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バイオリンの音
先日購入した
l-mozart.jpgバイオリン奏法
(1998/12/10)
塚原 晢夫、レオポルド・モーツァルト 他

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は、作曲家のモーツァルトのお父さんが1756年に出版した本の翻訳だ。
1756年といえば、日本は江戸中期(って、関係ないか 笑)、イタリアでは、ストラディバリ没後20年くらいの時期だ。
この本の序文(といっても、14ページもあるんだけれど)には、弦楽器の話や音楽の小史などが収録されている。弦楽器の中でも(当たり前だが)バイオリンに力を入れて書かれている。
その中には製作者についての話もあり、目を惹いた節にはこんなことが書かれている。

「なぜバイオリンはそれぞれこうも異なっているのでしょうか?・・・中略・・・これは全く、一人の人と、他の人の仕事振りの差によります。彼らは、高さ、厚さ等々を全て目で決め、一定の原理を決して得ようとはしません。
・・・・
このようにして、学識のある博士諸公は、数学の力とバイオリン製作者の関心によって、音楽の問題にとってはかりしれない貴重な役割を演ずることができると信じます。」

これは、今出版された本ではなく、はるか250年前の本に書かれているのだ。
う~ん、と、この節を読んで考えてしまう・・・250年間の進歩ってなんだろうね。

で、その後に、

「さしあたって、勤勉なバイオリン奏者は、弦や駒や魂柱を変えることによって、できる限り自分のバイオリンを改良するため全力を尽くします。」

などと書かれているのだ。
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2008/02/12 23:37 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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