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貝を買う
装飾の手法にインレイというのがある。
バイオリンのパーフリングもインレイなのだが、これは、
木の表面に溝を彫り、そこに埋めるように装飾の飾りを
していくのである。
バイオリンのパーフリングは木を埋めるのであるが、
昔のバイオリンの一部にはマザーオブパールインレイといって、
真珠貝の貝殻を埋めたものもある。

当然ながら、溝を正確に作るのも大変だし、それにあった
装飾を切り出すのも大変なものであるが、だからこそ
楽器に手がかかっている証拠であり、特にギターやマンドリンなどの
表面がフラットな楽器では高価な楽器には必ずといっていいほど
マザーオブパールインレイを施している。

バイオリンのマザーオブパールインレイがどうして廃れたのかは
分からないが、おそらく表板や裏板のアーチがきつく、
これに合わせた貝を加工するのが大変なのと、
音や耐久性などの問題があったのかもしれない。

しかしである。自分で使う楽器ならば、多少の耐久性は問題ないし、
マンドリンやギターで施されているインレイが極端に音に影響する
というのも納得いかないので、小さなインレイくらいかまわないかも?

ということで、白蝶貝を買ってみた。
本当は、大きなシート状のものを買えばいいのだけれど、
結構な値段がするのと、貝の加工は大変なので、アクセサリー用に
ある程度加工されたものを探した。



通販で買ったのだが、予想外だったのが、これらの貝、結構な厚さがある。
いくら自分で使うといっても、板を大きく掘り込んだらやはり音と耐久性に
自信をもてないので、なるべく彫る深さを減らしたいのであるが、
すると、貝を極限まで薄く削るという、これまた気が遠くなるような作業が
発生しそうである。

写真の、丸い貝は自分で好きな形に加工するために買ったが、
頭の中での考えと、手間隙がかかる実作業との間には大きなギャップが
存在するのであった。

さて、kityの弾き込みであるが、こういったのは一気にやらないと
そのうち忘れてしまうので、今日も、夜にもかかわらず、録音してみた。
レパートリーの中から数少ない明るく弾き込みに適していそうな曲ということで
選曲。

モンティ:チャルダッシュ 2006.02.28録音(kity)

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【2006/02/28 22:42 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
目覚めよ、6800円バイオリン kity
また、大げさなタイトルをつけたと、あちこちから言われそうであるが、
6800円で買った、バイオリンキットバイオリン キット【サイズは2タイプ】 1/2・4/4のことである。

菊田さんのコメントでkityはまだ目覚めていない感じということだったので
やはりここはしっかりと弾き込んで目覚めさせてあげなければ、公平な
音質の比較にはならないのではなかと思い、今日、帰ってから、夜で
ご近所迷惑にもかかわらず、kityで練習をした。

といっても、夜なので、長々弾いているとさすがに気が引けるため、
エチュード系の練習は一切せずに(笑)、いきなり曲だけの練習である。
決して、エチュード系の練習をサボったわけではない、夜という魔物のなせる不可抗力なのだ

やはり、目覚めを誘うには、多少は派手な曲の方が向いているだろうと、
選んだ曲は(というか元々レパートリーは数少ないのであるが)

クライスラー:プレリュードとアレグロ 2006.2.27録音

である。

しばらく弾いていて、耳が慣れてくると、kityの音がよくなったように感じてきた。
(もちろん、単なる主観である)

そこで、前にブログにアップロードした音と比較できるようにスケールの音を録音した。

Kityのスケール 2006.02.07版

わずか数曲の演奏の効果で耳で聞いて分かるほど音が変わるのかどうか、
大いに疑問であるが・・・笑

ちなみに、練習の最後にeagleを取り出し、弾いてみると、
やっぱり音のボリューム感とトーンが違う!

音質は弾き込めば変わったとしても、音のボリュームは簡単には
大きくならない気がするなぁ・・・

どうなんだろう?

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【2006/02/27 21:10 】 | バイオリン練習 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
キットバイオリンKityKite 歌う
今日はバイオリンレッスンの日である。

クライスラーの「プレリュードとアレグロ」の最初の部分は今日で一旦完成にしようと、前回先生と話をしていて、準備を進めてきた。

とまぁ、ここからレッスンの話をしてもいいのだが、右手首が脱力していないとか、右手と左手がバラバラとか、音程がおかしいとか、和音が・・・などと、書き始めるときりがないので(笑)、それは、とりあえず置いておく

さて、6800円のバイオリンキットKityKiteバイオリン キット【サイズは2タイプ】 1/2・4/4であるが、先生に見せ6800円だと言ったら驚いていた。
「え~、これ弓も付くのですか!?」
楽天の販売サイトを見てもらって、
「1/2もあるんですね~、子供たちにいいかも」
と、結構評判がいい。

うん、それでは、この機会に先生にちょこっと弾いてもらおうと思い、ついでにブログに載せられたらもっといいかもと、
「録音して、ブログに載せてもいいですか?」
とお願いし、録音させてもらった。

これが、先生が弾くKityKiteの音である

私はずうずうしいので、「もう一台の私の作った楽器の方もお願いします」とお願いし、eagleでも弾いてもらった。

こちらは、先生の弾くEagleの音である。

先生の録音は、楽器も弓も肩当も全て私のものを使ったので、同一の条件での録音である。昨日の、自分のスケールの音は、技術の下手さによる音質の低下を避けようという私なりの気持ちでスケールだけの録音にしたのであったが、先生の音を聞くと、大きなショックを受けてしまった。

なんと、あのKityKiteもEagleも実に気持ちよさげに歌うではないか!

(私の録音時には問題ない入力レベルだったが、先生は音が大きく、クリッピングレベルを超えて、一部音がつぶれているが、これは私の録音技術の問題であり、先生には落ち度はないことに注意)

やはり、バイオリンは奥が深い、たかが、弓で擦るだけなのに、どうしてこう決定的なまでに音が違うのだろう~
(しかも、私の音が悪いのは楽器のせいであるとか弓のせいであるとかの言い訳は全く通用しないことが証明されてしまった 涙)

ただ、KityKiteの音は、やはり、「音が内にこもった感じですね」との評で、今後の調整の余地は大きくあるのである。

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【2006/02/26 19:59 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ホワイトバイオリンKityKiteの産声
男は、前夜の疲れを引きずったまま、倒れこむように家にたどり着いた。
家には、愛器eagleと新しく到着したばかりのKityKiteが男の帰りを待ちわびていた。
「待ってろよ、しばしの休息の後、お前たちの相手をしてやるからな」

男は一声かけた後、ベッドに倒れこんだ。

いくばくかの時間が過ぎ、ふと、気がつくと、男の足元には、未開封のダンボールが一つ転がっていた。

いぶかしげに箱を開けて出てきたものは・・・

BEHRINGER STUDIO CONDENSER MICROPHONE C-1

ぉお、なんとBEHRINGERのスタジオコンデンサマイクではないか。
こんなものが、私の元にくるなんて、USBオーディオインタフェースUA-25の
EDIROL UA-25

24bit/96KHzの録音機能を用いて楽器の音を録れという、神の思し召しか?

追記:こう書いたが、24bit/96KHzで処理可能なソフトがほとんどなく、MP3に変換したときに、おかしな音になっていたので、一旦、16bit/48KHzに変換してから、MP3に落としなおした。DAWのソフトを入れれば出来るのだろうか・・・

前のブログに書いたように、ホワイトバイオリンKityKiteは乾燥期間中である。
こいつは、板厚調整を行い、eagle以上の音質を目指すつもりなのであるが、板厚調整後の音質がどのようになるかは、初期の音を記録しておかないと分からない。

