2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む ---
初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
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当たり前に使っているけれど、実は、案外歴史は新しいらしい。
職場の図書館で借りた、
を読んでいる。これは、色々なところに書いた小文をまとめた本だ。 その中で、鈴木氏は、バイオリンの顎当ては1820年以降、チェロのエンドピンは19世紀末に一般化したと書いている。この説によれば、ストラディバリやグァルネリの時代には顎当ては使われていなかったはずだが、ストラドタイプとかグァルネリタイプの顎当てって何だろう?って疑問を感じる。 鈴木氏はチェリストなので、本にはチェロの話を中心に書かれているが、面白いのは、チェロの定番曲となっているバッハの無伴奏チェロ組曲の話で、これの5番と6番は楽譜に特別な指示が書かれているが、多くのチェリストはそれを無視して弾いているということだ。 彼の解釈のチェロ組曲を聞いてみたいと思って、二宮町の図書館を検索してみたら、ちゃんと1枚在庫しているらしい。次に図書館に行く時にでも借りてこよう♪
年代的に、ストラディバリやグァルネリは顎当てなしを前提にバイオリンを作っていたはずだし、パガニーニだって、顎当てを使ってない様子だったので、普通に顎当てなしでバロック時代の曲は弾けるのだろう。(前に試した限り、それほど無理はないかもしれないと感じている) 私の場合、顎当てを使おうと使うまいとひどい演奏には変わりないということだが(爆) |
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来月から先生が産休に入るので、今日は産休前の最後のレッスンである。
まずは、基礎練習からだ。 ゆっくりと全弓で弾く分散和音は、ボーイングを褒めてもらえる。 毎度のことだが、褒められることは少ないので、ちょっとしたことでもうれしいのである(爆) スケール練習はやはりA線E線のハイポジションの音程が難しい。だが、キリがいいので、とりあえず次に進むことになった。 さて、問題の課題曲、ショパンのノクターンだ。 まず、楽譜に2箇所出てくる半音階でず〜〜〜っと下がってくるところ、グリッサンドでもいいのかとたずねてみる。 先生が楽譜をチェックして、「ここは、大きくビブラートを掛けながらグリッサンドで下降しましょう」ということになった。だが、途中から普通の運指になるので、あまりいい加減に下がってくるわけにはいかない。 その他、スラーの修正、楽譜のミスプリの修正、指使いの変更、ボーイングの指示など、色々と指摘事項は多いが、今日の一番のポイントは、 12/8 のリズムなので、四分音符ではなく、八分音符で曲を捉えること! である。八分音符を3つで一塊として弾かないとらしくないのだ。らしくってのはなかなか難しく、カデンツァのところなども、音符の塊を意識して弾かないといけない。 例によって、音符の読み間違いはいくつかあって、それを地道に修正。 楽譜の最後まで見ていったので、20分ほどレッスン時間をオーバーして終了だ。 グルーブ感のある(笑)、カデンツァは当分できそうもないけれど、継続こそ力なりの気持ちで頑張ろう♪ 佐々木庸一の
に出ていた、女流バイオリニスト ヌヴーの演奏が気になり、アマゾンで検索。 ヌヴーは30歳で飛行機事故で愛器ストラディバリとともに亡くなったらしいが、その演奏はとても優れているとのことだ。どんな演奏なのか楽しみだ。
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いわずと知れたカノーネ君なのだけれど、佐々木庸一のヴァイオリンの魅力と謎には、彼のファンが贈ったと書いている。
ところが、シルバーマンの「失われたバイオリンの名器を求めて」では、イタリアでクレモナの名器を収集してパリやロンドンに流してたタリシオがヴィヨームの仲介で売ったことになっている。 シルバーマンは古文書や手紙類をできる限り収集してタリシオの生涯を書いたというので、こちらの方が信憑性があるのかな? ところで、ヴィヨームが作ったカノーネのコピー、パガニーニすら本物と見間違うほどの出来だったというが、それほどまでのコピーというのは作れるのかなぁ・・ コピーはパガニーニから弟子のシボリに贈られたということだが、その後の行方はどうなったんだろう? |
