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魂柱を動かす
周波数測定で、3倍音と5倍音が大きいことが分かったeagleであるが、これって、魂柱調整で何とかなる範囲かなと、今日は帰ってから魂柱調整に挑戦。

その前に、調弦して、もう一度現状の音を確かめようと、今日は急ぎなので5度調弦ではなく、チューナーであわせる。
リファレンスとしてkityとcherryも弾き比べながら作業するつもりなので、全部で3台を調弦するのだが、もちろん、一台ずつしかできないので、eagleは調弦後いつものようにハンガーに引っ掛ける。

kityの調弦をしているときである。
「ば~ん」
と音がした。
「???」
kityの弦を確認しても何ともない・・
と思ったら、引っ掛けていたeagleのD線が切れている!

・・・
また、D線である。しかも、何もしていないのに・・・

eagleのD線はDominantを奢っている・・・sigh

気を取り直し、前に弦が滑って使いにくいと外してあった中国製のナイロン弦をつける(背に腹は変えられないのである)


さて、いよいよ魂柱調整であるが、普通に考えれば、弦を緩めて動かして、また弦を張るという作業になる。
が、そんなことはしてられない(私はほんの少しせっかちな面があるような気がする・・・気のせいくらいであるが)。

ということで、新手法の導入である。

魂柱調整


魂柱の反対側のfホールから魂柱立てを入れ、魂柱に引っ掛けたら、魂柱立ての柄をドライバの柄で軽く叩きながら、魂柱を移動するのである。

これなら、魂柱の移動量を細かく調整しながら、倒れない程度に少しずつ動かしていくことができるのである。

魂柱のあるfホールの側だと、魂柱立てのカーブがうまく合っていなかったので反対側からとしたが、中々のアイデアである(自画自賛)

2mm程度後に、かつ1mm程度内側に魂柱を動かして、再度、周波数特性を測る。
fft-520


これと、昨夜のデータを比較する

eagle-fft


狙い通り、3倍音のレベルは下がった気がするが、5倍音はあまり下がらないし、7倍、8倍音が大きくなっている。それに加えて、基本音が小さくなっている?
これ以上は魂柱の位置でなく、他の手法が必要かな?

音であるが、

20060520のeagleの音階である。

昨夜録音した、

20060519のeagleの音階

と聞き比べると・・・どうだろう?
演奏時には、楽器が鳴るという感じが出てきた気がするのだが・・(箱鳴りが強いだけかなぁ?)

D線は昨日と今日とで違うものがついているので、その点は注意が必要である。

追記:基本音が大きなkityと倍音が大きいeagleの差を考えてみるに、駒の形状の違いがある。kityの駒は上端からベルまでが比較的長いが、eagleでは、駒足を長くしたために、ここが狭くなっている。あと、cherryの駒を低くするために削ったら硬い音になったように、駒上部の大きさが倍音構成に影響ありそうだ。
ここの大きさが問題なのか、重さが問題なのかは区別が付いていないが、駒を作り直す前に、小さなクリップで駒に重さを追加してそのときの音の変化を見るのも有効かも?

今すぐは無理でも、ちょっと時間が出来たらやってみよう・・・

追記の追記:よくよく見ると、kityの駒足あたりはeagleやcherryよりも1mmくらいは薄く作ったような気がする。ベルの上の重さと、足の薄さ、両方検討の余地あり。足を削る方が、簡単かも?
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テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/05/20 21:02 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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