくり乾燥させたほうが、結晶は大きくなるのは化学の実験でやったとおりであるから、結晶が大きいほうが良いのであれば、電子レンジ乾燥を使うべきではない。

楽器の場合には、色々な文献を読む限り、セルロースの固定化が大切というように、考えられるので、それなら結晶の大きさはどうでも良いような気がするから、電子レンジが活躍するのである。

電子レンジで注意しなくてはいけないのは、細胞を壊したら何もならないということである。せばすちゃん氏は700W/20秒を薦めているが、私は170W/2分でやってみた。いずれにせよ、木がほんのり暖かくなる程度のことで、沸騰して蒸気を吐き出すほど電磁波をかけてはいけない。

前にホームセンターで入手しておいた、エゾ松であるが、魂柱として使うには同じように乾燥させておかなくてはいけないが、今のままだととても電子レンジに入る大きさではない(180cm)ので、しばらくはほったらかしで自然乾燥させる。
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テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/03/07 23:46 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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