FC2ブログ
裏板を削る効果・・
表板は直接音を出す饗板であるけれど、裏板の役割は、音に色をつけることであると、い~ぐるは思っている。どれほどの効果があるのか、分かりにくいのだけれど、今日は、eagle君の表のC部を少し削ったので、あわせて裏板のロワーバウツのあたりも削ってみる。

裏板を削る効果を見るため、調整前後で同じ曲を録音してみる・・が、同じ曲とはいえ、安定して弾けないので、違いが分かりにくい(^^;)。

裏板調整前 ユーモレスク


裏板調整後 ユーモレスク

もう1曲、久々にショパンのノクターンを弾く。


ショパン:ノクターン


出来上がった、バヨ、依頼者に写真を送ったら、「ワインレッドといったのに、色が普通のバイオリンの色で気に入らない。キャンセルする」ということらしい・・・(--;)。

さて、哀れなこの子はどうしたものやら・・
スポンサーサイト



テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2009/06/21 22:51 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
<<裏板をもう少し削る | ホーム | ヒノキの魂柱>>
コメント
あくまで予想として裏板のコーナーを1ミリか2ミリ程度といった極端な薄さにした場合、バイオリンってどんなふうに鳴るものなのですかね。表板なら薄くし過ぎると空疎なブワブワした音になると思うのですが。
【2009/06/22 23:52】 | URL | とおりすがり #JalddpaA[ 編集] | page top↑
どうなんでしょうね~
コーナーがオープンの場合には、音の波はコーナーで跳ね上がって反射するのですが、固定されている場合には、逆位相の波が反対から来たように振舞います。コーナーを薄くすることで、この中間として振舞う気がするのです。薄くして自由度をあげるほど、オープンに近づき、板の共鳴周波数は下がりますので、裏板の振動が音を細かく振るわせて色をつける気がするのですが・・

The Strad 2005 Septenber号にグァルネリの8本の楽器をCTスキャンにかけた図が出ています。これによると、Canon以外の多くのグァルネリは、板厚が薄く、楽器によっては1mmほどしか板厚がないものも多いようです。

この記事では、板厚の分布は、楽器ごとまったく異なっていて、それでも、これらの楽器が優れた音を出すことから、分布によって音が決まるわけではないらしいと書いています ^^;


> あくまで予想として裏板のコーナーを1ミリか2ミリ程度といった極端な薄さにした場合、バイオリンってどんなふうに鳴るものなのですかね。表板なら薄くし過ぎると空疎なブワブワした音になると思うのですが。
【2009/06/23 02:59】 | URL | い~ぐる #-[ 編集] | page top↑
はじめまして。私も趣味でバヨを作るのですが、こういうキャンセルはいたいですね。ワインレッドというのはなかなか表現しにくい色だと思いますし、それが依頼者さんの思っている色と完全に同じになるわけではないですしね。
ニスは難しいですね。
【2009/06/24 20:53】 | URL | ふじの #62HMiWU2[ 編集] | page top↑
ふじのさん、はじめまして。

自分で作らない人は、ニスの色なんて、ペンキでも塗るかのように、なんとでもなると思っているのですよね~。

今回は、よい教訓でした。次に誰かに頼まれたとしても、こういう、「個性的」なんてリクエストは絶対受けないようにすると誓いましたデス(笑)
【2009/06/25 01:13】 | URL | い~ぐる #-[ 編集] | page top↑
コメントの投稿











管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://adultviolin.blog55.fc2.com/tb.php/1024-f04d88cd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |