2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む --- 初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
それは、今日の朝から始まっていた。
今朝は二回目のピアノレッスンの日である。 昨日が締め切りの英文二段組4ページのレポートは、このところ、昼間は、研修生の対応で忙しく、夜は、メールで緊急のソフトウェア変更依頼が来ることが多く、日替わりアップデート対応をしていて、まったく時間が取れなかったので、昨日の夜というか、今朝というか、まぁ、そのあたりから執筆を始めたのだ。 今日は、ピアノレッスンの日なので、執筆は途中で止めて、出かける準備をする。 それでも、まったくバイオリンを弾かないというのは気持ちが悪いので、10分くらいであるが、練習しておく。また、レッスンなのにピアノを弾いていかないのも、あれなんで(^^;)、ピアノも3分くらい、一通り先週の楽譜をさらっておく。 で、出かけようとすると・・ドアに宅急便の不在票が挟んである? 時間を見ると、まだ先の未来の時間である。うむむ、この頃の宅急便はタイムマシンを使うのか? もし、今来たのであれば、バヨを弾いていたり、ピアノを弾いていたり、どう考えても在室は明らかなのだから、呼び鈴を押すなりなんなり、不在表を挟む以外の方法があっただろうに! と、ぶつくさ思いながら、レッスンに向かう。(レッスンは、職場に「極めて」近いので、職場の駐車場に車を置くのだ) 時間がぎりぎりかなと思いながら、少し飛ばして、5分前に到着した。 先々週も書いたが、レッスンは3つのグループに分かれ、い~ぐるは、2つめの時間のグループに参加することにしたのだった。 前回の先生は、臨時だったということで、今回は違う先生となっている。 ただ、5分前なのに、一向に収束させる雰囲気がない。待っていると、時間になっても終わる雰囲気がない。よっぽど注意しようかと思ったが、はじめから心象を害してもあれなんで、おとなしく待つ。 結局、前のクラスは15分以上延びて終了した。全体にシフトするかというと、後ろにもクラスがあるのだから、シフトするわけはなく、前が延びた分だけ、我々のクラスは割を喰うことになるのだろう・・ このあたりから、気分は下降気味であったが、先生が、ハ長調の音階の説明(全音とか半音)をホワイトボードで始めたあたりから、参加するだけ時間の無駄なような気がして、気分は急降下・・ 先週、両手で弾いた「狩」を片手ずつ弾きましょうと言われ、ほぼ撃沈状態である。 片手といわれたけれど、勝手に両手で弾く。楽譜の強弱も先週やったので、いわれなくてもつける。ほとんどの参加者は、楽譜をもらえば家で練習してきたのだろう。先週、かなり悲惨だったところも、みんな弾けているじゃないか。(まぁ、狩は簡単なのだが) それを見ていて、先生が、「それでは、pの部分は、1オクターブ上げて弾いてください」って、鍵盤の位置は把握できていないので、頭の中でオクターブの変換を瞬時にやるのは、まだ難しいのですよ。 さて、今日は、狩に加えて、新しい楽譜が配られた。BeatlesのYesterdayである。これは、ヘ長調であるが、そんなものはわざわざホワイトボードに五線を書いて説明してくれなくても分かるのですが・・ 運指の指示を先生がし始めたが、途中で気が変わったのか、結局、好きなように弾いてくださいということになった。適当にみんなが弾いているのをアシスタントの学生さんたちが見て回ってアドバイスするというのだが、 「手が大きいし、指も自在に動くので、ぜんぜん問題ないですね」 という・・アドバイスであった。 結局、1時間弱(次のクラスはほぼ予定通り)のレッスンで、唯一アドバイスらしきものは、学生さんが途中で指摘してくれた、「黒鍵を弾くときには、指だけ伸ばすのではなく、手首を前に出すようにしたほうがいいです」という一言だけだった。 う~む、一括でレッスン料は振り込み済みなので、投げ出すのもなんですが、このペースで、やっていけるのだろうか・・ レッスン後、早めの食事を取って、職場に出向き、レポートの続きを書く。同室の奴が、研修生から個人的にプレゼントをもらったということだ。ふ~ん、散々世話をしたのに、い~ぐるには何もなかったですよ。まぁ、いいのですが・・ ふと、気分転換に、gooのニュースを開くと、なんだか、星占いの、さそり座が運気最低っぽい?総合運、恋愛運、金運、仕事運と、すべての運が最低である(笑) 困ったことがあっても、謙虚な姿勢で取り組もう。 障害にぶつかりそうな日です。真正面からぶつかってしまうと引くに引けなくなりそうなので、できる限り避ける努力をしたいところ。何をするにも準備万端整えてから動くようにしてください。先走りは禁物。腰痛や関節痛が起きる恐れもあるので、長時間無理な姿勢を続けることのないよう注意して。人づきあいでは謙虚さを大切に。とくに年上には丁寧な言葉づかいを心がけましょう。親しい仲であってもケジメをもつこと。 だそうだ。 |
チェロの巨匠、カザルス。彼がEMIに残した全録音をボックスセットに収めたCDが発売される。
これ、9枚組みなのに、3000円を切る価格。破格のお買い得品じゃないだろうか? 早速、予約を・・・
このCDを予約したときに、お勧めに出てきた、次のCDセット。 こちらは、なんと35枚組み!その中の半分くらいはグリュミオーとシェリングのものらしいが、なんだか、価格破壊が進んでいるようですね~(消費者としてはうれしいが・・)
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思ったような演奏がなかなかできないというのは、まぁ、置いておくとして、前にも書いたが、やはり、注意力散漫というのが問題な気がする。曲に集中して、無心に弾けばいいのに、ついつい仕事のことなど頭をよぎったりするのはなぜだろう?