そこで、ちょうどよい機会だ、KityKiteの音を残しておこう。

ということで、早速、KityKiteのセットアップに入る。前に書いたとおり、KityKiteの各パーツは調整済みであり、弦を張って顎あてをつけるだけでセットアップは終了する。もちろん、「普通このキットを買った子供たちは、駒の調整や魂柱の調整などはやらない」はずなので、キットの音といったときには未調整の音を残すべきだろう
という理由で、私も今回は調整をやらない。
決して怠惰ゆえに調整をサボったわけではない



セットアップが終わっても、当初弦はどんどん伸びるので、すぐには演奏可能な状態にはならず、しばらくはチューナーと格闘しながら、弦の落ち着きを待つ。

さて、それでは、録音である。

すでに、レッスンでやったレパートリーは出尽くしてるのと(笑)、私の演奏技術という不確定要素はなるべく排除すべきなので(とはいっても、右手のテクニックがないので、本来の音は出ていない)、単純なスケールを録音した。

ホワイトバイオリンKityKiteの産声を聞け!

ちょっと、鼻が詰まったような、何ともいえぬ音である。
では、表板の調整はしっかり出来ているはずの、eagleでも同様に録音することで、差を聞いてみよう。


eagleでのスケール

録音レベルを均質にできないため、再生してもほとんど分からないが、実は、楽器の音量にも大きな違いがあり、eagleはKityKiteよりもはるかに音量が出ているし、鼻が詰まったような感はない。

KityKiteがこれからの調整で、どこまでeagleに迫り、また、乗り越えられるかは一つの楽しみである。

(6800円のKityKiteに簡単に乗り越えられたら、少し悲しいかも? 笑)

追記:鼻が詰まったような音は、もしかしたら、まともな弦に替えて、楽器を弾き込むことでよくなるかも?
ちょこっと遊んだ限り、KityKiteは結構弾きやすい楽器である。チャルダッシュのフラジオもわりと素直に出てくれる。(eagleがフラジオ出にくいだけか?)
このまま少し弾き込んでみないと音の比較にはならないかなぁ?

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【2006/02/25 16:23 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ヴァイオリンキット
私の愛器eagleはキットから作成したものであることは、以前、このブログに書いている。
このところ、クレモナのバイオリン製作家の菊田氏のブログにお邪魔することが多く、
氏の美しいバイオリンの造形に刺激を受ける日々であった。

ところで、季節は芸術の春である(なんのこっちゃ)

練習のため、早めに家路についた私の元に、一つの箱が送られてきた。
ん?何だろう・・ 開けてみると、美しい(とはいいがたいが)fのくっきりと浮き出した板が見える。
(画像を右クリックして、画像を表示とすると、縮小していない元画像が見えます)



ぉお~!!これは、もしや、6800円のスズキものつくり教室のバイオリンキットではないか???

バイオリン キット【サイズは2タイプ】 1/2・4/4

誰がこんなものを???
(って、バレバレだが、前に書いたように、バイオリン製作の練習として、StewartMacdonaldのキットを作る前にもう一度前に失敗したところをおさらいする必要を感じていたのだ。陳氏の本にも、数をこなすことが重要だと書いてあったではないか。
・・・って、お前は専業じゃないだろぅ・・・)
恐る恐る、箱を開け、楽器の裏を見てみる。



なんと、このキット、裏の楓には杢がくっきりと出ているではないか? 表も裏もパーフリングは・・・素人加工である・・・(折れたままの私の加工よりは数段きれいだが)
これは、教育用キットであり、子供たちが作ったりするのであるが、ペグや駒はどうなっているかと、キットの小袋を開けてみる。



ぉお、ちゃんとペグは調整済みで、どの弦ようのペグなのかがシールで張ってある!
駒も、削りはされており、そのまま装着しても使えそうである。ベルの部分をもう少し削り込めば、ちゃんと使えそうだ。

試しに、ペグをヘッドにつけてみたけれど、どこかのキットのように力任せに回しても回らないなんてことはなく、普通に使える状態に調整済みであった。

が、ペグの端は反対側から頭を出さないものもあったりと、使えりゃいい状態である。
まぁ、どこかのキットのように「絶対使えねぇぜ」状態ではないのは、ポイントとしては大きい。

