2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む ---
初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
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もともと、kityは6800円で売っている組み立て済みバイオリンキットである。
![]() 一連の記事に書いたように、これを組み立て、ニスを塗っているのだが、本日のkity(ニス塗り8回目)はこのようになっている。このニスは色としては、ラックと茜と玉ねぎのブレンドである。 ![]() ![]() 今後の予定であるが、10回までニスを塗ったところで、カテキューの茶色染料を加えたニスに切り替えるつもりである。その後、そのニスで20回まで塗ってから、サンダルウッドと紫根で深い赤を目指す予定であるが、どうなることやら。 現在までの色を見ていると、赤ラックよりもずっと薄い感じだから、30回のニス塗りでちゃんと色が付くのか少し心配・・・ まぁ、30回でだめなら40回塗ればいいさ♪ 色々な意見があるネット上のタップトーンであるが、ハッチンスの論文によると、サバールがモード1のトーンはC#からDが良いと書いたということであるが、ハッチンス自身はモード5が370Hzと書いてあるから、ほぼF#である。 単にタップトーンと言ったときにどのモードでのトーンなのかの情報がないと、ほとんど無意味だ。 クラドニの方法で、周波数スイープで板に振動を与え、現れたパターンをCCDカメラでキャプチャして、NCルータへの入力情報として自動的に最終削りを行う自動機械が出来ると面白いかもと思うけれど、可能性はあるのかな? 人間がパターン認識で削る場所を正確に判定できるなら、機械化可能な気がするが、類型パターンを含め、まだまだ研究の余地はあるね。 ハッチンスはCASでの活動をメインとしていて、fホールから息を吹きかけた胴のヘルムホルツ共鳴周波数と棹を含むバイオリン本体の共鳴周波数との関係の1993年の論文はWEBに掲載されている。CASの論文誌なんてのはさすがに図書館にも置いていないので、バックナンバーで必要そうなものがあれば、直接事務局にメールして購入するしかないだろうなぁ・・ |
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たまたま全く関係ないものを検索していて見つけたのだが、波動理論を使ったスピーカーという、ガミラス艦隊も真っ青なスピーカーがあるらしい。これは、寺垣氏が開発したものということなのだ。
コーンで空気を振動させるだけの通常のスピーカーと異なり、振動体内に定在波を発生させ、振動体の波動を空気に伝達するというものという説明だ。 何でこれが目を引いたかというと、この振動板、曲げてストレスをかけたバルサ材という話なのだ(普及品は樹脂のインジェクション成形)。 曲げてアーチを作ったところに、ストレスをかけて、そのある程度の厚さと重みのある振動板を振動させて音を出すというのが、バイオリンの表板のアーチと、ストレスをかけて接着するバスバーを思い出せ、つい、ブックマークに登録したのであった。 バイオリンの場合には、アーチの基本は削り出しなので、サイトの説明が当てはまるのかどうかは分からないが、一つの面白い仮説として検証する必要があるかもしれない(どうやって?) 寺垣理論だと、定在波が立てばいいので、エッジ付近に向かって板を薄くするよりは、非連続な接着で音波が反射したほうが良い結果が得られそう・・・ バンジョーのように円形のサウンドボードだったら有限要素法で解析できるかな?(自分でやるのはヤだけど^^;) 本日のkity(ニス塗り4回目) ![]() ![]() |
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さて、アダルトなプレーヤーとしては、やはり体力が続く限り、1日2回はしたいものだ。