今朝は、できるだけ、無心になろうと努力しながら、練習した。 移弦の時に弓の角度を気をつけることと、弾く弦によって、左手親指の位置も変わる。左手親指をどうして変えなくてはいけないのか、明快な説明はなかったが、右手と左手のコンビネーションということかもしれないと勝手に想像して、練習。 録音は、例の自作マイク+MR-1である。 パガニーニ:カンタービレ マイクゲインを調整したので、けっこうまともな範囲に音圧が収まり、いいかんじかも? |
昨夜作ったマイクを使い、今朝の朝練を録音。
まず、この2個200円ほどの、直径6mmの小さなマイクが本当に使い物になるのかというのが問題なわけだが、軽くヘッドホンでモニタする限り、ソニーの1万円のマイクよりもずっとよさそうだ(^^;)。 ただ、マイク感度が高すぎて、すぐに入力が飽和してしまう。-7dB程度に感度を落としてみるが、後で、付属ソフトで確認すると、これでもクリップしているらしい。幸い(?)、MR-1は、1ビットAD変換なので、多少のオーバーレベルはDA変換機が追従する限り対応できるのでは? というのは、ともかく、スペック上は、ソニーのMS907が正面感度 -45dBらしいが、WM-61Aは-35dBと、10dBの感度差なので、同じように録音するなら、WM-61Aを接続するときに10dB下げないといけないらしい。(資料を見ていなかったので、7dBしか下げなかったけど・・) 録音は、1ビット録音だけれど、これをなるべく雰囲気が残るように、少し高ビットレートのMP3に変換してみる。 演奏はともかく(笑)、とても、2個200円とは思えない音で録音されているのではないだろうか? バッハ:Double ドボルザーク:ユーモレスク |
自作といっても、半田付けしただけで大したことはしないのだが。。
本日、会議のついでに秋葉原に回り、評判のコンデンサマイクユニット WM-61Aを購入(@200円/2個)。これように、マイクの筒を塩ビパイプで作ってもいいのだけれど、とりあえず、動作確認が先なので、手っ取り早く、KORGのMR-1の動作確認用(?)付属マイクのマイクユニットと交換する。 まずは、付属マイクを分解。 ![]() 手前の2個が買ってきたWM-61Aなのだけれど、ずいぶんと小さい・・これに半田付けするのか・・(--;) 半田付けはともかく、そのままだと、ケースの中でカラカラと音を立てそうなので、ブチルゴムのテープで巻いておく。 ![]() 夜中にバイオリンを使って録音するのは、さすがの い~ぐるにもはばかられるので、ステレオの音を使って、とりあえず、ためし録音。 ![]() ACアダプタをつけていると壮大にハムノイズが入るのだけれど・・多分、入力インピーダンスが高すぎる?さて、どうしたものか・・電池で動かせば問題ないので、当面、電池駆動かなぁ・・・ もちろん、100Hz以下をカットするようなローカットフィルタでも問題ないので、ソフト的な解決もできるけれど、アナログ部分にノイズが乗った状態できれいに録音できるわけないと思うので、今後の課題である。 そもそも、今日、電車で読んでいた本、新・プロの音プロの技 (Stylenote Nowbooks 6)には、録音は夜中にやると良いと書いてあったが、MIDIの録音エンジニアである筆者と、アマチュアバイオリニストのい~ぐるでは、条件がまったく異なるのだった(笑) |
大枚を払ったのに、使えないというのは、い~ぐるの美学に反するので、もう少し検証を進める。
疑問その1:問題はMR-1の録音品質にあったりしないか? ソニーのマイクをPCに接続してはないので(USB Audio I/Fに接続する変換ケーブルがない)ので、可能性0ではない。もし、そうだとすると、それは、最悪の結論なんだが(--;) 。 ということで、まずは、USB Audio I/F EDIROL 24bit96kHz USB Audio Capture UA-25EXのダイレクト出力をMR-1に接続するように、ケーブルを取り回す。(音を聴くと分かるが、このときに、接触不良にしたらしく、壮大なノイズが乗っている^^; ので、参考データである) ヴェルディ:乾杯の歌(C1+UA25) ヴェルディ:乾杯の歌(C1+MR-1) この2曲、同じマイクで、同じマイクアンプで入力している。MP3にして、ノーマライズすると区別がつかないほど良く似ている音色だ。(あたりまえか)。 とりあえず、少なくとも、MR-1で音色が劣化していることはないことが判明(一安心)。 次に、ECM-MS907をMR-1に接続し、C-1には、UA-25を接続し、先日同様に録音。 ビバルディ:冬第2楽章(C1+UA25) ビバルディ:冬第2楽章(ECM-MS907+MR-1) あれれ?先日ほど、MS907は悲惨な音ではない? もしかして、しばらく使っていなくて、マイクのユニットが固着でもしていたか? それでも、ハイ落ちというか、高域がまったくダメダメなのは、変わらないので、実験的に、イコライザを掛けてみよう。 ビバルディ:冬(MS907+MR-1+equalizer) このイコライザ、半端ない量をかけているのだ。 ![]() 普通はこんな乱暴な掛け方をしないのだけれど、何しろ、聴感上でも明らかに違うことが分かるほどのハイ落ちだったので、この程度は必要になる。 結論として、MS9067はイコライザかければ何とか使えそう(^^;)。 マイクのことをいくつか調べていたら、パナソニック WM61Aというマイクの評判がよいことに気がつく。 何しろ、評判によれば、数万する高級マイクに匹敵する音も期待できるらしい。(本当かいな) そのくせ、秋葉原で売っている値段は、安い。こういうのに目がない、い~ぐるである。明日、仕事で東京に出るので、帰りにでも秋葉原に寄ってみようか。。。 |
国際宅急便が届き、KORG MR1がやってきた。今朝、バタバタしながら、試用してみるが、そもそも、この機種、付属のマイクは動作確認用と書かれていて、普通に使うにはもっとまともなマイクを使えというのだ。使えないマイクなら付属させずに、値段を下げたほうがいいんじゃないの?などという無粋な疑問は、脇に置いておき、とりあえず、せっかく来たものは、使わなくてはなるまい。
以前、WEB上の評判の良さを見て購入しながら、音質に満足できず、お蔵入りとなっていた、SONY ECM-MS907 バックエレクトレットコンデンサーマイクロホンを探し出し、動作確認だ。 ![]() MR-1の説明書によると、(そこまで、いらないけれど)100KHz近く(CDの5倍近く)の音まで録音できるらしい。 どうせなら、今まで使っていたシステムと同時に録音して聞き比べができるようにしようと思い、両方セットアップする。マイクの位置は同一にはできないけれど、マイクまでの距離は、ほぼ同等となるようにして、2曲録音。C-1と書いているのは、BEHRINGER マイク C-1U C1である。これは、実売1本4千円くらいと、MS907(ステレオ)と値段的には、大差ない、安物マイクだ。 バッハ:Doulbe(ECM-MS907) バッハ:Double(C-1) クライスラー:美しきロスマリン(ECM-MS907) クライスラー:美しきロスマシン(C-1) あれれ?やはり、MS907は、フィルターがかかったような、こもった音になる? WEBをいろいろ見ても、褒めるレビューがおおいのですが、この結果の通り、全く納得いかない。 そこで、もう少しWEBの情報を探すと、こんなブログが見つかる。やはり、同じことを感じている人はいるのに、どうして、世間では、「ECM-MS907は音が良い」などと書く人がいるのだろう?実は使っていないで書いている?(--;) ということで、せっかくのMR-1だけれど、マイクの問題で評価にならない。さて、どうしたものか・・・ 単純な解決は、C-1用にファンタム電源を買ってしまうことだが・・・。 SAMSON サムソン +ファンタム電源供給機 また、投資なのか??でも、C-1だと持ち運びに不便だし、どうせ持ち運ばないのであれば、MR-1ではなく、KORG MR1000にすれば、電源内蔵だし・・・悩ましい。 とりあえず、明日にでも、おまけマイクがMS907より音が良いか試してみても悪くはなかろう。 |
アマゾンで見かけた、↓の本が届いた。
クレモナのヴァイオリン工房―北イタリアの産業クラスターにおける技術継承とイノベーション この本、タイトルの硬さと、値段の高さで、まったく購入意欲が湧かない本であったが、ふと、この値段とタイトルだったら、今買わないと絶版になって、二度と手に入らないかも?という心の声が聞こえてきて、ついポチっとしてしまったのだ。 表紙は・・・なんだかニャンタに似ていないか?と思って、表紙の説明を探したら、やはり、菊田師匠の作品で、横田氏撮影とあるので、間違いなくニャンタだろう。 なかをペラペアと捲っていくと、高橋明さんの写真が! これは、もしや菊田師匠も出てくるのでは? と探すと、インタビュー章のトリを飾る1ページの記事があった。 ![]() 中身には全く期待していなかっただけに、なんだか、得した気分(笑)。 今朝の朝練では、また、魂柱を少し動かして試してみる。 ヴィバルディ:冬第2楽章 |
世に貧乏暇なしといふが、まさしく、い~ぐるのことをいふのではないやと思ふ。
そんな(どんなだ?)わけで、今日も仕事だったのだが、そんな働き者を天が愛でたのか、不思議なことに、EMSが二つも届く。中身は・・・ ![]() ぉお~! これは、・・・ではないか(^^;)。 帰ってから、図書館に本を返しに行き、ついでに、↓を借りてくる。
図書館から帰ってからは、バヨの練習である。この日ばかりにと、たっぷり二時間練習したが、左手の指先が痛くなり、中止。左手、強く押え過ぎですよ。もっと、軽々と弾かなくては・・・って判っているんですが(^^)。 今日の自分への課題は、「できるだけ、きれいな音を出す」であるが、これが、難しい。楽器を鳴らすようにと、レッスンを受けていたころ散々言われたが、どうなると鳴っているというのかが最後まで分からなかったのだ(--;)。 もう一つの課題は、左手の位置だ。親指を中指に対向するあたりに置くことと、押える弦によって、親指のネックへの位置が変るという指示をレッスンを受けた始めのころに教わったが、未だにできない(--;)。例によって、一度に注意を払えるのは、一つだけという性格上の問題もある。 さらに三つめの課題として、曲に集中すべしである。どうも、高々数分しかない曲を弾くのに、曲のことだけを考えていられない(--;)。ふと、仕事のことが頭に浮んでしまったりするのだ。なぜ、曲だけに集中できない? しばらく弾いていて、低音側のしまりが悪い気がしたので、魂柱を少し動かし、バランスを取る。今日の練習は↓の一曲を集中的に行なった。(割には下手糞なのは、いつものことだ ^^;) バッハ:ドッペル(第2楽章) |
今日は、ピアノ・グループレッスン初日。
なにしろ、ピアノは35年ぶりのレッスンである。どうなることやら・・・ 10時半からのスタートだというので、10分前に着けばいいかと思って出かけたが、駐車場からスタジオまでが遠く、到着はギリギリになってしまった。 スタジオに、入った時、前のクラスの最後に講師の手伝いの学生さんたちが、連弾で、シューベルトの幻想曲をエキジビジョン演奏しているところだった。 スタジオには、グランドピアノが2台、エレキピアノが6台、エレクトーンが置かれている。一番奥には、パイプオルガンもあるが、今日は関係ない。グランド2台は少し床上げしてあって、小さなコンサートならここで出きそう。 ところで、参加の皆さん、ずいぶん平均年齢が高い気がする。おそらく、い~ぐるが最年少のような・・・(^^;)。 最初に、座る位置を指示されるが、い~ぐるは、グランドピアノに座るように言われる。 ![]() げっ、スタンウェイだ! (もう1台は、YAMAHAだった) 最初に自己紹介をということで、い~ぐるからスタート(多分申込み順なんだろう・・・)。 ウン十年前に半年だけピアノを習ったこと、ここ4年くらいはバイオリンをやっていて、3年ほど先生に付いて習ったことなどを話す。受講者は7人いたが、今回初めては、い~ぐるを含め二人だけで、他の人達はリピータらしい。で、誰かの自己紹介に、発表会の話が出てくる(うげっ!! 発表会なんてあるの?) レッスンは楽譜を渡され、それを皆で弾いていくのだが、右手だけ、左手だけ、両手と順番にやっていく。 このクラスの課題曲は、リストの「狩」のアレンジ(簡単にしたもの)と、ウェストサイドストーリからSomewhereである。狩には、一部指番号を振ってくれているのだけれど、指番号を見ると混乱する(2・・・って、中指だっけ?とか・・・)、上に、指示が、2→2でレ→ミとスライドするような部分は弾きにくい。なるべくポジション移動を少なくするように考えられているようだけれど、指が交差してもいいので、スムースに弾ける指使いに勝手に変更して弾く。(^^;) 個人練習の時間は基本的になく、先生の指示のもと、全員で同じように弾いていくが、集中力の欠ける い~ぐるは、指示を聞き漏らしたりして、違う所を弾きはじめたりするのだ(--;)。 次は両手で・・・と思ったら、「次にSomewhereをやりましょう」 まぁ、慌てることはないさ。 事務局から、二つのレベルのクラスを受けた上で、どちらに参加するかを選択してくださいと手紙をもらっていたので、次のクラスにも参加しようとするが、現場には話が伝わっておらず、しばし混乱。「見学されるそうです」という話で見学参加になったが、たまたま2台エレキピアノが空いていたので、普通にピアノの前に座る。 上級クラスの課題曲は、椿姫より「乾杯の歌」だ。これもアレンジしてあって、簡単になっているようだ。手伝いの学生さんが、「楽譜を作るとき、最初の休符記号の入力を間違ってしまったので、訂正してください」とのこと。アレンジもしてくれたのかな? こちらのクラスでは、時々個人練習の時間があり、その時に学生さんたちが、回って見てくれる。い~ぐるの弾いているのを聴いて、「スタッカートをもう少し意識すると、良くなりますよ」と学生さん。 何度目かの個人練習の時、「良く弾けているので、こちらのクラスでも大丈夫ですね」らしい。 次の曲になる時、「お待ちの方がいるので、交代してくれませんか?」と言われる。最初、2台空いていたのだけれど、遅れて人が来たらしい。(前にいると、後ろで何が起きているのかは分からないですね) 2曲目は、ウェストサイドストーリから、Americaである。い~ぐるは、ピアノがないので、楽譜を見ながら、音の確認をする。やはり、指の指示で、同じ指で、違う鍵を打つ指示が出てくるので、近くの学生さんに、「この指示だと、ちょっと弾きにくいし、音が切れる感じがするのですが・・・」と相談すると、「レガートの指示はないので、切れてもいいのですが、こんな感じの方が弾きやすいかも・・・」と 教えてくれる。 レッスン最後に、学生さんたちのエキジビション演奏でレッスン終了である。 二つのレッスン、都合2時間を受けたが、あっと言う間に時間が経つ。 最後に事務局がやってきて、「どちらに参加されますか?」と尋ねられたが、正直、二つのクラスどちらも、レベル的には、あまり変らないような気がしたが、中級クラスの方が人が少ないので、中級で受けることにした。 人が少なければ、また、スタンウェイを弾く機会が増えるかもしれないし・・・ (笑) 追記: 家に帰ってから、少し復習。 MIDIでリアルタイム録音してみる。 いつもなら、クォンタイズをかけたり、左右別々に録音したりするが、今回はピアノ練習なので、完全に一発録りである。(もたつくとか、下手とかのクレームは、御勘弁。なにしろ、35年ぶりのレッスンである←こればっか ^^) リスト:パガニーニ大練習曲 No.5 「狩」 もう一つのクラスの課題曲も録音(ただし、左右別に ^^;)。もたついたり、間違ったりしているけれど、まぁ、初日なんで、こんなものでしょう←自分に甘い、い~ぐる ヴェルディ:椿姫より「乾杯」 |
