2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む --- 初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
何となく、Gmailの広告をクリックしたら、視力回復の話で、要は情報教材を買えという広告なのだが、その一部に眼の筋肉は使って鍛えるので、眼鏡はない方がいいとか書いてあった。これも程度問題で、ピン惚けに眼が慣れてしまうと、NGのはずなので、丁度良い加減が難しい。そもそも、私の眼は自律調整に弱いらしく、ピン惚けでも平気なので、巷の視力回復方法が通用しないことが多い。今回も普通にスルーするようなものだが、ふと、家にいる時くらい、眼鏡を外してみてもいいかも?と思い、今朝の朝練は眼鏡なしでトライしてみる。
昨日から今朝にかけて、アッパバウツのネック寄りをさらに少し削ったeagle君、音階を弾く限り、結構、いけそうな雰囲気である。と、気を良くして、曲を弾こうとするが・・・眼鏡なしでは雰囲気しか分からない~(爆)。 ある程度何度も弾いている曲は、雰囲気が分かれば、弾けそうな気がするので、パガニーニのカンタービレである。 paganini: Cantabile 何度も弾いていても、間違えるとは、これいかに(爆) |
このブログの命名のきっかけになった本は、
アダルト・ピアノ―おじさん、ジャズにいどむ (PHP新書) というものだ。この本に感激したとか感動したということは「全く」なく、単に、この響きが頭に残っただけなのだった(^^;)。ようするにパクりなのだが、まぁ、それはそれとして・・・ 今日、以前、申し込みをしていた「大人のためのピアノ教室」のご案内がきた。アンケートにバイオリン はやっているので、ト音記号はある程度読めることと、大昔、半年ほど習ったことがあると書いたら、「レッスン経験がお有りの方」という案内状が来た。でも、レッスンって、数えてみたら35年くらい前なんですが・・・これでも、有りってのでいいのか?(--;)。 経験ありのクラスも二つに分かれていて、時間が違う。最初のクラスは、「多少のピアノレッスン経験があっる方を対象としています」である。次のクラスは、「ある程度ピアノが弾ける方で、基本的なことの復習や、新しい分野への挑戦、更なるブラッシュアップなどを目指している方を対象としています」 ということで、どう考えても上級クラスではなさそうなのだが(^^;)、一先ず両方をご案内させていただきます、と来た。 まぁ、話の種に、見学くらいはしてみてもいいかも? ところで、「アダルト・ヴァイオリン」にピアノの話を載せると、ブログがピンボケの感じになるやも? ここは、やはり、もう一つブログを立ち上げるべきか? 題して、「あだると・ぴあの」・・・って、それは、まんま、パクリじゃろうが(爆) |
マイコミジャーナルの記事に、琴を忠実に再現したiPhoneアプリの記事が出ていた。
これを使うユーザがどれだけいるか分からないが、自分が作るアプリのヒントにはなる。 http://journal.mycom.co.jp/news/2009/04/28/038/index.html ふふふ、そう、iPhoneアプリを作れるようにと、MacBookを買ったのだよ、明智君。 あっ、・・・、でも、私のプリペイドの契約だと、iPohneは動作しないのだった(爆)。 |
アンダ君の裏板の様子を少しずつ押しながら確認していた。
その時である。 パキッ!!!?? げげ、裏板にヒビが入った(><)~
などと、走馬灯のように諺が頭に浮ぶが、割れたものは戻るわけではない。 実は、そうわけでもなく、木でできたものは、補修がきくのだが(笑) 石橋を叩くばかりでは、なにも進まないし、 馬には乗ってみよ人には添うてみよ と、世に言うではないか(爆) 懲りない い~ぐるは、eagle君の裏板のE線側のアッパバウツとロアバウツの周辺部分を削ってみる。 例によって、確認録音だが、久々にドッペルの第2楽章である。 バッハ:2つのバイオリンのための協奏曲 第2楽章 こんなに長かったっけ?(^^;) |
多少でも、バヨに触る時間があるかなと思っていたが、名刺を職場に置きっぱなしだった(昨日気が付いていて、わざわざスケジュールに名刺と書いたのに、今日はすっかり忘れていた)ので、職場まで取りに戻っていたら、これから練習する時間は取れなさそう・・・(--;)
