FC2ブログ
ラベンダーをあきらめて
部屋中に充満したラベンダーの香り・・・

kityの色むら修正は部分修正はあきらめ、全体を滑らかにするために、油研ぎを行うことにした。

不用意にタイムスリップしたりすると、色々と不都合が生じるので、油研ぎにはラベンダーオイルではなく、亜麻仁油を用いることに変更する。


明日のための油研ぎ、その一

板に亜麻仁油を注ぎ、すべるようにペーパーを動かすべし


油でぬれた板の上をサンドペーパーを滑らせるが、ペーパーがざらつく感じの時には、まだ研ぎが出来ていないので、滑らかにすべるように大きく円を描くように動かすのである。

油研ぎには力を入れてはいけない。あくまでも脱力し、ペーパーを軽く滑らせることに注意する。

油研ぎ


油研ぎを行って、一旦、ニスを塗った後の状況である。

ぬりむら油研ぎ後


この部分、顎当ての下の部分であり、この程度のむらなら我慢の範囲かな。計画通り、次からはカテキューニスに変更しよう。

さて、油研ぎ+11回目のニス塗り後のkity全体像である。

kityニス11回表

kityニス11回裏

スポンサーサイト



テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/31 09:06 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ニスの補修
昨日、ニスの塗りむらを修正しようとして、かえって事態を悪化させた部分の補修を検討している。

昨日の失敗部分を拡大してみよう。

kity塗りむら補修前


みごとな斑点になってしまっているが、これを600番の耐水ペーパーで磨き、その上からニスを塗ってみる。
耐水ペーパーとはいっても、水研ぎは今の段階ではしたくないので、ラベンダーオイルで研ぐことにしよう。

補修用耐水ペーパーとラベンダーオイル


実は、この作業中、ラベンダーオイルの瓶の蓋を開けたまま倒してしまい、現在、家中ラベンダー状態である。^^;

補修といっても、あまり深くサンドペーパーをかけたくはないので、周辺のニスが盛り上がっている部分だけ、選択的に少しずつ削る。が、あまりうまくはいかない~

その後、再度上からニスを塗ってみる。

ぬりむら補修後


多少はよくなったような気がするなぁ・・・程度の違いだ 笑

本来なら、今晩の塗りから、色のベースを変更する予定であったが、このぬりむらの補修が完了しないうちにニスの色を変えられないので、今しばらく同じ茜のニスを塗っていくことにしよう。

とはいっても、いつでも変更できるように、カテキューのニスも用意しておくのは、悪いことではない。

ベースニスとカテキュー


ベースニスをコーヒーのフィルターで濾して、右側のカテキューの色を後で調合する予定である。

ただ、予定が変わったため、サンダルウッドと紫根の塗り回数が不足しそうだから(って、自分の直感・いいかげんに決めた回数に過ぎないのだが 笑)、この際、カテキューだけでなく、一緒に全部の染料を入れてしまおうか?




山ほどある、蜜蝋の使い道だが、ハンドクリームを作るという案をNさんからいただいた。調べてみるとキャリアオイルと精油を入れて溶かして固めるだけらしい。きっと、松脂マドレーヌよりもずっと簡単に出来るに違いない ^^;

精油はラベンダーもハッカ油も家にあるので問題ないが、キャリアオイルに何を使うのがいいのかな?
家にあるキャノーラ油かリンシード油でよければすぐにでも作れそう(笑)

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/30 20:53 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
The Art of Violin Making
ハッチンスの手法は私が持っている本とよく似ているなぁと、もう一度、この本の板調整のページを読んでみる。


The Art of Violin Making

The Art of Violin Making

  • 作者: Chris Johnson, Roy Courtnall, Yehudi Menuhin
  • 出版社/メーカー: Robert Hale Ltd
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: ハードカバー



すると、ちゃんと、バイオリン製作初心者向けに失敗の少ないハッチンスの方法を示すと書いてあるではないか^^;

ただ、本の手法よりも詳細な記事は元のCASの論文を参考にするようにということらしい。1983年の記事だからサイエンスよりも新しい記事なので、手法的にも少しアップデートされているに違いない。

CASの論文インデックスを見ても、タイトルだけでは、どれが最新でまとまった記事かは良く分からないね~。
やっぱり、CASの論文を一セットで購入したくなる衝動がたまに起きる。
$317ってのは、ずいぶん高いから、せばすちゃん氏のブログでけしかけられているMP3レコーダーの比じゃないけど・・・笑

新年度になったら、職場の資料予算でこっそり買っちゃおうか(笑)

本日のキティ(ニス塗り10回目)
表板の塗りむらのレタッチ失敗・・今晩の修正で直らなければ塗りなおしかなぁ・・

kityニス10表

kityニス10裏

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/30 08:21 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
日刊kityニュース:バイオリンのニス塗り(8回目)
もともと、kityは6800円で売っている組み立て済みバイオリンキットである。

バイオリン キット【サイズは2タイプ】 1/2・4/4

一連の記事に書いたように、これを組み立て、ニスを塗っているのだが、本日のkity(ニス塗り8回目)はこのようになっている。このニスは色としては、ラックと茜と玉ねぎのブレンドである。

kityニス8回目裏

kityニス8回目表


今後の予定であるが、10回までニスを塗ったところで、カテキューの茶色染料を加えたニスに切り替えるつもりである。その後、そのニスで20回まで塗ってから、サンダルウッドと紫根で深い赤を目指す予定であるが、どうなることやら。

現在までの色を見ていると、赤ラックよりもずっと薄い感じだから、30回のニス塗りでちゃんと色が付くのか少し心配・・・

まぁ、30回でだめなら40回塗ればいいさ♪

色々な意見があるネット上のタップトーンであるが、ハッチンスの論文によると、サバールがモード1のトーンはC#からDが良いと書いたということであるが、ハッチンス自身はモード5が370Hzと書いてあるから、ほぼF#である。
単にタップトーンと言ったときにどのモードでのトーンなのかの情報がないと、ほとんど無意味だ。

クラドニの方法で、周波数スイープで板に振動を与え、現れたパターンをCCDカメラでキャプチャして、NCルータへの入力情報として自動的に最終削りを行う自動機械が出来ると面白いかもと思うけれど、可能性はあるのかな?
人間がパターン認識で削る場所を正確に判定できるなら、機械化可能な気がするが、類型パターンを含め、まだまだ研究の余地はあるね。

ハッチンスはCASでの活動をメインとしていて、fホールから息を吹きかけた胴のヘルムホルツ共鳴周波数と棹を含むバイオリン本体の共鳴周波数との関係の1993年の論文はWEBに掲載されている。CASの論文誌なんてのはさすがに図書館にも置いていないので、バックナンバーで必要そうなものがあれば、直接事務局にメールして購入するしかないだろうなぁ・・

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/29 14:02 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリンの音響学
職場の図書館に日経サイエンスのバックナンバーがそろっていて、81年12月号のC.M.ハッチンスの「バイオリンの音響学」の記事をたまたま入手できた。いや、図書館に行く用事のついでにたまたま偶然、奇遇にも目にしただけだ。仕事をサボって遊んでいたわけでは決してない・・・と、公式見解を述べておく ^^;

さて、この記事、著者のハッチンス女史はバイオリンの音響研究のためには研究者自らがバイオリン作りの技術を身につけることが必要と、ベルガー、ブルリッツァー、サコニらに師事しバイオリン作りを8年かけて習ったということだ。(見事な研究者魂じゃないか!)

ストラド、ガルネリを含む800台以上のバイオリンを分解テストし、自らも科学的な評価の元に楽器を組み上げ、演奏家に評価を受けるという地道な研究手法で、確実に良い音色のバイオリンを作ることが出来るようになったということである。

彼女の手法ではバイオリン上にアルミの粒をまいて振動分布を視覚化するクラドニ法とレーザー干渉法が厚さ分布の決定に中心的な役割を果たしているようだが、レーザー干渉法は設備がないと難しいので、クラドニ法で地道に調整するように書かれている。

木の選択は潤沢なストックの中から選べるわけではない(というか、キットの木なんてよいものが選ればれているとは思えない^^;)我々にとっては、クラドニ法できちんと調整するというのは魅力的かもしれない。

クラドニ法は固有モードの振動パターンを見るのであるが、それには、発振器(オシレータ)で必要な周波数の正弦波を出す必要があるだろう。

ということで、

オシレーター AD-8626 ☆

のようなオシレーターが必要か?

さらに、細かな調整のために、何度もニカワを剥がすのには、一時流行って、今はブームが去って、安売りしているスチームクリーナーが便利かもしれない。。

【90%OFF!決算処分アウトレットセール】ハンディ・スチームクリーナー

こいつなんて、1480円だということだ。(いつまであるのか知らないが)


・・・物欲ブログも、ここまでくると、さすがに、少々マニアックな雰囲気も漂い始めるかもしれない・・・ ^^;

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/28 16:15 】 | つれづれなるまま | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
波動スピーカー?
たまたま全く関係ないものを検索していて見つけたのだが、波動理論を使ったスピーカーという、ガミラス艦隊も真っ青なスピーカーがあるらしい。これは、寺垣氏が開発したものということなのだ。
コーンで空気を振動させるだけの通常のスピーカーと異なり、振動体内に定在波を発生させ、振動体の波動を空気に伝達するというものという説明だ。

何でこれが目を引いたかというと、この振動板、曲げてストレスをかけたバルサ材という話なのだ(普及品は樹脂のインジェクション成形)。

曲げてアーチを作ったところに、ストレスをかけて、そのある程度の厚さと重みのある振動板を振動させて音を出すというのが、バイオリンの表板のアーチと、ストレスをかけて接着するバスバーを思い出せ、つい、ブックマークに登録したのであった。

バイオリンの場合には、アーチの基本は削り出しなので、サイトの説明が当てはまるのかどうかは分からないが、一つの面白い仮説として検証する必要があるかもしれない(どうやって?)

寺垣理論だと、定在波が立てばいいので、エッジ付近に向かって板を薄くするよりは、非連続な接着で音波が反射したほうが良い結果が得られそう・・・

バンジョーのように円形のサウンドボードだったら有限要素法で解析できるかな?(自分でやるのはヤだけど^^;)

本日のkity(ニス塗り4回目)

kity4回目表

kity4回目裏

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/27 20:01 】 | つれづれなるまま | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
1日2回は・・・
さて、アダルトなプレーヤーとしては、やはり体力が続く限り、1日2回はしたいものだ。

って、朝から一体何の話かというと、とうぜんながら、ニス塗りの話である。

毎日2回ずつニスを塗れば、2週間程度でニスは塗り終わり、その後1週間で乾燥・セットアップすると、次のレッスンまでにkityが弾ける状態に持っていけるかも?

と、期待している。

昨日、先生から5月のリサイタルの案内メールがきた。音楽を趣味にしていると、色々と楽しいことが続いて嬉しいものだ。

しばらく、ニスの塗り重ねだけで、変化が乏しいので、今日は、少し嗜好を変えて、表板の動作の考察をしてみた。

バイオリンの表板はサウンドボードと呼ばれるように、発音に重要な役割をしている。
音の出る順序は次のようになる

・弓により弦が振動する
・弦の振動が駒に伝わる
・魂柱を支点にして、駒の振動が表板を振動させる
・振動が板全体に伝わり、空気を振動させる

上の2つは楽器としての動作として多くの弦楽器に共通だけれど、バイオリンの特徴はやはり、3番目の動作である。同じような大きさの楽器ながらマンドリンよりもはるかに大きな音がでる秘密である。

下の二つの動作は、何かに似ている・・そう、スピーカーである。しかも、コーン一つで全部の音を表すフルレンジスピーカーがまさにこのような動作をする。

スピーカーのコーン紙だと考えると、色々と見えてくるものがある。特徴として必要なものは、

・高剛性
・振動に適した形状
・伝達速度の速さ
・内部損失の大きさ

である。

高剛性を得るために、アーチ型の形状を必要とし、それだけでは、あの大きさでは剛性不足となるのを補うためにバスバーを必要としている。
バスバーが魂柱の反対側に必要な理由も、魂柱を支点とした運動であることを考えれば当然である。

振動に適した形状として、スピーカーではコーンエッジに柔らかい素材を持ってきているが、バイオリンでは、表板は構造を支える役割も担っていて、同じような構造にはできない。エッジ周辺をなるべく薄い構造にすることで、少しでも振動しやすくする必要がある。

それでも、木で全部作っているのだから、振動のしやすさには限界があり、振動面も円ではないので、どこにどれだけの厚さを残すのかが製作者にゆだねられている。

大型のフルレンジスピーカーはコーン全面が均一に振動することが難しく、昔のユニットには、高音側だけセンターコーンに近いところに追加のコーンを持つデュアルコーンタイプも存在した。

バイオリンの振動特性も、センターのタップトーンをFにしているということは、表板は分割振動をしているはずで、あのころのスピーカーの構造は参考になるかも?

伝達速度と内部損失は、材料によって決まってくる。そこに多くの先人達はスプルースを選択した。
実は、私が良く行く100円ショップ・ダイソーには工作材として、シナ材がおいてあり、これが、叩くと結構高い音でよく響くなぁと思っていたのだが、ビクターの次のサイトを見ると、シナ材の伝達速度はスプルースより大きいらしい!