普段、い~ぐるの録音は、ローランドのUSBオーディオインタフェース(UA-25)にコンデンサマイク(C-1)をデスクトップパソコンに接続して行なっている。
これはこれで特に問題ないのだけれど、外に持ち出す機動力がない。 なにかの検索で、Sonyの PCM-D50の記事を読んだが、内部の回路基板一つにも気を使い、かなり本格的な録音機を目指しているらしい。他社の売れ線のPCMレコーダに比べ高いのだれど、それなりの意味のある値段設定なのかもしれないと思い始める。もちろん、欠点もある。最大の欠点は、記憶媒体にメモリスティックなんてやつを使うという・・・。SDカードに比べ、媒体の値段が段違いに高価になる。(変換アダプタも売っているらしいけれど、安定性に問題がありそうだ)
そう考えると、同じくらいの価格帯の他社のレコーダも気になる(^^;)。
これらのレコーダの中で、他と一線を画しているのが、KORGのMR-1である。この機種、SACDと同じ、高速の1bit録音をしているのだ。安価なAD変換器は、原理的に、1bit録音のものが圧倒的に出回っていて、それをPCMに変換して出力しているのだが、変換はせずに(もしくは、ソフトにまかせて)、1bitの出力を直接出した方が素直な音になるのは明かなので、MR-1の思い切りは、好ましいと思う。その上、ハードディスク内蔵というのも面白い。その上、この価格帯にしては、例外的に軽く、機動力も充分だ。 もちろん、ここまでは、机上購入シミュレーションだけで、5万近い値段のものを(普段は使わず、出先だけのため)、貧乏人のい~ぐるが買うわけがない。 と、ふと、Ebayを見ると、MR-1が$200? あれれ?2万円ですか?送料も、$35程度なので、思ったより安い? もちろん、MR-1だと、マイクを別に用意しなくてはならないし、電池の持ちも心配だったりするが、不思議なことに、我が家には、使いもしない
こんなものがあったりするのだ。まるで天の声が聞こえてきたかのように・・・(笑) |
郵便受けに、イギリスから国際便が入っていた。
なんだろう?と開けてみると・・・ ![]() 竜の血の粉である。ホグワーツのあるイギリスのことだ、きっと、何かの魔力を感じて、送ってきたに違いないだろう。 さて、これは、何の役に立つのか・・・(笑) ところで、話は、時間を遡るが、今朝の朝練では、右手と左手のコンビネーション(というかタイミング)に焦点を当てた。移弦を含むパッセージで、右手と左手がバラバラになる傾向にあるのだ。この練習には、「美しきロスマリン」が丁度良い。この曲、一見それほど難しそうではないのだが、じつは、どうして、なかなか難しいのである。元の楽譜は、弓を飛ばして弾くように書かれているが、弓を飛ばしながら、左右のタイミングを合わせるなんて、到底でないし、弓を飛ばすだけの練習を別途しない限り、簡単に弓なんて飛ぶものじゃない(羽根も生えていないし ^^;)、ので、以前レッスンで教えてもらったように、スタッカートに変更するが、アップとダウンの切り替えとか、アップ to アップで弾く場所とか、もたついてしまう。 そもそも、注意力散漫な、い~ぐるは、楽譜に集中していられない。指が覚えているようなフレーズに来ると、気もそぞろになって、違うことを考えたりするのだ(もちろん、そんなことを許すような曲はないので、ふと楽譜を見失なったときに、演奏も失敗するケースが大変多い。数分くらい集中しろう←自分 クライスラー:美しきロスマリン |
ここしばらく、火曜日は東京で仕事なのだが、ふと、Kevinさんのブログに、ゆっくりセッションの開催の案内があり丁度火曜日に開催すると出ていたのに気がつく。仕事なので楽器は持っていけないけれど、久々に顏を出してみた。(結局、自作フルートを持っていたのだが・・・)
ずいぶん行っていないなぁと、さきほど、ブログの過去記事を調べたら、ほぼ2年ぶりだ。 知った顏も半分くらいはいたので、ままよと、参加したが、聴くだけの曲の方が多い。唯一持っていった、フルートであるが、そもそも、い~ぐるはフルートの音をほとんど出せないのだ(爆)。 それでも、ゆっくりのAirくらいは吹けるかと、少しずつ、音ならしをしていたが、いつも、よく気を使ってくださるハルさんが、「じゃぁ、Iniseerをやりましょうよ」と声を掛けてくれる。(結局、フルートでは、うまく吹けなかったのですが) 思うように吹けないフルートではストレスが溜るので、Kevinさんの持ってきたフィドルを借りて、時々参加。(知らない曲が多いので、フィドルでも参加は難しい ^^:) 弾けない曲の方が(圧倒的に)多いのですが、音の中にいるのは心地良いですね。 みなさん、上手になって、素晴しい演奏が多い中、雑音でご迷惑をお掛けしました(m_O_m)。 もう少し何とかしたいと思いますので、また遊んでやってください。 帰れと石を投げられそうだが・・・(笑) |
