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D線の音色
バスバーを付け替えるより他にやるべきことを検討する。D線を弾きながら表板の振動が手に響く箇所を探す。この外側(振動が消えたあたり)に音になりにくい部分があるに違いないという予測の元、そのあたりの振動を邪魔していそうな場所を大胆に削る。

その音は。。。

ドボルザーク:ユーモレスク

なかなか良さそうではないか?(←自我自賛)

帰りに西友でスプルースのまな板を買った。なかなか良さそうなのだが、長さが36センチしかなく、バイオリンの板を取るのに失敗はいっさい許されない(←できるのか?)

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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2009/11/09 20:56 】 | バイオリン製作(VSX) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
G線とD線
S氏の娘さん(といっても、私とあまり年齢は変わらない)が、VSXを弾いてくれたとき、「ちょっと出にくい音がある」と、G線のローボジションあたりを指摘してくれたことと、「もっと音が広がる感じが欲しい」と言ってくれた。菊田さんからは、弦によってまるで違う楽器かのように音色が異なるという意見をいただき、調整を試みる。

G線は、家で弾いていると響き過ぎのような気がしてあえて音量を落としていたので、G線の音量を上げるのは難しくない。広がる感じというのは、おそらく魂柱の位置の問題だろう。やはり、家で弾いた時のバランスの点で、魂柱位置を少し駒よりに設定していたので、これを下げると、音色は広がった感じになる。

一番の問題は、弦による音色の差だ。D線が顕著なのだけれど、これは、バスバーの位置と駒足の関係が大きい気がする。可能性としては、駒上部のカーブの角度と、駒の高さもある。


まずは、魂柱を1mmほど後ろに下げる。これで、音が広がる感じが出てくる。
次に、少し控えめだった表板のロアバウツのエッジの彫り込みを深くする。
音の広がりのため、裏板のエッジも浅いところを中心に彫り込みを深くする。

さて、問題のD線だ。まず、駒のベルの上をヤスリで削り、D線付近の駒質量を落とす。
G線対策の副作用と駒の調整で、少し音色はG線に近くなってきた気がする。
本当は、バスバーの位置を0.5mmから1mmくらい変えたいところだけれど、これは、箱を開けない限り絶対できないので、今のところ作業はしない。駒の上面カーブは変更してもいいのだけれど(今は、D線、A線がG線よりも高くなっていて、これをG線を頂点として、なだらかにE線側に落ちるように変えると、VSXに合った音色になる気がする)、指板のカーブとの関係もあるからなぁ。。。

などと考え、とりあえず、現状で、音色確認のため、録音。

ベートーベン:メヌエット

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【2009/11/09 06:04 】 | バイオリン製作(VSX) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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