材料の特性値

ビクター社はシナ材よりも伝達速度・内部損失ともに大きなカバ材をスピーカーコーンに採用したが、その差はわずかであり、入手容易なシナ材でもなんだかいけそうな気がする。

だとすると、表板・バスバーにシナ材を使ったバイオリンを作っても面白いかもしれない。内部損失が小さい点は、少し柔らかで、厚めの塗装で補える可能性がある。

この動作原理を元にバイオリンを試作するとすると、表板は完全に材料から削りだす必要があるので、表板に使えそうな大きさのシナの板をダイソーで買って、乾燥のため、数年寝かしておくというアイデアはいいかもしれない・・・^^

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/27 07:32 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリンにニスを塗る
板厚調整が終わった6800円のバイオリンキットkityであるが、発注していた燃料用アルコールも到着したので、いよいよニス塗りの開始である。

まず、指板があると邪魔なので、指板を剥がす。
前回、仮接着したのは、ニカワを使ったので、水をつけてパテナイフでゆっくりと水を染みとおらせると簡単に外れる。

仮接着の指板を剥がす


次に、スチールウールでkityの表面の保護用の蝋を削り取る。
実は、kityは完全なホワイトバイオリンではなく、そのままでも使えるように一応蝋で表面を保護しているのだ。
これは、色塗りには邪魔になるので、削るのだが、スチールウールを使う方法は、kityのマニュアルに載っていた。
(しかし・・スチールウールって手に刺さるのね 笑)

kityスチールウール


まだすぐには使う必要はないが、エンドピンでバイオリンを立てる台を作成しておく。

エンドピンスタンド


次は、下塗りである。黄色の塗料で木目を浮き上がらせるのだが、これにはターメリックを使う。楓やスプルースには目止めは不要なのだが、一応、ターメリックだけではなく、シェラックフレークを加え、0.3~0.5カットくらいの濃度として、湯煎する。(下塗りだから、薄いのだ)



シェラックフレーク

ターメリック・シェラックカクテル



シェラックフレークであるが、楽器屋で買うと高いので、木材加工屋さんで買った。ここだと、ブロンズで100g690円と染物屋さんのラック樹脂よりは高いが、精製済みであることを考えるとリーズナブルである。(実は、ラックの精製をやっていたのだが、活性炭を大量に必要とするので、結果として高く付きそうだったので、下塗りや色の薄いところにはシェラックフレークを少量使うことにした)

それでは、下塗りと、本番用のニス配合の話である。

続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/26 15:18 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
千住真理子トークセミナー
プレゼント企画に当たって、千住真理子のトークセミナーってのに行ってきた。1:00開場、1:30開演なので1時ちょっと過ぎに会場に入ると、すでに普通の席は一杯で、後ろのパイプ椅子を並べたところしか空いていない。
その上、なんだか年齢層が高い~ 前に行ったモーツアルトのオケでも感じたが、クラシックに興味を持つそうは、いくらのだめが売れたとしてもやはりある程度以上の年齢層が多いのだろうか・・

対談の相手となる雑誌なんとか(忘れた)の記者が最初に、
「千住真理子さんのトークセミナーなので、一曲くらい演奏があると思われている方が多いのではないかと思いますが、今日は演奏はありません」
という。会場中から
「え~~~!」
とクレームの声の嵐
私は、それでも、バイオリンの話しが出るのであればいいかと座っていた。
(でも、誰も席を立って帰ったりしないんだよね、不思議と)

「千住真理子さんの演奏を一度も聞いたことのない人はいますか?」
との質問に、私は手を上げる。

「え~っと、いらっしゃいません・・」といいかけて、
「あ、お一人だけいらっしゃいました」と言い直す彼女
(何でこんな奴がいるんだと思ったに違いない 笑)


で、対談であるが、彼女のストラディバリウス「デュランティ」の由来などから始まる。
デュランティが来る前に使っていたバイオリンは「一生このバイオリンと付き合うつもりでした」と彼女。
でも、デュランティの話が持ち上がった頃に、なぜかうまく鳴らなくなったとか。楽器屋さんで何度も調整をしても駄目だったという話である。

待てよ、だとすると、彼女はまともに弾いたバイオリンは2本だけなのか?と素直な疑問が頭をもたげる。

と、このあたりまではよかったのだが、その後は、野菜ジュースの話だの、立ち食いそばの話だの、食べ物話ばかりが続く。

そもそも、千住真理子の話を聞きたいと来る客層は音楽の話を聞きたくて来るのではないのか?
と、ろくでもない質問しかしないインタビュアーに憤りを感じながら、こんなんだったら、途中で帰ってしまいたいと思いながら、それでも、何か有用な話が出るかも・・と期待して、きたいして、外れまくった^^;

結局、主催のシダックスとしては、5月のディナーコンサートのチケットの広告企画程度にしか考えておらず、インタビュアーに音楽をまるで知らなさそうな人間を持ってきたのだろう。といっても、お金を払ったわけでもなく、プレゼント企画で当たったから行った身としては文句をいっても仕方ない(って、思いっきり言っている?)

最後に、質問受け付けの時間があったが、場違いな雰囲気にすっかりしらけてしまっていた私は質問する気にもならなかったのであった。

デュランティは演奏されずにお城で眠っていたのだから、まだ古楽器の形態(短ネック、低いバスバー)のままだったはずであり、それをどうしたのかを聞きたかったのであったが・・

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/25 21:46 】 | つれづれなるまま | コメント(6) | トラックバック(0) | page top↑
深遠なる(ってのは、大抵ろくでもない)実験
バイオリンのニスの調色であるが、ベースのラックにシードラックや赤ラックを使うと、ターメリックや玉ねぎ・茜などの淡い色はラックの赤に隠れてしまう。
そこで、ラックの赤を脱色することを考えているが、100円ショップで売っている椰子ガラ活性炭を使って脱色が出来ないものかと、実験することにしよう。実験のためのガラス瓶が必要なのだが、一向に色が出ない栴檀をあきらめ、この瓶を使うことにする。

買ってきたのは、椰子ガラ活性炭の炊飯用のパックである。

かまど炊きパック


このパックの中身を、袋から取り出し、瓶に開ける。

活性炭


この瓶に赤ラックニスを入れて、脱色が出来るか試してみるのである。

さて、どうなりますことやら・・・

ちなみに、シードラックからシェラックを作るときにも活性炭で脱色すると、どこかのページで読んだ気がするので、手法自体は正統なものではないかと思うが、温度条件とか、活性炭の量とか全くあるがままなので、結果は予測不能である ^^;

活性炭に赤ラックを注ぐと、なぜか出てくる大量の泡たち

赤ラック活性炭


テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/24 01:00 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
玉川大学・玉川学園 吹奏楽演奏会
たまたま、仕事関係のSさんからチケットをいただいたので、タイトルの吹奏楽演奏会を見てきました。

玉川学園吹奏楽演奏会


中学部からの演奏で、出演者を見ると中一も結構いる・・が、みんな上手だ!