い~ぐるの所に短期の研修にタイから来た人がいる。彼女がタイの民族楽器を演奏するというので、(お互いの)つたない英語でどんなものか教えてもらったが、打楽器のような演奏で、シロフォンに似ているというところまででは、いまいちイメージが分かなかったので、ネットで検索してみた。
今日の話だと、Kimという楽器らしいので、探すと、↓のようなものが見つかる。 民族楽器はどのように習うのかと興味深かったが、独学ではなく、それを教える学校があるらしい。 夏に出張でタイに行く予定だが、kimはさすがに持って帰れないので、もう少しお手軽な民族楽器はないかと探すと、sawというのがあるらしい。こちらは、二胡のような楽器で、軽そうだ。 (なんだか、このオジサン、い~ぐるに似ている感じで、ちと、・・・だが(笑) 彼女にsawはいくらくらいで買えるのかと聞くと、3000バーツ位ということだが、バーツで言われても分からない(^^;)。大体1万円くらいらしい。 まぁ、民族楽器はともかく、自分の楽器を何とかしなくっちゃということで、今朝も、朝練の前に、少しだけ、裏板のアッパバウツのエッジ付近を整えてみる。確認音源として、スピッカートの歯切れが必要なゴセックのガボットにしてみる。 ゴセック:ガボット |
図書館にCDとDVDを返しに行ったついでに、宮沢賢治の原作で、高畑勲監督のアニメを借りてきた。
実は不勉強で、原作を読んだことがないのであるが(^^;)、こんなお話だったのですね~ (ちなみに原作が青空文庫に収録されていた。) 現代の若者像と重なるというゴーシュ君、不器用なところが、い~ぐるにも通じるものがあるかも?動物達の本当の意図は良く分らなかったのだけれど、原作を読むともう少し分るのかな? 図書館のDVDは、傷があるようで、ネズミのお母さんが出たあたりが画像が乱れてしまう(残念)。 アンドロメダの雲は、魚のお口の形・・・ このフレーズだけやたらと耳に残ってしまう(^^;)。 ついでに、本も一冊。
モーツァルトの楽譜からバイオリンソナタを弾いてみようと思い、ピアノ部分を入力してみる。曲は、バイオリンソナタ第28番ホ短調 k304だ。この曲、グリュミオーのものが有名だという。
グリュミオーの音を再現できれば、この上ない幸せなのだが、当然現実はそうはいかないのだ。 バイオリンソナタであるからには、ピアノパートとの掛け合いが肝であり、伴奏なしでは意味がない。そこで、例によって、電子ピアノを使ってMIDIの入力をしてみる。 しかし・・・バイオリンソナタは、ピアノパートが難しい(--;)。もちろん、一度にリアルタイムで演奏なんてできるわけなく、1~2小節単位で、右手だけとか左手だけとか、重音は分解して入力しているのであるが、そうであっても時間がかかる。 ということで、1ページ途中で入力を挫折したので、演奏もそこまで(爆)。 モーツァルト:バイオリンソナタ K304 |
特にE線の開放弦で顕著なのだけれど、弓が弦を噛まずに、スカッと滑る時がある。だいたい、他の弦から移弦して、E線開放弦を弾く時に起きることが多いような気がしていた。
今日の練習では、音色を良くすることを気にしながら弾いたが、弓を真っ直ぐに弾くことを気を付けても、弓が弦から離れないように気を付けてもやはり滑る時には滑る。 移弦の多い、バッハの無伴奏パルティータのDoubleを練習しながら、原因を考える。すると、何となく、原因が特定できたような気がした。 問題だったのは、運弓の方ではなく、左手だ。滑る時には、E線に他の指が触れていたり、E線に置いた指を離すのが遅れたりする場合のようである。他の弦は、多少、運弓のスタート時点で弦の振動がしにくくても、おそらく、弦と弓が噛み合ってくれるので、普通に音が鳴るのだろう。E線の場合、細くて、弓と弦との初動の振動エネルギーが小さいので、音にならないままとなるような気がする。 もちろん、滑るのは、い~ぐるが使っている弓には、釣り糸を張っているというのが原因の一つなんだろうれど・・・( ^^;) まぁ、とりあえず、原因らしきものが判ったので、左手に気を付けて演奏してみる。もちろん、音色のためには右手にも気を付けなくてはならないし、楽譜もよく読まないといけないので、忙しい(--;)。 Bach:無伴奏パルティータ1からDouble 昨日、見開き2ページだけ、伴奏を入力した、モーツァルトの弦楽四重奏K157であるが、ビオラパートを含め、最後まで録音してみた。今日は、1~3小節単位でのリアルタイム入力だが、特にビオラパートもリアルタイム入力にチャレンジしてみた。 当初、楽譜通りリピートありの伴奏を作ったが、あまりに長い(12分以上)なので、リピートなしに変更。 例によって、こちらにアップしてみる。 Mozart:K157 |
