FC2ブログ
イタリア・ヴァイオリンとアイリッシュ、あるいは、不思議な時空間
今日、26日は、元々、レッスンの予定を入れていたが、仕事が急きょ入り、レッスンを変更してもらった。が、その後、仕事が再び急きょキャンセルになり、オフとなった(^^;)

しばらく前に、ネットを放浪していて、たまたまぶつかった情報に
アルテ工房ヴァイオリンフェア2006 イタリア展
が、あった。イタリア高級バイオリンを多数展示、かつ、試奏もできるらしい。また、午後からは、中澤きみ子さんの名器弾き比べコンサートもあるという♪

ストラディバリの音色を間近に聴くチャンスがあれば、なるべく活かしたい、い~ぐるである。そそくさと、出かける計画を立てていた。

モダンイタリーの部屋と、高級イタリーや特別展示の部屋、チェロの部屋と3つの部屋に分かれている。

高級・特別展示の方は、ともかく、まずはモダンイタリーの部屋に向かった。ここには、100万から600万くらいのクラスのバイオリンが壁一面にずらりと並べられている。

午前中で、まだ客も少なく(というか、他に客はいない 笑)、工房の本間さんに挨拶して、「まだ、初めて2年目で、初心者なんです」という話をすると、「あれ、メールいただいた方ですか?」
実は、試奏できるといっても、数百万の楽器である。5月には、菊田さんの楽器は試奏させていただいたが、あれは、知り合いということもあり、頼みやすかったが、今回は、普通のお店である。

バイオリン店は過去何度か足を運んだが、敷居が背よりも高く、試奏させて欲しいとは中々言いづらいものがあったので、昨日のうちにメールで、初心者でも試奏させていただけるかどうか問い合わせをしていたのだった。

本間さんは、朝になってからメールに返信したということなので、入れ違いで読めなかったが、一言通しておくと話は通じやすい。
もう一人、工房の山岸さんもこの部屋にいらして、色々とお話を伺いながら試奏できた。

が、ただ、試奏するだけでは、環境も違う中、自分のバイオリンの音との違いを実感することは難しい。そこで、
「自分のバイオリンと比較するために、ここで弾き比べてもいいですか?」と了解を取り付け、楽器を取り出す。持って行ったのは、eagleである。

「キットから自分で作った」というと、山岸さんは興味津々で、「見せていただいてもいいですか?」と、楽器を手に取り、色々とチェックしている。「ニスはどうされたんですか?」というので、「これは、セラックを使っています」
eagleは赤ラックニスをそのまま使っているので、kityのようなオリジナルニスほど色の透明感がないのであった。(仕上げも、荒いしね)

「魂柱を立てるのは、苦労されたんじゃないですか?」
う~む、見れば分かるのか・・確かに、魂柱は、魂柱立ての刺し傷で傷だらけなのだが(笑)

しばらく見ていたが、「魂柱調整をしたほうがいいかもしれません、触ってもよろしいですか?」
なんと、山岸さん、eagleの魂柱調整をしてくれるというのだ。工房から、魂柱立てを持ってきて、ササっと調整してくれる。もちろん、長さを変えるほどのことをやるわけではないのだが、位置を少しいじったようだった。
「魂柱が斜めに立っていたので、修正しておきました。これで、もっと音の張りが出ると思います」
感謝感謝♪

さて、試奏であるが、まずは、G.B.Morassさんの1984年版である。

モラッシー


試奏した曲は、Egan's, O'carolan's Draught, John Ryan's Polka・・・と、およそイタリアヴァイオリンらしからぬ曲(笑)
それと、レッスン課題曲のバッハのロンド風ガボットと、ブーレである。

部屋にあるヴァイオリンはおびただしい数に上るのだが、数台を弾いてはeagleを弾いて音の確認をする。

新作のいくつかは、eagleと似たような鳴り方をしているが、モラッシー氏やM.V.Bissolotti氏の楽器は板の鳴り方が軽い感じであった。これが枯れた音なのか・・などと思いながら色々と試した。

部屋の中にガラスケースに入れられて、ストラディバリ 1717 "Hamma"が置いてあるが、これは眺めるだけである。

普段の生活とは全く雰囲気の違う異空間であったが、本間氏、山岸氏の両名と受付の女性など、心温まる対応をしていただき、気持ちのよい訪問を堪能できた。
続きを読む
スポンサーサイト



テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/11/26 23:42 】 | コンサート | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
| ホーム |