考えても見れば、中学・高校の頃なんて、部活ばかりしているようなものだから、1日に何時間も練習時間をとっているはず。だから、上手になるんだよね~

ブラスは大人になってからはじめようとしても、練習が出来ないので、やるなら子供の頃にやっていたほうがよかったかも?

演目は、

オープニング
 ウィーン市の祝典音楽 R.シュトラウス
 ザ・ロングエスト・ディ P.アンカ
 ワシントンポスト J.P.スーザ

中学部
 マーチ「アーセナル」 J.ヴァンデルロースト
 第三交響曲より「第Ⅲ・Ⅳ楽章」 J.バーンズ
 喜歌劇「微笑みの国」セレクション F.レハール

大学
 吹奏楽のための第二組曲 G.ホルスト
 交響曲第二番 F.ティケリ

高等部
 宇宙の音楽 P.スパーク
 Another Symphony No.5 L.v.ベートーベン・arr.波田野
 Land of Make Believe C.マンジョーネ・arr.波田野
 Do-Re-Mi R.ロジャース・arr.波田野

やっぱり、演目からみても高等部が面白かった。
特に、チャックマンジョーネの曲は、ホルンとフリューゲルホーンの掛け合いが楽しいのであるが、目の前にホルンのソロがいて、普段は隠れがちなホルンの音がガンガンに聞こえた。

アンコールの最後は、中学部から大学まで全員(なんと総勢200人以上)がステージに上がり、ところ狭しと並ぶ中、指揮の田中先生のクラリネットソロで始まる、ラプソディー・イン・ブルー!
(実は、この曲、よく知っているのだが、ラプソディーなんとかだったよなぁ~ってだけで、曲名が出てこない。で、Nさんに帰りに曲名を教えてもらったのだった。曲名も人の名前も覚えるのが苦手な私 ^^;)

田中先生のクラリネットは少し裏返ったところもあった気がするが、普段練習時間も取れないだろうに、なかなか聴かせる演奏だった。

良い席のチケットをいただき、Sさん、ありがとうございました。(仕事の方も精進させていただきます・・・と、一応言っておこう 笑)

そうそう、コンサートに行くために、早く帰ってきて、家の前の土手に今年初めての土筆を見つけた。

つくし

続きを読む

テーマ:吹奏楽 - ジャンル:音楽

【2006/03/24 00:27 】 | コンサート | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
ニスのレシピ修正
今日の出張の帰り、ヘロン・アレンのバイオリン製作 今と昔

バイオリン製作今と昔 第I部

を読んでいて、ふと、自分のニスのレシピの樹脂量が少ないような気がした。

帰ってから、確認すると、赤ラック100ccに対する割合で樹脂を入れていたことが分かる。危ない危ない、まだスタート前から失敗するところだった^^;

ということで、樹脂量を倍にする。乳鉢でエレミと蜜蝋を摩り下ろすのは後の処理が滅茶苦茶大変で後悔したので、今度はサンドラックとコパルだけを乳鉢で摩り下ろす。

ニスレシピと乳鉢


写真の奥の瓶は手前の二つが玉ねぎの皮とターメリックで、奥の瓶は前と同じく紫根、サンダルウッド、茜である。
茜は媒染としてミョウバンを使うのだが、ミョウバンを瓶に入れるべきか、後で処理すべきか少し迷っている。瓶に入れてしまうのが簡単ではある。

さて、残りのエレミと蜜蝋はほっときゃ溶けるだろうと、そのままニスの瓶に突っ込むことにする。

エレミを計る


1g単位しか計れない安物デジタル計りを使っているので、この手の少量の測定は難しいが、あまり細かいことは気にしないのだ。

染料としては、このほかに、カテキューのアルコール抽出をしたいのだが、ガラス瓶の在庫がなく、今、朝ご飯に食べているジャムが終わってからになる(^^;

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/22 21:54 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ホワイトバイオリンのセットアップ
普通のバイオリン製作のプロセスだと、ホワイトバイオリンが出来上がったらすぐにニスを塗ることになるが、一歩ずつ確認しながら製作(改造?)を行う予定のkityでは、ここまでの状態を音で確認しようと思う。
音で確認するためには、何はともあれ弾ける状態に持っていなくてはならず、第一弾として外していた指板を取り付ける。

ネック接着


表板の4倍希釈のニカワも何とかくっついているようなので、スプールクランプを外し、次は苦手の魂柱立てである。

魂柱挿入


何度やっても、この作業は苦手である。ストラディバリには、ぜひとも魂柱に変わる別の手段で音の向上を研究してもらいたかったものだ^^;

何度目かに奇跡的に魂柱が立つ。

魂柱エンドピンから

魂柱fホールから


すごい!今回はさいさきよいぞと喜んだのもつかの間、
魂柱の位置を動かそうとしたらあえなく倒れたのであった(涙)

そういっても、何十回かすると、いつかは魂柱もたつものだ。
魂柱取り出しの練習だと思えば、あまり悲観的になる必要はない。(んな、あほな・・)

それでは、恒例の特性グラフと、音の比較をしてみよう。

続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/21 19:25 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
ラベンダーの香り・・・
あっ、ラベンダーの香りが・・・

ということで、今、私はアロマな時を駆け抜けているのである。

赤ラックレシピ


とりあえず、いくつかのサイトと本を参照に自分なりのレシピを作る。ところが、ラック樹脂はあるが、アルコールが手配違いで届いていないのと、大量にある赤ラックを消費したいため、ラックの部分は赤ラックニスを用いることにした。

樹脂たちとラベンダーオイルを乳鉢に入れ、乳棒で細かく磨り潰す。
実は、後から気がついたが、サンダラックやコパルなどは、最初に磨り潰しておいたほうがよかったかも?

この樹脂に色の出ない栴檀のアルコールを拝借し、アロマオイルを作る。

アロマオイル


これと、赤ラックニスを瓶にいれて、ベースのニスの完成である。セラックではなく、スティックラックに近いシードラックを用いているため、ベースニスからしてすでに赤いのであるが、アルコール抽出で待ちわびている人たちの参考になるのかなぁ?