使えりゃいい精神は、このキット、全てにいきわたっており、スクロールや糸巻き溝の加工も、その崇高なる精神と系譜ときちんと継承しているのである。



穴という穴にはバリが残っており、糸巻き溝の底は無残なノミの後がある。が、だからといって、使えないものではないは、確かだ。

スクレイパーやヤスリできれいにし甲斐があるというものだ。 エンドピンから中をのぞいてみよう



トップブロックやボトムブロックはどこかのキットと違い裏板にしっかり接着されていそうである。サウンドポストもちゃんとまっすぐ立っている(当たり前か)。

ただし、リブのライニングは分厚いテープ状態であり、未加工だし、良く見るとネック付近の左側はライニングが届いていなかったりする。

とまぁ、色々あるけれども、6800円のキットにしては、かなり遊びでがありそうである。

今後の計画であるが、まずは、お約束の乾燥期間を置いてから、その後の処理を検討することになるのである。

裏板の接着はニカワのように見えるのだが、表板の接着はどう見てもタイトボンドであり、逆だろう普通!と思いながらも、タイトボンドをどうやって剥がしてやろうかと、乾燥期間の間に検討する予定である。

さて、名前がないままでは、知的レベルが上がらないのは、この世界の常識なので(って、どの世界なのだ?)、
名を与えよう。

ではあなたに名前をあげます。

そなたは、「オーマ」、じゃなくって(笑)、

KITY KITE

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【2006/02/23 22:57 】 | バイオリン製作(kity) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
弓を駒と並行に動かせ!
昨夜は会議後終電を逃し、タクシー券をもらって帰って来たし、明日から一泊の会議があるなど、日曜にレッスンを控え、練習不足に危機感を感じた私は、今日は早めに帰り、愛器eagleで練習することにした。

レッスン当初からずっと指摘され続け、未だに出来ないことの一つに(実はたくさんあるのだが)、「弓を駒と並行に動かす」という課題がある。
ヴァイオリンの練習で弓と駒を並行にというのは、実はかなり難しい課題なのである(私には)
何しろ、演奏しているときに、自分で見る弓は斜めから見ているので、どうなれば並行なのかが分からないのである。

先日導入したSTGSは、やっぱりPCを起動するのが面倒で、使わずに音階練習をすると、やはりNGである。
基本を忘れるな!と千秋(のだめカンタービレ)の声が飛んできそうなところであるが、持って生まれた気性は早々変わらない。
三つ子の魂100までと、ことわざにもあるではないか。

気を取り直し、STGSを自分のブログから一度起動したが、WEBブラウザの設定でMIDIファイルはQuickTimeが起動するようになっていて、リピートせずに一回の演奏で終了してしまった。(そのくらい、変更しろよ~、ていうか、PCにSTGS置いてあるだろ!)

まぁ、それはともかく、本題に入ろう。

弓と駒を並行に動かす課題をこなすため、せばすちゃん氏はBAGSを導入した

私もここは、STGSに引き続き、最新兵器の導入で対抗せざるを得まい。(対抗してどうする・・)

最新兵器であるから、やはり、自律駆動にすべきであろう。

私が開発した、Automonous Bowing Guidance with Mirror Reflection 略してABGMRを披露しよう。



え、これのどこが自律駆動だって?って、ブーイングが飛んできそうだが、鏡を見ながら「自律的に」調整するのは私自身なのである(笑)

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【2006/02/23 20:05 】 | バイオリン練習 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
書籍「海峡を渡るバイオリン」を読んで
先日買った本を昨日の東京出張の往復と帰ってからの時間で読みきった。


海峡を渡るバイオリン

海峡を渡るバイオリン

  • 作者: 鬼塚 忠, 岡山 徹, 陳 昌鉉
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本


ドラマ以上のことはあまりかいていないなぁ・・と読み進んでいると、あるページに
「最近になって、やっとストラディバリの気持ちが多少はわかるようになった気がする。」
と書いてあって、ぉお~!!、と喜んで読み進んだら、