い~ぐるが車のCDトレイに入れっぱなしにしている、100曲モーツァルト =10枚10時間3000円 には、いろいろなサブタイトルが付けられている。
である。このサブタイトル どうよ と思うが・・・ このブログの記事のタイトルは、これにあやかったのではなく、単に朝、食欲がなく朝食を食べなかったので、朝飯前になっただけだ(笑)。ついでながら、昨日の夜も食べなかったので、夕飯前と言ってもいいが、夕飯前はあまり一般的とは言いがたいので、やはり、朝飯前の方が馴染む。 ところで、弦楽四重奏曲第4番ハ長調 K.157のAndanteの楽譜をダウンロードし、Vn2,Va,Vcのパートをピアノから入力してみた。朝なので、リアルタイム入力で何度もやり直す時間はなく、ステップ入力にしたし、見開き2ページのみの入力である。演奏を聴いたCDは廃盤らしいが、この曲、例えば、超天才モーツァルトの神秘3「潜在能力の開発者モーツァルト」にも入っている。 比較的ゆっくりの曲であり、入力したパートを伴奏として、1st Vnを、音色に気を付けて演奏してみようとしたが、きれいな音色で演奏するのは難しい。中でも、アルペジオ部分は、どうやっても艶のある音にならない(--;)。 どうすりゃいいのさ~ こんな時、レッスンを受けていれば、疑問を解消できるのにと思ったりするが、とりあえずは、回り道でも自分で探求していくことにしよう。 道はいつか開けるさ♪ 今朝の録音である。 Mozart:K157 Andante |
夕べ、帰ってから、少し練習してみたが、やはり、tuttiがないソロだけというのも寂しいので、久々にピアノを使って、tuttiパートを録音してみた。(昨日、帰りに、楽器屋で、ミニチュアスコアを買っていたのだ)
いつもは、ステップ入力(音の長さをPCで指定して、音程だけ鍵盤から入れる)をしているのだけれど、ピアノの練習を兼ねて、リアルタイム入力にトライだ。 といっても、いきなり、全部弾けるわけはなく、1小節ずつ、切り刻んで入力するのであった。こういうところが、PCの便利なところで、カセットテープなら、こんな風にはできない。(しかも、今回、クォンタイズという機能を使って、16分音符の境界に音を強制的に並べたので、多少、演奏にムラがあって、リズムが狂おうとも、PCの方で直してくれる(はず)。 それでも、tuttiパート全部を入れるのは大変なので、1st VnとVcのパートだけ入れてみる。Bとも書いてあるけれど、コンバスでは、下のE♭の音出ないだろう?(調弦変えるのかな?) 時間が出きたら、2nd Vnも入れるつもりだけれど、Vaは楽譜が読めないので、どうしよう(^^;)。 夕べの録音、音色ももう一つと感じた(演奏のことは見えないほど高い棚の上に置いておく)ので、録音ついでに、eagle君の裏板のアッパバウツあたりのエッジを削ってみる。 さて、良く見ると、G線側のCの部分、少しいびつ? ここも削るか・・・と、少し削ってから、ふと疑問に思い、ちょっと押してみると・・・凹む(^^;)。まただ・・・eagle君、君は、こういう運命なのだよ(爆)。 とまぁ、問題はあるが、とりあえず、演奏である。 ビバルディ:四季より、冬第2楽章 追記: Vn2まで入れたので、利用する人がいるかもしれないと思い、作成したMIDIもアップしておこう。 ビバルディ:冬第2楽章 Tutti |
某アマ弦楽アンサンブルにいるW君、以前から定期演奏会に来てくださいと言われていながら、スケジュールが合わないことが多く、興味はあったが、なかなか実現しなかった。
いつもは、5月中旬以降だったが、今回は、今日、こどもの日に行なうという。 実は、偶然にも、このアンサンブルに、noriさんが参加されたのだった。このアンサンブルには、知り合いが二人いることになったので、これはやはり行かなくちゃと、(往復で行なう仕事の書類を抱えて)出掛けた。 座席指定はないので、開場時間少し前に行くと、もうかなり並んでいた。それでも、真ん中の席は空いていたので、階段になり始めた所(通路の一つ後ろ)の真ん中に席を取る。一つ前は、パンフレットが置いてあるだけで、人がいなかったが、その左右は(かなり)年配の女性なので、たぶんお仲間が来るのだろうと思っていた。い~ぐるの右には、幼少のお子供。(コンサートを聴いていられるか?)左は、同世代くらいのご夫婦である。開演近くになって、会場を見回すと、ほぼ満席であり、後から来た人達が席を探すのに苦労している。すごいな、いつもこんなに満席ですか? 開演直前に、前の席に人が来た。なんだか、やたらと座高の高い男だ(!)。い~ぐるの席は、階段一つ上っているのに、彼が座ると、正面が全く見えない(怒)。 演奏者が入場してくると、後ろの席から、「だいぶ人が入れ替わったなぁ~」と話し声が聞こえてくる。「W君はどこだ?あれ、いないんじゃないの?」「あ~いたいた、あそこ、前から2番目だ」 そうか、彼等もW君の知り合いなのか(^^;)。W君、姿勢が悪いよ、横から見たら猫背丸出しだ(笑)。 第一部は、ビバルディ 四季 全曲 う~ん、いきなりですか・・・? ずいぶん、重い曲を一部に持ってきたのですね。でも、アマとは思えない、きれいなアンサンブルで、ソロ(これはプロのゲスト?)