2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む ---
初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
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今日は、仕事関係の知人の結婚式だ。
以前からスピーチを頼まれていたが、彼は職場結婚であり、上司が主賓だろうから、私は前の人たちの話を受けて、適当にアレンジしながら話をしようと考えていた。 きっと、職場の連中の話ばかりだと親類の方々はつまらないだろうから、仕事に関係する話はほとんどせず、面白そうなネタをと、いくつかリストアップしながら、当日のぶっつけ本番を決め込む。 と、ここまでは、普通のことだが、 めでたい席である。多少のことは大目に見てもらえる場所だ。 ならば・・ と、スピーチの一環で、一部バイオリンの演奏もしてしまおうと目論む。 クラシックの名曲を弾いたとしても、アラばかりが目立つだけだし、聞いているほうも楽しくないだろうから、何かみんなが知っている曲で、会場参加の形にしたいと考え、 長淵剛の「乾杯」を弾いてみよう と、決めた。これは、楽譜を見ながらなら何とか弾けるだろうから、会場の歌とあわせれば何とかなるだろう・・ じつは、本人とは全然打ち合わせをしておらず、会場に何人の人間が集まるのかも知らない。そこで、急きょ、金曜の夜、0時過ぎにメールで連絡したが、捕まらない(当たり前か・・) で、本日が当日である。バイオリンを持ち込んだのを見かけた、参列者の一人から、「友人の何とか君はギターで余興をやろうとして、本人から二次会にしてくれと断られた」との情報を得る。 ええ〜!、ううむ、しかし、ここまできたら、い〜ぐるは急には止まらないのだ(^^;) 席について、式次第を見ると、い〜ぐるのスピーチはトップバッターであった(@@) 前のスピーチを受けてアレンジして話を展開しようという、人任せ案は早くも崩壊する。しかも、この順番では、どこで歌詞カードを会場に配るのか、バイオリンを出す時間的な余裕があるのか、全く見当もつかない。 会場のホテルのマネージャーに、式次第を見せて、歌詞カードの配布の相談をするが、 「あらかじめ配られるしかできないですね〜」 うむ、種明かしになってしまうが、仕方あるまい。 次に、司会の女性が順番の確認に来た。そこで、 「スピーチの後で余興としてバイオリンを弾きたいんですけど」というと、 彼女はあわてて、 「どの時間でお弾きになりますか?」 多分、余興の時間を別に要求したものと思ったらしい。 「スピーチの最後のほうで話の流れでそのまま演奏に持って行きますから」 司会とホテルの人に、マイクスタンドの設置をお願いし、とりあえず席に着く。 が、当初目論見が崩れたことで、チキンな心臓は大パニックであり、上着を着ているからか、汗が出てくる(いや、違う汗だろう・・_) 新郎新婦が入場し、すかさず司会から 「それでは、新郎側を代表し・・・」 ぇえ〜〜〜〜!!! 新郎側を代表するなんて聞いていないぞ〜〜 結局、用意したネタは、大パニックの中で順序配列を組み替え、話を整えながらも、半分も話せないままだったが、 「それでは、私がバイオリンでリードしますから、お手持ちの歌詞カードを見て、ご唱和ください」 と、無理やりバイオリン演奏に持ち込んだ(^^;) 楽器を用意し、持ってきた楽譜をマイクスタンドにテープで貼り付ける・・・ が、ふとみると、楽譜がさかさまだ(^^;) 手が震えながら、テープをはがし、逆さに付け替えるが、少し下目についてしまい、楽譜の最後は読みきれなかった。 ま、めでたい席だ。だれも、酷い演奏を責めたりしないのが、めでたい席のいいところなのだ(笑) じつは、前の会社の同期だった奴が、一番前の席にいたので、式が始まる前に「マイク振るからな」といっておいたのだが、すっかり舞い上がって、それどころではなくなっていた。 同期会でもめったに歌なんか聴いたことのない彼にマイクを渡せば良かったと、後から思う祭りである。 |
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