朝、eagle君の、E線側をもう少し艶やかにしたいと思い、裏側を削ってみて、バタバタと録音だけしていたので、アップロードしておこう。 Bach:Double さてさて、慌しく、出張である。せっかくの韓国なのだが、今日は夜中にホテルに着くし、明日は朝から夜までスケジュールいっぱいだし、明後日は、朝9時の便で帰国という驚くべきハードスケジュールだ。(誰だ、こんな計画立てた奴は・・・) ウォンは全く必要なさそうだ(爆) |
最近、登場しないが、アンダ君、君のことを忘れたわけではないよ。ただ、ほんの少し忙しかっただけなんだ・・・
明日だって、ほら、夜8時の便で、韓国に行かなきゃならないし、金曜は、朝、9時から夜7時までビッシリ仕事だし・・・ (土曜の朝、9時の便で日本に戻るんで、現地では何もできない --; ) 今朝、ふと、eagle君の最近の削りの経験を反映させて、アンダ君も、もう少し調整してみることにした。 Bach:Partita II - Allemanda(アンダ君) アンダ君を弾くと、eagle君も、さらに調整したくなる(?)ので、もう少し削り、同じ曲を録音してみた。 Bach:Partita II - Allemanda (eagle) こうやって、交互に調整していくことで、どんどん削られていって、穴が開くんじゃないの?と不安を感じながらも、音色は好みに近づいたり、また離れたり、一進一退なのだ(笑)。 全く違う楽器だけれど、こうして並べて聴くと、音の傾向は似ている?もちろん、目指す方向が似ているので、当然かもしれないが、不思議だ。 |
充分鳴らせば、音色といては気持ちよくなったeagle君だが、発音に少し気を使うE線、A線にもう少しレスポンスの良さが欲しい気がした。そこで、魂柱を動かし、ロアバウツのエッジなどの修正をしてみる。夜になったので、こっそり弾いているから、本来の鳴りではないかもしれないが、発音が容易になって、「レスポンスの良い」楽器の仲間入りをしたかもしれない(^^;)
バッハ:主よ人の望みの喜びよ |
私は、どうも慎重(臆病?)すぎるところがあり、思い切って物事を起すのが苦手である。自分から行動を起すのを苦手としている男を草食系男子とかいうのだっけ?
ウィキペディアの概要の部分を読むと、全部ではないにしろ、当て嵌るところも多い気がする。20代という所は決定的に違うが、まぁ、心はあまり20代と違わないということで(^^;)。 ウィキペディアによると、草食系男子の主な特徴とされるものは以下の通り。
さてさて、そんな私である。eagle君の削りにしても、ビクビクしながら少しずつ削ってきたのだけれど、今日は、一日、家にいたし、自分を奮い立たせて、大胆な削りに挑戦だ。 ![]() ![]() 確認音源は、↓ ドボルザーク:ユーモレスク |
といっても、過去のレッスン曲の中からなんだれど・・・(^^;)。
さすがに、だいぶ弾いていないので、指は回らないぞ。 モンティ:チャルダッシュ eagle君は、またまた、かなり削られての演奏だ。音としては、もういいような悪いような(^^;)、結局、良い音ってなんだろうというのに基準がないので、キリがない(爆) |
ということで、またまた、eagle君は削られる運命に・・・
今回は、表板のCからロアーバウツにかけてのエッジである。 駒や魂柱から遠くなると、音への影響は小くなるので、どれだけ変ったのか興味あるところだ。 確認録音は、春の歌である。 メンデルスゾーン:春の歌 |
アンダ君の時には、もともと板厚が分厚いこともあり、全エッジを掘り下げたが、eagleの板厚は、キットを作る時に調整した(つもり^^;)なのでC部だけでもいいかなと思っていたが、やはり、もう少しだけ調整しておこうと、表板と裏板のアッパーバウツの半分ほどまでエッジ回りを削ってみた。
ただ、このあたりがどれだけ音に影響するのか全く検討もつかないので、確認録音してみる。先日から調整の方向性は間違っていないと思うのだれど、結果は一途に上るものではなく、いろいろだ。 さて、現状は・・・ タイスの瞑想曲 |
のだけれど、そもそも、「きれいな音」ってどんな音?という根源的な問題提起があり、ここで詰まってしまうと、方向性が出てこない。美音と言われるグリュミオーや、クライスラーのCDを聴きながら、自分の演奏を調整したいと考えているが、そもそも使っている楽器も弓も弦も全く違うのに同じ基準では比較できない?