さて、この溶いたアロマオイルを赤ラックニスで溶解させる。

ベースニス


ニスが溶けるまでしばらくかかるので、ニスを先行させたが、ホワイトバイオリンも同じく作らなくてはならないのだ。

結局、表板はDまで削り、76gとなったところで、削り終了。裏板は横板に接着したままなので、Fから下には削らず、そのままとする。しかし、私の持つ本ではFとなっていたが、Dまで下げるのと音のキャラクターはどれだけ違うのだろう?

ホワイトバイオリンが無事に完成したら、後は、ホワイトバイオリンに色を塗るだけとなる。

スプールクランプ


実は、こやつのニカワの瓶は、夕べ、部屋を歩いているときに湯銭器を足に引っ掛け、湯銭器の蓋が閉まる時に、その中で瓶が倒れ、お湯が入って4倍くらいに希釈されてしまった。ニカワをもう一度作るには丸1日かかるし、できるだけ早く結果が知りたい私は、4倍希釈のニカワでそのまま止めてみることにした。

そもそも、表板は修理したりするから、ニカワは薄めに使うという話がどこかに書いてあったではないか。きっと4倍希釈でもなんとかなる・・・といいなぁ(笑)

うまく止まっていなければ、明日再度トライしてみよう。

最近連続して、似たような失敗が続いているので、体調に注意しなければ・・・

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/21 03:56 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
弓の重さ
弓の持ち方がどうにも決まらず、未だに苦戦しているのであったが、先生はきれいに弾けるので、あくまでも自分の練習不足が原因であることは明らかだ・・・

と、いうのは、分かっているけれど、ふと、6800円のバイオリンキットkityについてきた弓はどんなだろうと思って、持ってみる。

「あれっ?何か軽くないかこの弓?」

と、いつも使っている弓(エレキバイオリンroseについていたもの)と重さを測り比べてみる。

rose: 68g
kity: 61g

ネットで色々と弓の重さを検索してみると、kityの弓が標準的な重さらしい。roseはそれよりも10%以上重いことになる。
たかが10%であるが、持てるか持てないかのぎりぎりのところで模索している身にはずっしりと響く重さである。

エレキバイオリンroseはバイオリン本体も750gと超ヘビー級で、これまた、持ち方に苦労したのであるが、弓も普通の弓よりも重かったんだ。まさに、漢のバイオリンセットだ。

こんな重いバイオリンと弓で1年も練習していたというのは、大リーグボール養成ギブスをはめて試合をしているようなものか?

だとしたら、それこそ、弓を変えたら、魔弓誕生!・・なわけないか・・^^;


さて、プレートチューニングをしていたkityであるが、次の論文を見つけた。

プレート調整の論文(英語PDF)

前に、板の硬さをどのくらいにしたらいいかが分からないと書いた(気がする)が、この論文にはタップトーンだけでなく板の硬さやQファクターといったいくつかの物理パラメータの平均値が示されている(ただし、この工房作のものが対象)ので、こういったものを測定すれば参考になりそうだ。

彼らは、タップトーンのモード2はDにしている。モード5はFなので、この微妙な調整が難しそうだが、モード2をDまで落とすべきか・・・
eagleのモード2はFに調整したので、音の違いを出すなら、Dまで落とすべきかもしれない・・悩ましいなぁ

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/20 20:40 】 | バイオリン練習 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
レッスン日
私は、月に2回レッスンを受けているのだが、3月は先生とのスケジュール調整が難しく、2週連続のレッスンになっている。
今日がその3月2回目のレッスン日である。

前回のレッスンから1週間では練習が間に合わないと危惧していたが、「土曜があるから何とかなるさ」と楽観していたら、土曜日に送別会のイベントが入っていたことを忘れていて、結局、当日の朝練だけになってしまった^^;

レッスンでは、相変わらず音程が定まらない。
「楽譜を見て、音は分かっても、その音がイメージできないんです」と私
「あ、でも、ピアノに合わせると大丈夫だから、耳は悪くないですよ(練習不足、見事に露呈)。全体に低くなりがちなので、注意してください」と先生

和音は、更に悲惨である。
「一音ずつ音を確認してから和音を弾いてください」と先生。
・・・うなずくしかない私・・練習は一通り、楽譜どおりに弾いただけなのだった・・

右手は腕全体が動いているので、上腕を動かさずに弾くようにと、これまたいつもの注意。

アップの時に、特に指板の方に弓がすべりがちなのを気をつける、と、またまたいつもの注意

右手をもっと柔らかくと、またまたまた、いつもの注意

前奏曲とアレグロで、A線、E線を行き来する場所で、E線を引くときには脇を締めるように

と、レッスン半ばで
「宅配便で~す」

あれ?今日来るようなものあったか?と見ると、FedExである。この大きさは、画材屋からの荷物だと直感した私は、先生にも見せる。

ニス樹脂


到着したのは、サンダラック、エレミ、蜜蝋である。蜜蝋はまるでインゴットのような形で、ビニール袋の蓋は閉まっておらず、粉がぼろぼろと箱に散乱している(もう少し、大きな袋使うとか考えないのか?)。

実は、これらの品を発注したのは、16日である。なんと3日でニューヨークから到着する。世界は狭くなったものだ。

ニスの樹脂部分はこれで一通りそろった。染料は、今日ターメリックをもらったので、こちらも一通りそろったことになる。
(栴檀は相変わらず色はでないので、たまねぎの皮でも入れて、違うものにしてしまうか・・)

途中、ニスの話でレッスンは中断したが、すぐに再開し、曲のレッスンであるが、これもエチュードと同じく(もしくは更に悪く)、音程と右手の注意を受ける。

「忙しいですからね~、仕方ないですよ」と先生は言うが、漢として、そんな言葉に甘んじてはいけないのだ!

(でも、ガイド音をMIDIで作成するような手間のかかることは嫌いだ~)

レッスン時間が終わり、次のレッスンのお互いの調整をはかる。一致が見られる日曜は第3週であった、これって、次のレッスンまで一ヶ月あるということ?

それでは、しばらくのんびりできるなぁ・・・
(なんて、すぐに楽をしようとするのがいけない!)

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/19 21:49 】 | バイオリンレッスン | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
未使用のストラディバリ
千住真理子の持つバイオリンは長いことコレクターの手にあって、使われていなかったそうだが、未使用のストラディバリとして有名な一本が


Messiahバイオリン


である。

これは、ストラディバリ1716年作であるが、彼の死まで工房に置かれ、息子がコレクターに販売したものであるとのことだ。

その後、幾度となく転売を繰り返されたが、演奏家の手に渡ることなく、今は、イギリスはオックスフォードのアッシュモリン博物館に保管されている。

使われていないから当然であるが、オリジナルを全くそのままの形で保っている興味深い一本である。

って、これは、イギリスに行けば見ることができるのかなぁ?