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カッカッカッカッ・・と、木を叩く音がした。
何だ〜!?と、音の主を探す。 ![]() キツツキだ! こんな近く(というか、うちの窓の目の前の松)に来るのは初めて! キツツキは2羽で行動していた。ツガイだろうか? この松に巣を作ってくれると、毎日窓から見られていいんだが・・ 町の図書館にCDを借りに行ったら、 ゴジラに捧ぐ 伊福部昭 SF交響ファンタジー 全曲 なんてCDがクラシックコーナーに見つかる(^^;) そのほかに、
とか、
を借りてきたが、ふと、郵便受けに、次の本が来ているのが見つかる。
昨日来た、
や、
もあるので、しばらく読み物に困らない。 春2番(?)の風は吹き荒れたが、今日もいい日だった(爆) |
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ウィスコンシン大学のアカデミーレビューにFry教授の論文「物理学者の挑戦:ストラディバリの謎」が出ている。
実は、アマゾンから、この論文を書籍にまとめたものが出るらしい。
書籍の方はとりあえず予約注文することにして、論文のほうをざっと眺め、裏板のアシンメトリに関してはそうかも?と思うところもあったので、例によってアンダルシア君で実験だ(^^;)。 元々、板厚が測れないアンダ君なので、あんまり意味はないかもしれないが、シルキートーンを得るには5KHz以上の音域の音圧をあげるべきという情報を頼りに、裏板を50〜100μmほど削る。 結果は思ったような音にはならない・・・(^^;)が、とりあえず、例によって、FFTと音質評価音源をアップしてみよう。上が今日のアンダ君、下が2月8日のアンダ君である。 5KHz以上の音圧アップは狙ったように果たせたが、それ以下のところまで上がってしまい、多少狙いとはずれたのだった。 ![]() ![]() それでは、音源の方を・・ もう一つ、サンプル音源を・・ バッハ無伴奏パルティータより、Double |
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実は、早い時間にブログ記事を書いたのだが、保存し忘れたのか登録されていない(TT)
気を取り直して、でも、簡単に。 本棚にはバイオリンの本が増えてきた ![]() 本というのは、ネットで買うのは結構冒険である。 買ってから後悔することも案外多いのだ。 だから、本屋で立ち読みしてから買うのが正統派なんだろうけれど、アマゾンなどの検索で買うのが便利で何度失敗しても学習できない(^^;) 検索といえば、職場や町の図書館も蔵書検索ができる。 昼休みに検索して、めぼしい本を見つけた。
と、すでに絶版だが、 ウィリアム・A・シルバーマン:失われたバイオリンの名器を求めて である。 面白そうなので3冊とも借りてきた。 買うと書棚の場所もどんどんと増えてくるので、借りるというのは良い選択肢ですね〜♪ 明日の(というか、もう今日だが)東京出張に一冊持って電車内読書しよう。 |
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16世紀のキリシタン大名が派遣した少年使節団、彼らの話は歴史の教科書にも出ている。
実は、少年使節団はクレモナにも立ち寄っているということだ。さらに、秀吉にバイオリン属の楽器を持ち帰り面前で演奏したらしい。 タイトルの本を見つけたが、タイトルだけ見ると一見歴史の本のように思える。 ところが、この本、実は、少年使節団が持ち帰ったはずのアマティ世代のバイオリンを復元したという話を本にしているのだ。(後半は著者がクレモナでマエストロになるまでの自伝)
著者は、クレモナでバイオリン製作をされている石井高氏 氏の書いた記事がイタリアの観光案内に出ている。 タイトルを変えたらバイオリン製作に興味を持つ人がもっと買ったんじゃないかなぁ・・・ あ、でも、一般の人は買わなくなるかな? 副題に-- クレモナのニスの秘密 --なんてつければ一般受けは大丈夫かも? |
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相変わらず楽譜を読むのに苦労する私であるが、ガイド音源を電子ピアノで打ち込んでみた。