そんなことより、まずは、「音程」を合わせてくれ~という声が聞こえてきそうだ(爆)。 夕べから今朝にかけて、eagle君のロワーバウツとアッパーバウツのエッジのあたりをもう少し削ってみた。板の振動を横から押えつけるのは、バイオリンの振動モードにとってあまり嬉しくないような気がしたからである。 確認録音は、少し音程に注意して、ゆったりと弾いてみた。(当社比) パガニーニ:カンタービレ |
てきとうなところで、お茶を濁すべきなんだろうけれど、朝練していて、やはり、もう少し・・・と思いはじめて、eagle君の表板の調整を行なった。まだC部以外のエッジの彫り込みが不足しているのだけれど、センターから遠くになるほど音響的には重要性が薄れるだろうから、パーフリングがボロボロになって補修が大変になる危険と削りたい気持ちの間で揺れるハートである(^^;)。
![]() 削ったら音響確認ということで二曲録音してみた。 パガニーニ:カンタービレ ラフ:カバティーナ 毎度のことながら、音の確認の録音なので、「音楽」として聴かないように(爆)。 |
eagle君のエッジだが、少しずつ削ってきたが、もう少し大胆に削ってみる。
目下の所、一番の懸念は、ニスを塗る時に、果して、同じ色のニスを作れるかということだ(^^;)。 もう一つ、エッジのあたりを削っていたので、パーフリングもかなり切れ切れになっている。 こいつらの補修もしなくては・・・ 例によって、音響的確認である↓。 Bach: Partita 2, Allemanda |
バイオリンの表板や裏板は、横板に接着するために、
エッジ付近の裏側には「のりしろ」として、 アーチになっていないところがある。 板厚を、音響的に響く厚さのままエッジまで作ると、 薄すぎてもろいので、端は少し厚めにしておきたい。 という事情を考えると、エッジ付近は、けっこう彫り込む必要があるかも? ということで、全体をやるのは大変なので、しっかり振動して欲しい、C部のまわりを もう少し修正してみた。 ![]() 夜、帰ってから、確認の録音をしてみる。(夜なので、あまり練習しては ご近所から苦情が来そうで、練習不足の演奏のまずさは目をつぶろう。 心で聞いてくらはれ (笑) パガニーニ:カンタービレ ドボルザーク:ユーモレスク ブラバンンキッズの本によると、プロが指導すると的確な指摘でグイグイ力が付くという。 やはり、たまには、演奏の欠点をきちんと指摘してくれる指導を受けたいものだ。 といっても、時間はあまり取れない、いいかげんな生徒に懇切丁寧に教えてくれる先生は いるのだろうか(^^;)。 |
仕事の休憩中に、今朝、録音した練習曲をアップしておこう。
Eagle君は、もう少し、表も裏も削り、表は、アッパバウツのエッジもパーフリングの外 2mmくらいから立ち上がるように削り、シットリした感じの音になりつつある(気がする)。 曲は、バッハ無伴奏パルティータからDouble 心を落ち着かせるように、できるだけ、ゆったりと弾く訓練を兼ねて録音。 Bach:Partita I double 後から振り返ると、「ああ、そういうことね」と思うのだが・・・ 弾いている時には、走っていることに気がつかないもの。 |
再びeagle君の身を粉にしてもらう(^^;)。
あいかわらず、C部だけ削っているが、表側と裏側の削りのバランスが重要で、 ある程度落ち着いたら、他のエッジ部分も少し手を入れるかも? eagle君は、何も分からない時期の作品なので、おそるおそる削っていたので、 エッジもパーフリングのあたりから立ち上がっていて、振動部分が一回り小さいのであった。 曲は、バッハ無伴奏パルティータIIより、Allemanda Bach:Partita-II Allemanda 話は全く変るが、最近、気になっているものがある。
この機種、24ビット録音が可能なレコーダで最安値ではないだろうか? ネット上の評判は微妙だが・・・(^^;_) |
先週のことだけれど、二宮の杉山邸で、ヴァイオリンとチェロの小さなコンサートがあった。
ありそうな気がしたが、この構成は珍しいのだそうだ。 演目は↓
バッハのピアノ曲を二本で弾くのは楽しそうですね。 (曲によっては、少しアレンジすれば、バイオリン二本でもいけそうな気がする) 今朝、Eagle君は、裏も少し削ってみたので、試し録音↓ ラフ:カバティーナ |
「2009年度、団結して頑張ろう~!」 (総論賛成)
「ところで、Eagle君、身を粉にしてくれたまえ」 ![]() 「わ、私がですか・・・?」 (各論反対) と、いろいろあるが、Eagle君には身を粉にしてもらった。 ![]() アンダ君も相当削ってきて、この経験を他にも活かせないかということだ。 内部を全くいじっていないアンダ君と比べ、Eagle君は、内側の仕上げは(削りすぎている裏板の一部を除き)、そこそこまともだと思っているので、外側を少し修正するだけで、張りのある良い音になるのでは?と期待している。 そこで、とりあえず、C部の周辺部を深くえぐり、パーフリングの外側まで、エッジを広げてみる。 しかるに、その音は・・・ Bach:Double |
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