って、朝から一体何の話かというと、とうぜんながら、ニス塗りの話である。 毎日2回ずつニスを塗れば、2週間程度でニスは塗り終わり、その後1週間で乾燥・セットアップすると、次のレッスンまでにkityが弾ける状態に持っていけるかも? と、期待している。 昨日、先生から5月のリサイタルの案内メールがきた。音楽を趣味にしていると、色々と楽しいことが続いて嬉しいものだ。 しばらく、ニスの塗り重ねだけで、変化が乏しいので、今日は、少し嗜好を変えて、表板の動作の考察をしてみた。 バイオリンの表板はサウンドボードと呼ばれるように、発音に重要な役割をしている。 音の出る順序は次のようになる ・弓により弦が振動する ・弦の振動が駒に伝わる ・魂柱を支点にして、駒の振動が表板を振動させる ・振動が板全体に伝わり、空気を振動させる 上の2つは楽器としての動作として多くの弦楽器に共通だけれど、バイオリンの特徴はやはり、3番目の動作である。同じような大きさの楽器ながらマンドリンよりもはるかに大きな音がでる秘密である。 下の二つの動作は、何かに似ている・・そう、スピーカーである。しかも、コーン一つで全部の音を表すフルレンジスピーカーがまさにこのような動作をする。 スピーカーのコーン紙だと考えると、色々と見えてくるものがある。特徴として必要なものは、 ・高剛性 ・振動に適した形状 ・伝達速度の速さ ・内部損失の大きさ である。 高剛性を得るために、アーチ型の形状を必要とし、それだけでは、あの大きさでは剛性不足となるのを補うためにバスバーを必要としている。 バスバーが魂柱の反対側に必要な理由も、魂柱を支点とした運動であることを考えれば当然である。 振動に適した形状として、スピーカーではコーンエッジに柔らかい素材を持ってきているが、バイオリンでは、表板は構造を支える役割も担っていて、同じような構造にはできない。エッジ周辺をなるべく薄い構造にすることで、少しでも振動しやすくする必要がある。 それでも、木で全部作っているのだから、振動のしやすさには限界があり、振動面も円ではないので、どこにどれだけの厚さを残すのかが製作者にゆだねられている。 大型のフルレンジスピーカーはコーン全面が均一に振動することが難しく、昔のユニットには、高音側だけセンターコーンに近いところに追加のコーンを持つデュアルコーンタイプも存在した。 バイオリンの振動特性も、センターのタップトーンをFにしているということは、表板は分割振動をしているはずで、あのころのスピーカーの構造は参考になるかも? 伝達速度と内部損失は、材料によって決まってくる。そこに多くの先人達はスプルースを選択した。 実は、私が良く行く100円ショップ・ダイソーには工作材として、シナ材がおいてあり、これが、叩くと結構高い音でよく響くなぁと思っていたのだが、ビクターの次のサイトを見ると、シナ材の伝達速度はスプルースより大きいらしい! 材料の特性値 ビクター社はシナ材よりも伝達速度・内部損失ともに大きなカバ材をスピーカーコーンに採用したが、その差はわずかであり、入手容易なシナ材でもなんだかいけそうな気がする。 だとすると、表板・バスバーにシナ材を使ったバイオリンを作っても面白いかもしれない。内部損失が小さい点は、少し柔らかで、厚めの塗装で補える可能性がある。 この動作原理を元にバイオリンを試作するとすると、表板は完全に材料から削りだす必要があるので、表板に使えそうな大きさのシナの板をダイソーで買って、乾燥のため、数年寝かしておくというアイデアはいいかもしれない・・・^^ |
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板厚調整が終わった6800円のバイオリンキットkityであるが、発注していた燃料用アルコールも到着したので、いよいよニス塗りの開始である。
まず、指板があると邪魔なので、指板を剥がす。 前回、仮接着したのは、ニカワを使ったので、水をつけてパテナイフでゆっくりと水を染みとおらせると簡単に外れる。 ![]() 次に、スチールウールでkityの表面の保護用の蝋を削り取る。 実は、kityは完全なホワイトバイオリンではなく、そのままでも使えるように一応蝋で表面を保護しているのだ。 これは、色塗りには邪魔になるので、削るのだが、スチールウールを使う方法は、kityのマニュアルに載っていた。 (しかし・・スチールウールって手に刺さるのね 笑) ![]() まだすぐには使う必要はないが、エンドピンでバイオリンを立てる台を作成しておく。 ![]() 次は、下塗りである。黄色の塗料で木目を浮き上がらせるのだが、これにはターメリックを使う。