一応、楽譜の小節に押し込むようにカデンツァのスピードを早くしたけれど、こんなスピードで弾けるわけないデス(爆) ショパン:ノクターン(練習用ガイドMIDI音源) |
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それは突然のことであった。
我が家に見た目全く同じ二通のエアメールが届いた。 それらのメールには差出人すら書かれていない。 もちろん、い〜ぐるには身に覚えが全くない。 切手もなく、料金別納なのだろうが、Royal Mail Postage paid GB Portsmouthと書かれているので、差出人はイギリス在住だよ、ワトソン君。光に透かしても、金属探知機にかけても(←そんなもんはないんだが 笑)、不審な点は見当たらない。ウィルスを用いたバイオテロだったりすると検知のしようがないが、こんなやわな封筒でバイオテロを仕掛けるには仕掛けた側にリスクが発生するからおそらくバイオテロってこともあるまい、ワトソン君、開けてみてくれ給え。 と、手紙には、「theStrad」のレターヘッドが!? 「SUBSCRIBE FOR JUST $5」などと大きく枠に囲っていて、手紙の下には赤字でURGENTと書かれている。 何?あの著名なtheStradマガジンが5ドルで購読できるの? しかも、今申し込むと、ストラドマガジンのポスターが2枚付いてくる? このサイトで手紙に書かれているクーポン番号を入れればいいのか・・ どれどれ・・ ん?$60?・・・話が違うやんか! もう一度手紙を見直すと、$5の下に、小さく「AN ISSUE」と書かれていた。(つまり1冊あたりということだ 爆) ということで、なんとなく、ストラドマガジンの定期購読をすることになった。 えっと、クーポン番号、もう一通分あるので、ストラドマガジンの定期購読希望の方は、クーポン番号をお分けしますよ。 ところで、我が宿命のライバル モリアーティ教授ことせばすちゃん氏のブログにチェロの話が出ている。 彼の話によると、何でも、チェロはケースや弓を含むセットで2万円くらいから入手できるらしい。早速アマゾンで探すと、確かに2万円台のチェロが見つかる。
オークションなどではもう少し安く手に入るようだ。 チェロサイズの木材を集めるだけでも2万では難しいと思われるのだが、この値段の設定って一体どうなっているのだろう? この楽器を買った人の話が、 チェロが弾きたくて に出ている。チェロを弾くために会社辞めて音大生になったらしい・・すごい・・ さすがにチェロサイズの場合、この価格では、おそらく表板は合板だと思うが、単板と明記した楽器も上位機種で4万円ほどである。
合板の板を後から調整するのは難しいが、単板なら、板厚調整も可能だ。しかも、奴は四方反りカンナなぞという飛び道具を持っている。きっと、彼ならやってくれるに違いない。 我らが希望の星、せばすちゃんが威風堂々とチェロの音源をアップするその日をブロガー全員で温かく見守ろうではないか! 置き場所がないなぞと、一応ごねているが、何、彼のことだ、置き場所がなければ、十分な置き場所が取れる家に引っ越すだろう〜♪ |
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今日は10時から販売開始のチケットの予約のため、PCで二つの予約サイトを開き、電話をかける用意をしたところで朝練開始だ。
ノクターンは途中から12連符だの13連符だのがハイポジションで入り、その部分は譜面を見ても音がわからないなぁ・・などと思いながら、少しずつ確認しているところで10時間際になった。 まず、PCのサイトで予約を・・と思ったら、無入力期間が長いのでセッションを切られてしまっていた。しかも、2分前というのに、「サイトが混み合っております」と接続できない! 電話の方は事前にかけたら、PHSからでは接続できないし、会場の販売の方は「会場に並んでいる方が先で、チケットが余ったら14時から電話受付します」ということで役に立たない。 むむ・・これは危ういか・・ 幸いもう一つのPCサイトの方は10時になったとたんに購入ボタンが出現し、購入できた。席は、会場ど真ん中、通路の「前」というところだが、選択の余地がないので、実際の会場が良い場所であることを願うのみだ。 練習はなかなか進まない。が、練習の合間に、違う曲を弾いてみる。 バッハ:無伴奏パルティータから、Temp di Borea ランダム再生で半携帯音楽プレーヤー(笑)から曲を流していて、ふと、今やっているショパンのノクターンが流れてきた。楽譜を持ち出してチェックするとアレンジは全く同じようだ。