も素晴しい音色を聞かせてくれる。 曲が始まると、あっと言う間に、右のお子供は寝ている。(寝息を立てないように (^^;)。まぁ、静かにしていてくれる分にはありがたいが・・・ 第二部の三曲も、どれもメインにしてもおかしくない曲が並ぶ豪華なメニューだ。お子供は起き出してグズリ始めた(^^;)。左のご夫人は、こちらに寄りかかるように寝ているし・・・ とまぁ、いろいろとあるが、アンサンブルはいいね。い~ぐるが入れそうな(好きな時だけ参加して、忙しい時には、いつでも、放ったかしにできるような)団体が近場にあるといいのだけれど・・・。 ないのなら、自分で作るか?(爆) 四季の冬の第2楽章、とても良かったので、家に帰ってから、真似してみる♪ ビバルディ:冬 第2楽章 |
屋根の上のバイオリン弾きを返しがてら、また、一枚DVDを借りてきた。
映画は、古いモノクロの映画、「オーケストラの少女」。1937年の作品で、アカデミー賞特別賞を受賞している作品だ。
この映画、指揮者のレオポルド・ストコフスキーが実際に出演して、指揮をしているのだ。主演のディアナ・ダービンも元気がよく、歌も上手でいい感じだ。 失業中のトロンボーン奏者の父やその仲間達のオーケストラの実現に走り回るヒロインと、彼女に振り回される周りの大人達がほほえましい上に、歌声は美しいし、数々の名曲が演奏されるすてきな映画だ。 図書館から帰ってから、少し夕練。自分の演奏は、どことなく(?)、重いと感じる今日この頃なので、今日の課題は、軽い感じで演奏すること。さて、結果やいかに・・・(^^;) |
ハッチンスらの提唱するタップトーンによる板厚調整方法に意義を唱える人は多い。論点としては、組み立て前の表板や裏板の厚さと特性は、楽器に組合せた時の特性と関連があるのだろうか?という所だ。Wakeの本でも、
Technique of Violin Making Courtnailの本でも、 The Art of Violin Making どちらもハッチンスの方法を使っている。Coutnailは、はっきりと、色々な方法はあるけれど、タップトーンの手法は初心者が良い結果を得やすいから採用していると書いているので、この方法の限界も分って紹介しているのだろう。 このところ、アンダ君やeagle君の板を削りながら音を確認しているが、上述の問題意識をなんとなく実感しつつある。というのは、(タップトーンは板の自由振動なので、)エッジ付近を僅かに削っても、タップトーン周波数にはほぼ影響しないのだが、音は明かに変る。 共鳴した振動系において、自由端の振動と固定端の振動モードは180度位相が変るのだが、ハッチンスらのタップトーンは自由振動する板であり、対して、バイオリンの板は、エッジ付近を横板に接着されている。固定端は、物理のモデリングでは、振動しないこととして式を立てる。その時、仮想的に逆方向から180度位相が異なる波が進行してきたとみなすことができる。自由端では、逆方向から、同相の波が進行してきたとみなすという違いがあるのだ。 それでは、バイオリンは完全に固定振動かというと、そうでもなく、エッジ付近にかけて、板が薄くなっているので、ある程度自由端的な動作をしつつ、固定されているという複雑な動きをする。エッジ付近を薄くすればするほど、自由端のモードが強くなり、厚く作れば、固定端的に振る舞うだろう。 スプルースの音速は、木目方向とその直角方向で、何倍も異なるので、上記の話は、駒から遠くても、アッパバウツのエッジ付近でも同じように成り立つ。 そこで、eagle君のアッパバウツのエッジ(ネックの下あたり)をもう少し削ってみた(^o^)。 例によって、確認録音をしてみよう。 ベートーベン:ト長調のメヌエット |
日本では、森重久弥のミュージカルで有名な「屋根の上のバイオリン弾き」だが、今日、、図書館に行ったら、映画のDVDがあったので、借りてきた。
ミュージカルも見たことないし、話は全く知らなかったが、バイオリンソロをアイザック・スターンがやっているだけでも、いいじゃないかと思ったのだ。が、実際に映画を見てみると、バイオリンソロって、ほとんどない(^^;)。映画は、ロシアの末期、皇帝がユダヤ人たちを迫害していく激動の時代における、生活スタイルと個人の結婚観の激変にとまどうお父さんの話だ。 バイオリン弾きが主役だとばかり思っていた(無知な)い~ぐるには、多少肩透かし的な感もあったが、これはこれで面白かった。 図書館では、この他、 スメタナ:連作交響詩「わが祖国」 と、 愛の挨拶/夢のあとに ベスト・オブVN名曲 も借りてきた。図書館のCDなのだから、いつでも借りられるのだけれど、いざ借りる段になると、いろいろと迷ってなかなか決まらないのはなぜだろう?(^^;) |
スクレーパーが届かないので、そのままになっていたネックの下も削っておこうと、金ノコの歯をスクレーーパーとして、さらに削る。こういったところは、厚さの確認が難しいので、おそるおそるの作業になるが、とりあえず、確認録音。
マスネ:タイスの瞑想曲 |
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