楓やスプルースには目止めは不要なのだが、一応、ターメリックだけではなく、シェラックフレークを加え、0.3〜0.5カットくらいの濃度として、湯煎する。(下塗りだから、薄いのだ) ![]() ![]() シェラックフレークであるが、楽器屋で買うと高いので、木材加工屋さんで買った。ここだと、ブロンズで100g690円と染物屋さんのラック樹脂よりは高いが、精製済みであることを考えるとリーズナブルである。(実は、ラックの精製をやっていたのだが、活性炭を大量に必要とするので、結果として高く付きそうだったので、下塗りや色の薄いところにはシェラックフレークを少量使うことにした) それでは、下塗りと、本番用のニス配合の話である。 |
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プレゼント企画に当たって、千住真理子のトークセミナーってのに行ってきた。1:00開場、1:30開演なので1時ちょっと過ぎに会場に入ると、すでに普通の席は一杯で、後ろのパイプ椅子を並べたところしか空いていない。
その上、なんだか年齢層が高い〜 前に行ったモーツアルトのオケでも感じたが、クラシックに興味を持つそうは、いくらのだめが売れたとしてもやはりある程度以上の年齢層が多いのだろうか・・ 対談の相手となる雑誌なんとか(忘れた)の記者が最初に、 「千住真理子さんのトークセミナーなので、一曲くらい演奏があると思われている方が多いのではないかと思いますが、今日は演奏はありません」 という。会場中から 「え〜〜〜!」 とクレームの声の嵐 私は、それでも、バイオリンの話しが出るのであればいいかと座っていた。 (でも、誰も席を立って帰ったりしないんだよね、不思議と) 「千住真理子さんの演奏を一度も聞いたことのない人はいますか?」 との質問に、私は手を上げる。 「え〜っと、いらっしゃいません・・」といいかけて、 「あ、お一人だけいらっしゃいました」と言い直す彼女 (何でこんな奴がいるんだと思ったに違いない 笑) で、対談であるが、彼女のストラディバリウス「デュランティ」の由来などから始まる。 デュランティが来る前に使っていたバイオリンは「一生このバイオリンと付き合うつもりでした」と彼女。 でも、デュランティの話が持ち上がった頃に、なぜかうまく鳴らなくなったとか。楽器屋さんで何度も調整をしても駄目だったという話である。 待てよ、だとすると、彼女はまともに弾いたバイオリンは2本だけなのか?と素直な疑問が頭をもたげる。 と、このあたりまではよかったのだが、その後は、野菜ジュースの話だの、立ち食いそばの話だの、食べ物話ばかりが続く。 そもそも、千住真理子の話を聞きたいと来る客層は音楽の話を聞きたくて来るのではないのか? と、ろくでもない質問しかしないインタビュアーに憤りを感じながら、こんなんだったら、途中で帰ってしまいたいと思いながら、それでも、何か有用な話が出るかも・・と期待して、きたいして、外れまくった^^; 結局、主催のシダックスとしては、5月のディナーコンサートのチケットの広告企画程度にしか考えておらず、インタビュアーに音楽をまるで知らなさそうな人間を持ってきたのだろう。といっても、お金を払ったわけでもなく、プレゼント企画で当たったから行った身としては文句をいっても仕方ない(って、思いっきり言っている?) 最後に、質問受け付けの時間があったが、場違いな雰囲気にすっかりしらけてしまっていた私は質問する気にもならなかったのであった。 デュランティは演奏されずにお城で眠っていたのだから、まだ古楽器の形態(短ネック、低いバスバー)のままだったはずであり、それをどうしたのかを聞きたかったのであったが・・ |
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弓の持ち方がどうにも決まらず、未だに苦戦しているのであったが、先生はきれいに弾けるので、あくまでも自分の練習不足が原因であることは明らかだ・・・