そうか、これ、サラサーテ編曲だったんだ・・と、アマゾンのサイトで知る。 (CDを探し出せばわかるはずなんだけれどね、探し出すより検索の方が早い 爆) |
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今日の午後、少し職場を抜け出し、トヨタのお店で車のオイル交換をしてきた。
エンジンオイルは2万キロを目安に交換しているのだが、このところ忙しく、 前の交換から3万キロを超えていたため、多少でも余裕があるときにと思ってのことだ。 (トヨタでは、オイルはボトルキープ会員とかになっているけれど、キープした20Lのオイルは なかなか減らないですね〜) オイルエレメントは2回に1回交換すればいいらしいのだが、 い〜ぐるは、車に優しいので、オイルとともにエレメントも交換している。 ついでに、タイヤのローテーションと洗車もしてくれたので、車検以来1年3ヶ月ぶりの 洗車で車はピカピカになった。 多少時間が掛かると思い、先日購入した、L.モーツァルトのバイオリン奏法を 持っていって待ち時間の間に読み進めた。
序論は歴史について、第1章は音楽の基礎の話で、 第2章がバイオリンと弓の扱いについてだ。 この第1章はとても勉強になる。 レッスンを受け始めた頃、あれ?と思いながら、なんとなく感性で理解してきた FisとかEsや、BやHなどの音の話もきちんと書かれているし、 「拍はメロディーを作ります。従って、拍は音楽の魂です。」 とか、耳の痛い 「特に生徒は、弾き始めた時のテンポで曲を弾き終える練習をうんとしなければなりません。」 とか・・(^^;) 弓をリフトする場所であるとか、規則をあえて破って演奏する部分などもわかりやすい。 使われる記号や符号など、現在とほとんど同じであるのも、250年前の本であることを 考えると驚く。 ところが、第2章のバイオリンの持ち方になると、俄然、現代と違っている。 著者が推奨する持ち方は、P.41のFig.IIだそうだ。この図を見ていると、肩当はもちろん 顎当ても使っていないことに気が付く。 パガニーニのカノーネのロアバウツのニスは、E線側の方が傷んだ領域が広いのだが、 この図の持ち方をしていたと考えるとなるほどと納得できる。 (だからといって、この持ち方を真似するのは、今の演奏スタイルからは意味がないだろうけれど) 弓の絵も典型的なバロック弓で面白い。持ち方、弾き方自体は それほど変わっていない気がする。 などと、面白がりながら読んでいた。 話は前後するが、今朝の朝練では、次の課題曲を少し弾いてみた。 本日初演奏のショパン:ノクターン (eagleで演奏) え〜っと、いいとか悪いとか、うまいとかヘタとかそういう問題じゃなくって、 まだ音を読みきれていない(笑) さて、また、時間は前後しているが、オイル交換のついでに、近くのダイクマでケーブルを仕入れてきたので、夜になって、半携帯音楽プレーヤーをメインのステレオに接続してみた。 ![]() このシステムの良いところは、CDと違って、短時間で入れ替えに行かなくても 延々と演奏し続けてくれるところだ。 (でも、PDAの操作性は・・・ですね 爆) |
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い〜ぐるが美しい音として基準に考えているのがグリュミオーの音だ。
特に、バッハ無伴奏の演奏は音の美しさが際立っていて、音色のベンチマークとしている。
明日のレッスンを控え、第1作目のバイオリンeagleを使って朝練していたが、昨日の録音を聞いて、やはり、もう少し音色調整をしようと思い立ち、魂柱を再び動かす。 今回の狙いは低音側のダンパーをもう少し効かせるところにある。 そこで、魂柱を少し(1mm程度)中心側にずらす。昨日、駒よりに移動したが、前後の位置はバランス上、再び元に戻した。 例によって周波数特性と、音質確認の録音をしている。 周波数特性は上が本日、下が昨日のものだ。グラフからわかるように、基本音が強くなっていて、太い音が期待できる。 ![]() ![]() ついでながら、ベンチマークと比較できるように、 バッハ無伴奏パルティータから、Double えっ?比較するのは、「音色」ですよ。決して「演奏」ではありませんから・・(爆) 再度、聞きなおしてみるが、狙いのポイントは大体OKだが、やはりグリュミオーに比べて、音が曇っている気がする・・・ 次は、駒の厚さ調整かな?(←って、どこまで追いつくつもりなんだか 笑) ところで、録音機材だが、ふと、
