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久々の周波数特性測定
このところ、色々といじってもあまり音をきちんと残していなかったのだが、シタール奏者の佐野さんのコメントを見て、やはり、ちゃんと音を残しておくことは大切と、襟を正して(大げさ)、録音してみることにした。

今日録音したのは、kity, cherry, eagleの3台である。cherryの周波数特性は初お目見えであり、kityはニスも乾いて魂柱移動後であり、eagleはやはり魂柱移動後ということで、それぞれ少しずつ調整の効果が見えるかも?というものである。

まずは、kityから行こう。

今回の周波数特性グラフである。

FFT


これだけ見ると今ひとつよく分からないだろうから、前回の特性グラフを並べてみよう。

kity-0412-A線FFT


何が違っているかというと、一番大きく気になるのが、2倍、3倍音のレベルが低くなっていることである。これは、基本音がしっかりした腰のある音になっていることが期待できる。


本日録音のkityの音

ニス塗り直後のkityの音

ニス塗り前のkityの音

さて、結果はいかに・・

次にeagleの特性グラフである。

eagle-fft


kityと比較して、3倍音、5倍音のレベルが極端に大きい。これが、eagleの音が硬い感じである理由だと思われる。が、どうしたら、これらのレベルを下げられるのか・・・板の共振点を下げるのはハッチンスが提案している方法だが、胴の空間共鳴周波数にも絡む?

前のeagleはどうだったかとファイルを探すと・・

eagle-fft-prev


2倍音が大きいグラフになっている。これは、今の方が良さそうだが、eagleの課題は3倍音の大きさだよなぁ。

eagleの音階はあまり録っていなかった ^^;
今日のと比較になるのかな?ちょっと状態が分からないが、2月の録音のスケールが見つかった。

本日録音のeagleの音

2/25録音のeagleの音

最後に、cherryの周波数特性である。

fft-cherry


cherryは色塗り前にはセットアップしていないので、周波数特性のデータはこれだけである。(駒を削る前に周波数特性用データも録っておけばよかったねぇ・・)

誕生直後5/5に録った音と、今日の音を載せておく。

本日のcherryの音

5/5のcherryの音

駒を低くした分、高い駒の深みのある音が弱くなり、よりダイレクトな感じに聞こえるが、生の音のきれいさはそのままである。駒を低くするときには、もう少し厚さも薄くしたほうがいいのだろうか・・・

バイオリンの調整は、奥が深いなぁ
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/05/19 21:42 】 | バイオリン製作(一般) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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