と、いうのは、分かっているけれど、ふと、6800円のバイオリンキットkityについてきた弓はどんなだろうと思って、持ってみる。 「あれっ?何か軽くないかこの弓?」 と、いつも使っている弓(エレキバイオリンroseについていたもの)と重さを測り比べてみる。 rose: 68g kity: 61g ネットで色々と弓の重さを検索してみると、kityの弓が標準的な重さらしい。roseはそれよりも10%以上重いことになる。 たかが10%であるが、持てるか持てないかのぎりぎりのところで模索している身にはずっしりと響く重さである。 エレキバイオリンroseはバイオリン本体も750gと超ヘビー級で、これまた、持ち方に苦労したのであるが、弓も普通の弓よりも重かったんだ。まさに、漢のバイオリンセットだ。 こんな重いバイオリンと弓で1年も練習していたというのは、大リーグボール養成ギブスをはめて試合をしているようなものか? だとしたら、それこそ、弓を変えたら、魔弓誕生!・・なわけないか・・^^; さて、プレートチューニングをしていたkityであるが、次の論文を見つけた。 プレート調整の論文(英語PDF) 前に、板の硬さをどのくらいにしたらいいかが分からないと書いた(気がする)が、この論文にはタップトーンだけでなく板の硬さやQファクターといったいくつかの物理パラメータの平均値が示されている(ただし、この工房作のものが対象)ので、こういったものを測定すれば参考になりそうだ。 彼らは、タップトーンのモード2はDにしている。モード5はFなので、この微妙な調整が難しそうだが、モード2をDまで落とすべきか・・・ eagleのモード2はFに調整したので、音の違いを出すなら、Dまで落とすべきかもしれない・・悩ましいなぁ |
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千住真理子の持つバイオリンは長いことコレクターの手にあって、使われていなかったそうだが、未使用のストラディバリとして有名な一本が
Messiahバイオリン である。 これは、ストラディバリ1716年作であるが、彼の死まで工房に置かれ、息子がコレクターに販売したものであるとのことだ。 その後、幾度となく転売を繰り返されたが、演奏家の手に渡ることなく、今は、イギリスはオックスフォードのアッシュモリン博物館に保管されている。 使われていないから当然であるが、オリジナルを全くそのままの形で保っている興味深い一本である。 って、これは、イギリスに行けば見ることができるのかなぁ? と、久々に「普通の」バイオリンブログの内容となった ^^; |
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何度も、書くが、このブログは私のバイオリンレッスンと練習の記録を中心としている。
ということで、今日は、最近出番の少ないエレキバイオリンroseを使って、リズムに合わせて演奏する練習をしてみた。 リズムセクションがないと、あわせようがないので、デジタルMTRを使って、ギターとベースでリズムセクションを構成する。 その上に、音をガイドするための、ギターをさらに重ね、roseであわせる。 このところ、何かに合わせて演奏することが全くなかったため、すっかりリズム音痴であり、やっぱり、こういった練習もしておかないといけないなぁと思ったしだいである・・・・ と、長々と言い訳を書いたが、要するに、モハーさんや、せばすちゃんさん達がやっているアイリッシュにも興味があり、ちょっとやってみたかっただけである ^^; ところが、本来のリズムでは私はとても付いていけないので、スローなテンポで重厚なアイリッシュとするのだ(爆) 録音したものは、こちらの書庫に置いた John Ryans Polkaである。 酷い演奏であるから、心臓の弱い人は絶対に聞かないように♪ |
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昨日、ガラス瓶をいくつかもらったので、早速、染料のアルコール抽出を試みている。
![]() 写真は、左から、紫根・さだらのき・茜・センダンである。 センダンは元々買うつもりではなかったのだが、「在庫限り」の表示に弱い私はついつい購入してしまったのであるが、案の定、一晩経ってもほとんど色が抽出できない(笑) 手前の写真は・・なんだろう・・ピンボケだが、DecorMusic.comとか読めるかも・・なんでこんなものが? |

























