こんなものが出ていることに気が付いた。 これ、ファンタム電源対応のXLRコネクタもあるし、24bit/96KHzの録音もできるし、三脚アダプタもあれば、4トラックのMTRとしても使える。その上、190gのポケットサイズだ。 個人用録音機材として、ほとんど理想的なスペックかも?しかも、このスペックにしては値段も案外安い! むむむ・・えっと、お年玉の季節は終わったデスね・・・そうか、もうすぐ、ひな祭りだ! |
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先日購入した
は、作曲家のモーツァルトのお父さんが1756年に出版した本の翻訳だ。 1756年といえば、日本は江戸中期(って、関係ないか 笑)、イタリアでは、ストラディバリ没後20年くらいの時期だ。 この本の序文(といっても、14ページもあるんだけれど)には、弦楽器の話や音楽の小史などが収録されている。弦楽器の中でも(当たり前だが)バイオリンに力を入れて書かれている。 その中には製作者についての話もあり、目を惹いた節にはこんなことが書かれている。 「なぜバイオリンはそれぞれこうも異なっているのでしょうか?・・・中略・・・これは全く、一人の人と、他の人の仕事振りの差によります。彼らは、高さ、厚さ等々を全て目で決め、一定の原理を決して得ようとはしません。 ・・・・ このようにして、学識のある博士諸公は、数学の力とバイオリン製作者の関心によって、音楽の問題にとってはかりしれない貴重な役割を演ずることができると信じます。」 これは、今出版された本ではなく、はるか250年前の本に書かれているのだ。 う〜ん、と、この節を読んで考えてしまう・・・250年間の進歩ってなんだろうね。 で、その後に、 「さしあたって、勤勉なバイオリン奏者は、弦や駒や魂柱を変えることによって、できる限り自分のバイオリンを改良するため全力を尽くします。」 などと書かれているのだ。 |
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最近、iTunesをはじめとして、PCに音楽を取り込んで使う方が多いと思う。
い〜ぐるのノートPCではどの取り込みソフトを使っても全くCDの取り込みはできなかったので、今まで使っていなかったが、ふと、ディスクトップPCで試してみると、案外うまく取り込める。 ただ、ディスクトップPCは結構大きなファンの音がするし、消費電力も大きい+立ち上げ時間も遅いので、音楽を聴くために使う気がしない。 そんな時、ふと、 小型・安価・静かなノートPCとしてASUSのEEE PCを使ってみたらどうだろうと思いつく。 もちろん、EEE PCにはCDなんか付いていないし、そもそもCドライブは4GBしかない。 そのままでは役に立たないのだが、ディスクトップPCでiTunesなどで取り込むときに、ネットワークドライブもしくは外付けHDDに取り込み先を設定しておくことで、EEE PCから読み込める環境に音楽ファイルを置くことができる。 一旦置いてしまえばこっちのもので、ネットワークドライブだったら、EEE PCをLANに接続してそこから音楽を再生すればよい。 EEE PCはヘッドホン端子もあるので、これをステレオに接続すればちゃんとスピーカーから良い音で聴けるはず? しかも、携帯プレーヤーと違ってもっと大きな画面で曲の選曲も可能であり、操作性もずっと良いだろう。 ということで、
と、
の組み合わせはなかなか良いかもしれないと思い始めている。 我が家にはNASは導入済みなので、この組み合わせならEeePCだけあれば済む。 もしも、EeePCのヘッドホン端子からの音に満足できなければ、
みたいな外付けのサウンドボードを介してステレオに接続してもいいしね。 こういう仕組みを作っておけば、バヨ練習の録音をPCに入れておいて、自分の演奏のチェックをするのも簡単になる。う〜ん、良いことだらけかも? こんな記事を買いたら、誰か、このセットを評価のために、い〜ぐるに使ってもらおうなんて人が出てくると・・・いいなぁ・・(← 人頼みかい 爆) |
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単発ドラマとして放映されたが、もうDVDが出るそうだ。