と、久々に「普通の」バイオリンブログの内容となった ^^;

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/18 23:32 】 | つれづれなるまま | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
漢(おとこ)なら・・・
と、いきなり、せばすちゃん乗りのタイトルだが、漢としては、当然ながら、下の工具くらいは持っている(べきだろう*1)。

【送料無料】【40%OFF】(リョービ) 卓上ボール盤 「卓上ボール盤 TB-2131」<\16,700引>

*1:お母様方へ、この表現は少し誇張が入っています。お子さんが、このような工具を持っていないからといって、嘆いたり、責めたりする必要はありませんので、ご注意ください。現代には男として生きない道も開かれています。

さて、これを使って何をするかというと、バイオリンの裏側にクレーターを作るのである。

クレーター


でも、このままだと、音にも悪い影響が出るので、一度作ったクレーターは、スクレーパーできれいに地ならしをする必要がある。

地ならし

続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/18 13:26 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
ダイソーのクラフトパーツ
前に買ってあった、サイコロ状のクラフトパーツをカッターで切り出し、サンドペーパーで3mm厚に削ります。

クラフトパーツ


次に、コンパス(もしくは、その働きができるもの)で、裏板の内側にセンターから半円を書きます。

グラジュエーション補助線


この後は、少し大きな音が出る作業が待っていて、今日は、もう遅いので、ここまで。

本当は、4mmとか、5mmとか色々ブロックを切り出しておくといいのだろうけど、
面倒なのでやらない

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/18 00:01 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
スクレーパー
バイオリンの板削りには、ノミやカンナも使うことがあるけれど、あまり多くの道具を揃えられない我々アマチュアの強い味方はスクレーパーである。

これは、要するにただの鉄板なのだが、少しだけ歯をつけて、木を削れるようにする。

ロワーバウツなどの広いところを削るには、多少大きめな鉄板が便利である。eagleを作ったときに買ったのは、スクレーパーとして取っ手まで付いている。
(これは、裏板を削りすぎた因縁のスクレーパーなのである)

スクレーパー


たんなる鉄板なので、そのエッジは何度か木を削るうちに、またたく間になまって削れなくなってくる。

と、バイオリン製作工具備忘録でした。
続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/17 00:35 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
エフ(f)の調和
と、なんだか松本清張ばりのタイトルの本日のブログだが、解体された6800円のバイオリンキットkityの表板のエフの外側のシェープを変更してみた。

エフの外削り


前の修正時には紙やすりだけで行ったのだが、思うようなシェープになりにくかったので、スプールクランプを切り出した残りの丸棒を使って紙やすりのガイドをつとめさせる。

出来上がったシェープは

エフ


のようになっている。もう少し、彫りの深い感じがいいかなぁ?とも思うが、これは後でも修正できるので、とりあえず、次の作業に進むことにしよう。
続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/16 19:56 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
禁断の道を・・・
周波数解析の結果、板厚調整が避けては通れないことが分かったkityであるが、板厚を調整するということは、当然ながら一度分解する必要があり、禁断の道である。

が、禁断であるがゆえに、人はそこに魅かれてゆくのだ・・

慎重に、ダイソーの絵筆を使って、横板と表板の間に水を塗り、ダイソーのパテナイフでゆっくりと切れ込みを入れていく。

kity表板切り出し


エンドブロックとトップブロックの部分以外は案外簡単にナイフは入ったが、指板を外さずに作業したので、特にトップブロックの下は作業性が悪く、苦労した上に、パテナイフを曲げてしまい、結果、表板にもクラックを作ってしまった^^;

kity表板クラック


しかし、ここの部分はあまり振動しないし、力もかからないので、ニカワで接着して補修すれば大丈夫だろう・・・

さて、表板を外して、最初にすることは、「叩く」ことである。予想通り板が厚すぎるかどうかは、まともなキャリパーを持たない私は叩くことと、自作のキャリパーまがいの冶具で確認するしかないのだが、叩くほうが簡単である^^;

タップトーンはモード1,2,5ともAに聞こえる。ふむ、予想通りだ。kityの製作者はチューニング前の初期削りの段階以上の加工をする気はなかったらしい。
続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/15 22:06 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリンの音の周波数解析
先日書いた、ストラディバリの音を測定しているサイトに刺激を受け、自作キットバイオリンeagleと6800円バイオリンキットkityの音を録音し、周波数解析してみよう。
周波数解析することで、kityの詰まった感じの音の秘密が明らかになるかもしれないではないか。

実は、先生の演奏を録音したものでは、詰まった感じは良く分からなかったが、自分で演奏すると、確かに感じられる。
でも、先生が弾いているときには感じられなかったので、自分の耳のすぐそばで発音したときにしか分からないような違いなのかもしれない。

測定方法であるが、USBオーディオインタフェースのUA-25


付属ソフト Sound it!にはFFT機能が付いているので、24bit/96KHzでA線開放弦を弾いて、この音をFFTかけて見える化しよう。

まずは、eagleの開放弦のデータである。

eagle周波数解析


次に、こちらがkityのデータである。

kity周波数解析


付録ソフトのFFTにはサンプル数を自由に設定できない不便さがあり、測定ポイントを動かしながら、平均的と思えるパターンを探して、その部分のデータをキャプチャした。

この二つのデータ、一見良く似ているように思えるのだが、大きな違いがある。

それは、kityのデータでは、基本音(440Hz)よりも倍音(880, 1320Hzなど)の音量が大きい場合が多いのである。特に2倍音はほとんどのポイントで確実に基本音よりも大きくなっている。
(ちなみに、eagleの基本音は倍音より6dB大きい、というのは、つまり、基本音の方が4倍大きく出ているという意味である)

倍音が大きければ確かに明るい感じになるはずだが、基本音よりも大きいのはまずい気がする。
なぜなら、基本音が充分に鳴っていないことの証明であるからだ。

基本音が鳴らない理由としては、やはり振動が抑制されていることが一番だろう。駒はどちらも同じ程度に削っているので、振動を抑制する一番の原因は表板ということになりそうだ。

この周波数特性が詰まった感じをかもし出すかどうかは、良く分からない(というのは、録音したものには詰まった感じが得られないから)。

というのも、もしかしたら、PCのスピーカーやおまけのヘッドセット程度では駄目で、もっとちゃんとしたスタジオヘッドホンを買う必要があるのか?

前に買ったコンデンサマイクと同じメーカーから出ている、
こんなのは、安くて、面白そうかも?

BEHRINGER べリンガー スタジオヘッドフォン HPS3000
本来は、実際に音を視聴して比べてみたいものだけれど・・
MTRのおまけのヘッドホンよりはどちらもまともそうだ 笑

って、結局物欲ブログなのか~!?





kityのグラフを注意深く見ると、3KHzまではフラットに倍音が出ていて、それ以降急激にレベルが下がるのが分かる。eagleは多少でこぼこしているが、レベルは基本音から周波数が上がるにつれ、斬減していっている。

ストラディバリはどうかというと、前に紹介した記事のサイトのグラフによると、eagleと同じく基本音から斬減するようなグラフとなっていて、やはり、kityの特徴は倍音構成にありそうだ。

3KHzという音域は微妙な音域で、ここから急激にレベルが下がるというのは、電話機を通した音に近いのである。

こう考えると、詰まった音というのも、納得がいくかも?

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/14 19:29 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
重厚なポルカ(^^;
何度も、書くが、このブログは私のバイオリンレッスンと練習の記録を中心としている。

ということで、今日は、最近出番の少ないエレキバイオリンroseを使って、リズムに合わせて演奏する練習をしてみた。

リズムセクションがないと、あわせようがないので、デジタルMTRを使って、ギターとベースでリズムセクションを構成する。

その上に、音をガイドするための、ギターをさらに重ね、roseであわせる。

このところ、何かに合わせて演奏することが全くなかったため、すっかりリズム音痴であり、やっぱり、こういった練習もしておかないといけないなぁと思ったしだいである・・・・

と、長々と言い訳を書いたが、要するに、モハーさんや、せばすちゃんさん達がやっているアイリッシュにも興味があり、ちょっとやってみたかっただけである ^^;

ところが、本来のリズムでは私はとても付いていけないので、スローなテンポで重厚なアイリッシュとするのだ(爆)

録音したものは、こちらの書庫に置いた John Ryans Polkaである。



酷い演奏であるから、心臓の弱い人は絶対に聞かないように

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/13 21:07 】 | バイオリン練習 | コメント(21) | トラックバック(0) | page top↑
ニス材料のアルコール漬け
昨日、ガラス瓶をいくつかもらったので、早速、染料のアルコール抽出を試みている。

アルコール漬け染料


写真は、左から、紫根・さだらのき・茜・センダンである。
センダンは元々買うつもりではなかったのだが、「在庫限り」の表示に弱い私はついつい購入してしまったのであるが、案の定、一晩経ってもほとんど色が抽出できない(笑)

手前の写真は・・なんだろう・・ピンボケだが、DecorMusic.comとか読めるかも・・なんでこんなものが?

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/13 08:33 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ストラディバリの音が聞けるサイト
みんな、色々なことを考えるもので、ストラディバリの形のコピーだけでなく、音響的にコピーしようというメーカーがある。



ここのバイオリンは、スペクトルアナライザーで測定した音響特性をストラディバリと出来るだけ合わせこむことで、同じような音を再現しようとしているらしい。

でも、スペクトルアナライザーは周波数成分しか表示しないので、時間的な特性はまた別だと思うのだけれどなぁ・・
しかも・・・ホームページに表示されているスペクトルデータは、私には同じようには見えないのだが・・・?
ストラディバリは、さすがである。ノイズ分がほとんど見られない。このピュアな音はどこから来るのだろう。
(もっとも、録音レベルが左右で異なる可能性があるので、生の音を実際に近くで聞かない限り本当のところは分からないのかも? それは、私のブログも同じだけれどね)

とはいっても、色々な測定方法であわせこむことで、そっくりさんは出来るのかもしれない。

こうやって、ストラディバリやガルネリをリファレンスとして、それに合わせることだけに注力するのが、本当にいいのかはともかくとして、このサイト、面白いことにMP3のデータとしてストラディバリとこのメーカーの楽器の2台を弾いたものを置いてある。(レベルは全然違うけど、まるで、私のブログみたいだ 笑)

残念ながら2台のうちのどっちがストラディバリなのかは、ホームページには書かれていないのだけれど。私のレベルとしては、いずれにせよ、音階を弾いたときに「これが良い音だ!」というリファレンスとしては充分かも。


もっとも、私のばやい、
演奏者の腕と、聞き分ける耳が悪い
という深遠なる問題がいつもつきまとうのだが・・

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/03/13 00:49 】 | つれづれなるまま | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
二週間ぶりのレッスン
今日は2週間ぶりにバイオリンのレッスンだった。
そこで、本来のブログの趣旨に戻り、レッスンの話を書こう。

月に2回なので、間は結構空いて、その間、教わったことは徐々に頭から抜けていくので、効率はあまりよくないのかも?

今やっているのは、エチュード系の練習曲としては
SEVCIK OP1.P1のNo.4の5段目の4小節とNo.13の6段目の2小節、それに音階と和音の基礎練習である。

色々と問題が山積みで1年以上やっている割にほとんど進んでいかないのだ(笑)

音程がきちんと取れていないのは常々注意されているのであるが、スケール練習などでの音程に自信がないのは自分でも認識している。
実は、音程が取れないというよりは、楽譜だけからでは音が想像できないのである。指板の大体の指位置は理解しているのだが、音を探るといっても本来の音を想像できないので、不安定さはここからくるのだ。

だからといって、無策のまま望むのもいけないのであるが、音程を合わせるため、MIDIデータを打ち込みガイド音源を作るよりも楽しいことは山ほどあるのであった^^;

和音も問題である。和音になると、なぜか右手に異様に力が入り、がりがりいうくせに、和音の音が全部出ないことが多い。
さらに、和音の指位置がこれまた怪しく、きちんと音程が取れていない。

と、基礎練習の不足は明白であり、この改良は急務であるのであるのは、分かっちゃいるけどできないのである。

さて、曲の方は、長いこと続けているクライスラー:前奏曲とアレグロである。最初の部分を前回に一旦OKとして、次の16分音符がひたすら並ぶところに入っている。ここの和音も基礎演習の和音と同様に問題であり、特に和音で移弦するときに、出にくい音が多いこと(E・A線の和音からD・G線の和音に移るとG線がほとんど発音されてない)と、和音の音程に注意される。

指の形は大体出来てきたので、後はゆっくりと音程に注意しながら正確に弾くことを心がけるのみなのだが・・・

これは、自分の楽しみのためのものであり、締め切りがあるわけではないので、先生が飽きない程度に進捗を保てればいいのであるが、パールマンのCDのように弾けるのはいつの日なのか・・笑

話は変わって、昨夜、eagleの駒を少し削っておいた。前回のレッスン以来、色々と変更を加えてきたkityと共に先生に意見を聞いてみる。

kityであるが、だいぶ発音はよくなったはずだが、まだE線の音がこもる感じということだ。魂柱の位置(kityの場合、駒の位置)調整で変わる範囲なのか、板の削りを必要とするのかは自分で聞いても良く分からない。

また、駒を削ったeagleであるが、「前はE線がもっと出ていたのに、おとなしくなりましたね」だと~~
げげ、削りすぎて剛性が不足したのか?