(AMAZONで予約受付中)
本編を見逃した人たちにも
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訳はないのであるが・・(爆)
ヤフオクでセット2300円で落札した安物中国製バイオリンであるアンダルシア君だが、 昨日の論文を参考に、箱になったバイオリンの振動パターンから 基本音を増幅するようにさらに削りを進めてみた。 今朝、音出しをしてみるが、例によって、周波数特性を取る。上段が今日の特性、 下段が昨日の特性だ。 ![]() ![]() グラフを眺めていて、ふと、これって、ストラディバリに似ていないか?と思う。 対数グラフだとわかりにくいのでリニアグラフに変換し、比較のために並べてみよう。 ![]() ![]() 実に良く似ている、というか、そっくりだ。 もちろん、位相成分はこの分析では読めないので同じと言い切れないが、 い〜ぐるは位相の感知能力が低い(以前、位相変調の音というのを 聞かせてもらったが全くわからなかった過去を持つ)ので、 この周波数特性だけ見る限り、 アンダルシア君とストラディバリ ダ・ビンチの音は、 A線開放弦だけなら、 い〜ぐるには区別がつかない(はず) いや〜、いい仕事してますね〜♪ えっ?他の弦はだって?データがないのでわからないのだよ、キミ(爆) 例によって、音質確認用音源も記録している。 評価用音源だけではなく、勇者専用にもう少し長い音源も用意させていただいた。 ベートーベン:メヌエット 20080208 アンダルシア君 |
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クラドニ法の振動パターンを参考に板厚の調整をしていたが、なかなか追い込めないと思っていた。
だが、よく考えてみれば、クラドニ法はフリープレートの振動特性を見ているわけで、箱になったバイオリンの振動モードは全然違うはずだ(^^;) クラドニ法のパターンにそって、昨夜削った結果の周波数特性を昨日と比べてみよう。 かなり削ったつもりだ。 ![]() ![]() はっきり言って、大差ない?(爆) 音的には・・ やっぱり大差ない?(爆) 手持ちの資料をあさってみると、アメリカ音響学会のVol.77, No.2に K.D.Marchallが投稿した「Modal analysis of a violin」という論文があり、その中で、解析的に求めた箱になったバイオリンの振動パターンがいくつか示されている。 これを見ると、周波数が僅か変わっただけで、振動パターンが大きく変動するので、節と腹をうまく削り分けて追い込むのは難しそう。 さて、どうしたものか・・ とりあえず、課題曲の練習だ(爆) ベートーベン:ロマンス ヘ長調(20080207 アンダルシア君) |
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昨日の方向性を確認するために、板厚の再調整をする。
どこをどう調整するかが問題なのだが、クラドニパターンのモード5の周波数が比較的参考になるので、こいつの振動の腹の部分を狙って板厚を薄くする。 FFTの解析結果は、上が今日、下が昨日だ。 ![]() ![]() 不思議なことに、基本音のレベルは上がらなかった(^^;) ただ、5倍音の落ち込みが回復し、6倍音が落ちているので、ダ・ビンチに少し近いか?(←楽観主義者) さて、結果は・・・ クラドニパターンの腹の部分といっても、外側から削れる部分は限られているので、微妙な調整は難しい。 ちゃんと評価するには、トーンジェネレータの正弦波振動出力を駒に与えて、振動モードを調べ、各振動成分ごとに削る部分を特定していくのが良さそうなんだけれど・・ 自宅でそこまでやるのは大掛かり過ぎるデスね。 今日、会議で東京に出たが、少し時間があったので、丸善によって本を眺めていた。 ふと気になったのが、
である。いわずと知れた、モーツァルトのお父さんが書いた、(おそらく)世界初のバイオリン奏法教本である。最初の方だけチラッと見ていたが、かなり面白そうなことが書いてある。(教本というより、思想本だね) バイオリンの教本を持っていない私は、この一冊くらい持っていてもいいかも? ちょっと、検索したら、 この本に関して、こんなブログ記事が見つかった。やはり、買っておくべきか・・ |
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ガラス器の会社HARIOが以前ガラスのバイオリンを作って、川井郁子さんが実際に演奏をしていたのだけれど、このたび、1/16サイズのガラスのバイオリンが一般販売になったそう。
弦を張ればちゃんと音が出るらしい。 受注生産だということで、興味ある方は、是非、注文してみてください。 (購入したら、是非見せてくださいね〜♪) 朝、アンダルシア君のA線の録音をしておいたので、例によってFFTで周波数分析グラフを作った。これまた、例によって、ストラディバリ ダ・ビンチの分析結果を並べてみよう。 ![]() ![]() 周波数の高い方は似ているが、3倍音、4倍音が大きく、ノコギリ波的な要素が残っているようだ。以前のい〜ぐるなら、このグラフを見て、3倍音、4倍音を抑えることを考えただろうが、今のい〜ぐるは、昔のい〜ぐるではない(←なんのこっちゃ 笑)。 この波形を見れば、原音と、6倍音あたりの振動特性を上げるべきと判断するのだ。 ・・・が、どうやって・・・(爆) |
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昨日までの削りで、見た目にはそれっぽくなってきたアンダルシア君であるが、練習で使うと、「少し音が硬いかも?」と気になった。しっかり音を出すといいのだが、軽く弓を当てる弾き方をすると、キンキンした感じの音になる。気になることを放っておけない性格なので(^^;)、少し早めに帰り、再調整である。
ところで、今日は、夕日が雲に映えてきれいだった・・・・ ![]() ・・・って、こんなのが撮れる時間に帰ったのですか(← 仕事しろよ、爆) 狙いは元のしっとりした感じの音なので、少し魂柱を後ろに下げてみる。 いい感じだ・・・が、もう少し、低音側に強さがあってもいいかも? バイオリンの場合、魂柱を中心に駒から表板を振動させるので、低音側を強調したければ、G線側の自由度をあげればよかろう。 ということで、G線側のf字穴の後ろあたりから、ロアバウツにかけて少し追加で削ってみる。 ![]() 大体音が仕上がりつつあるこの段階では、少し削るとかなり音質が変わる。 そこで、慎重に音を確認しながら削っていく。 (めったに無い)いつものことだが、い〜ぐるが慎重になるときには、足りないくらいの作業しかしないので、かなり時間がかかり、こんな感じかなぁと思った頃には、すでにあたりは真っ暗になっていた。 音質チェックの音源は、↓である。(音程は悪いが、音質チェック目的だからいいのだ 爆) タイスの瞑想曲 (20080204録音 アンダルシア君) ついでに、一年ほど前に同じアンダルシア君で弾いた曲があるので、これもリンクを張っておこう。 タイスの瞑想曲 (20070305録音 アンダルシア君) 違いはわかるかな? |
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たとえば、剃刀。 鋭い刃物の代表だ。 い〜ぐるは、ひげを剃る時に剃刀を使う。 それも只の剃刀ではない(というか只の剃刀なんだが・・)、ビジネスホテルなどでもらってきた使い捨て剃刀だ。剃刀が使い捨てといっても、毎日出張があるわけはなく、同じものをしばらく使う。 だいたい、一本の使い捨て剃刀を一ヶ月は使うのが い〜ぐる流だ。 実は、昨日、一ヶ月どころか、記憶に無いほど長く使っていた一本を廃棄した。 これだけ長く使うと、刃物としての役割をほとんど果たさないほど切れ味は悪くなる。 ここで、気をつけなくてはいけないのは、新しい剃刀を同じように使うと、血だらけになってしまうので、替えたばかりの剃刀は慎重に使う必要があるのだ。 バイオリンの板の調整にはノミを使う。特にエッジのあたりはRの小さな丸ノミを使う。 これが、実に厄介な代物だ。ノミを使い捨てにするわけにはいかないので、研ぐ必要がある。が、何しろ丸ノミである。普通の砥石は平面なので、素直には研げないのだ。 バイオリン製作において、切れないノミほど始末に悪いものは無い。特に、表板のスプルースは、夏材と冬材の硬さの違いが大きく、力を入れると、冬材だけが削れてしまうので、よく切れる刃物で力は必要最小限として削る必要がある。 幸い、アンダルシア君はホウ砂を処方したおかげか、夏材も適度に硬くなっていて、スクレーパーなら、そこそこ力を入れて |

















