削りすぎはまずい。元には戻らないもの・・

駒は、最悪買い換えるという手段が取れるものの、この評価にはがっかりだ。


例によって、先生にお願いし、現状のkityとeagleを弾いて音を録音させてもらった。

先生が来て、ウォームアップの時間もなく、すぐに弾いてもらったが、いやな顔もせず快く引き受けてくれた。

これが先生の弾くkityの音(3/12)


これが先生の弾くeagleの音(3/12)

参考のために前回のレッスンの時に同様に録音させてもらった音も聞いてみよう。

これが先生の弾くkityの音(2/26)


これが先生の弾くeagleの音(2/26)

3/12版はkityもeagleも私的には差があまり分からない。eagleのG線からA線まではDominantであり、kityは全弦キットについてきた安物弦であることを考えると、本当によく鳴いているような気がする。
eagle同士の比較では、やはり、2/26のeagleの方がパワーが感じられ、駒の削りは失敗だったか・・

問題は、E線がこもった感じというkityであるが、自分では聞いていても弾いてもあまり認識できなかったので、感知できない差を調整するのは難しい~
(似た様なことは、前に自動車のエンジニアと話したことがあって、彼らは評価ドライバーの感性的な言葉を技術内容に落とし込むのに苦労しているそうだ)
続きを読む

テーマ:バイオリン - ジャンル:音楽

【2006/03/12 20:11 】 | バイオリンレッスン | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
彫りを深くせよ
最近、ここは何のブログだかよく分からなくなっているが、基本に帰ると、あくまでもレイトスターターである私のバイオリンレッスンと練習のブログである・・・(本当か?)

さて、ということで、今回もバイオリン製作の話題である(ぉい!)

菊田さんのバイオリンのフォルムはカーブとエッジの処理が美しい

それに比べて、kityのカーブとエッジは、彫りが浅く、日本人顔である。(いや、日本人顔が悪いわけではないですが・・)

kitのエッジ掘り込み前


このエッジの彫り込みはもしかしたら音に影響があるかもしれない。というのは、パーフリングの後にノミでエッジの彫り込みをするので、彫りが浅いということは、エッジ部分の木が厚すぎる可能性があるのである。

ということで、彫刻刀を使って、エッジの彫り込みにトライする。
(良い子はまねしてはいけません)

kity彫り込み


彫り込みの結果は・・・見てもよく分からないですね~~

kity彫り込み後


こんなんだから、音も聞いてもほとんど違いは分からなかった(笑)

本格的に彫り込みを行うには、パーフリングがどこまで入っているかが分からないと少し怖く、恐る恐る軽くしか彫り込みをしていないから無理もないが・・

一応、彫り込み後の音も例によって録音しているが、自分で近くで聞いても分からないのだ・・ 笑

彫り込み前の音

彫り込み後の音


実は、バイオリンには裏と表がある(当たり前だ)が、彫り込みの実験は表しかしていない。
というのは、裏の楓は堅く大変だからである 笑

使った工具は
・ダイソー製彫刻刀(丸刀と4本セット)
・ダイソー製紙やすり(180)
である。

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/03/11 12:37 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
エレキマンドリン
モハーさんのところで、マンドリンを販売しているサイトを教えてもらい、実はエピフォンから8弦のエレキマンドリンが出ていることが分かった。

今まで、エレキマンドリンはいくつか見たことがあったが、みんな4弦のものであり、触手が動かなかったのであるが、これは8弦である。

しかも!エピフォンである。しかも、これ、3万を切る値段である
(エピフォンは、ギブソンと並ぶアコースティック楽器のメーカーだったが、ギブソンに吸収され、今はギブソンの安売りブランドみたいな位置づけになっている)

Epiphone Mandobird-VIII/Vintage Sunburst

う~~~~~~ん、マンドリンキットが完成するまでの間や、バイオリンが弾けない夜のお遊びのために、買ってもいいかなぁ~~~
(あれ、エレキバイオリンあったんじゃ?という突っ込みが・・・)





やはり、ここは

バイオリン初心者がエレキマンドリンを手にしたほうがいい5つの理由

を、整理して、理論武装しておこう・・・
(ぉい、買う気になっているのか・・・)


  1. バイオリンとマンドリンの弦のチューニングは同じであり、同じ曲が弾ける
  2. 顎に挟んで弾く代わりに、ギターのように構えて弾くので、弾く体勢に気を使わず曲に専念できる
  3. 指板にはフレットが付いており、押さえる場所が明らかであり、音程は安定している
  4. 右手はピックで弾くだけなので、右手への注意はあまりいらない
  5. エレキであれば、音は小さく、夜しか練習できない大人でも心置きなく練習できる


とまぁ、これだけの利点があり、バイオリンの譜読みの時にあらかじめ音程や運指、リズムなどを確認すると、とっても便利で、お得なのである。

ほら、私ならずとも、欲しくなるでしょう? ^^;

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/03/11 00:40 】 | マンドリン | コメント(5) | トラックバック(0) | page top↑
自作キットバイオリンeagleに使ったニス
本格的(?)なkityのニス材料の話のついでに、eagleaaaa
で使ったニスを紹介しよう。

こちらは、きわめて安直に、未精製のセラックを使って色をつけたのである。購入したのは、東日本塗料セラックニス(赤ラックニス)というものだ。
東日本塗料セラックニス(赤ラックニス) 3kgF★★★★

実は、この塗料、楽器用でもなんでもなく、ただの床用の塗料である。最近、シックハウスなどが問題になっていて、ホルムアルデヒドなどを抑える効果があると、セラックニスを使う人がいるので、床用のセラックニスが売られている。

通常、セラックを使うときには、精製して透明に近い色になったものの樹脂部分だけ使うのであるが、元々、セラックはラックカイガラムシの樹脂であり、同じカイガラムシの仲間エンジ虫から得られるコチニールと同様に赤系統のきれいな発色が期待できるのである。

王蟲の殻といい、カイガラムシの殻といい、とかく虫は役に立つのである。

塗料を購入して、少し試してみると、他の染料を入れなくても十分きれいな発色が期待できそうだったので、これだけで塗ることにした。しかも、未精製であるからか、乾いたときにも思ったほど硬くはならないようであった。

でも、これ、3kgもあって、全く多すぎで、ほとんど残っている。使う人がいたら、分けてあげられます。

新たにバイオリンを塗るのにセラックを使ってみたいという人は、この大量な床用ニスよりも、染料のお店で売られているラック樹脂(100g380円)を買って、工業用アルコールか燃料用アルコール400ml程度に溶かして使ったほうが安上がりになります。

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/03/10 13:40 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(9) | トラックバック(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