「私も人間であるから、自分の技術をおいそれと盗まれたくはない。」

はぁ~、そういうことか~

それでも、駒のわずかな調整や、弓の毛の張替えで3倍の値段の楽器のレベルに引き上げることができるなどといった参考になる記述もあり、影響されやすい私は、今日帰ってから、愛器eagleの駒をわずかに調整してみた。

本にはどう調整するといいのかというのは書いていなかったが、私の楽器はA線のDの音がどこかに共振しておとなしくなっているので、A線回りの駒を軽くし、音の出方が変わるようにという方針で彫刻刀の歯をスクレーパーとして使い、本当にほんのわずかだけ、駒を削ってみた。
追記:朝、起きてから冷静に考えれば、共振しているのは、おそらく胴だろうから、魂柱をわずかに動かすことで対応できるような気がするが、魂柱を動かすのは滅茶苦茶苦手なので、躊躇するなぁ~

結果、Dの音も少しはよくなった気がするが、それよりも、E線がずいぶんきらびやかになってきた気がする。^^;

調整前の駒はこんなかんじ



調整後は



いや~、写真で見ても違いは分からないですね~

こんなんで、音が本当に変わったのか、気がするだけかは神のみぞ知る

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【2006/02/21 21:48 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリン音階練習に新兵器(?)導入
いつまで経っても音程は安定しないし、スケールの上昇下降で同じところにたどり着かないアダルトプレーヤーは(今更ながら)考えた。

やはり、スケール練習中に音をガイドしてくるものが必要だろう。
(指板にしるしをつけるのは、暗譜が出来ないアダルトプレーヤーには解にならないのだ 何よりカッコ悪いし ^^;)

まずは、電子ピアノの録音機能を使い、スケールを弾き、それを再生しながら音階練習をしてみた。これはこれで、悪くはないのだが、電子ピアノの再生は一回で終了するので、そのたびにボタンを押して、再生するのは、怠惰な私には耐えられない。

自分が録音した楽曲をWinidows Media Playerで再生していたら、ふと、この再生ソフトはリピートで何度でも再生を繰り返すことに気がつく。

それなら、スケールを録音し、これで再生すればいいじゃないか!

と、今更のように気がつき、STGS(Scale Tune Guidance System)
新兵器として導入することに決めた。

スケールくらいに単純なものなら、録音する元ネタは電子ピアノでリアルタイム録音するより、MIDIシーケンサで入力したほうがいいかもと、フリーのMIDIシーケンサを探す。

実は、私は著名なMIDIシーケンサCakeWakeのMSDOS版を持っているのだが、これは、WinodwsXPなどではあまり(?)役に立たないのでしまいこんだままなのである。

MIDIシーケンサで検索すると真っ先に出てきたのがミノ式MIDIシーケンサというもので、Vectorサイトから配布されるフリーソフトである。

今回の目的には、およそどんなMIDIシーケンサでも対応できるだろうと考え、これをダウンロードし、スケールデータを作成してみた。


聞け!STGSの雄叫びを(scale.mid)


このデータをPCで再生しながら、音階練習を行うのが、STGS(Scale Tune Guidance System)なのである。

当たり前といえば当たり前で、なぜ今までやらなかったのかというくらいのものであるが、実は私はMIDIシーケンサの入力が大嫌いでシーケンサを使うということに全く思いつかなかったのであった。

新兵器導入で私の音程は劇的に改良されるに違いない・・・?

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【2006/02/19 13:17 】 | バイオリン練習 | コメント(4) | トラックバック(0) | page top↑
クライスラーの曲を弾きたい
チャルダッシュに一区切りつけたときには、すでに2005年も真夏に入っていて、
気がつけば10ヶ月もバイオリンのレッスンを受けている。
子供だったら誕生しているほどの期間である。
その割りに、ちっとも満足に弾けてないというのは、どうしたものか。
(お前の練習が足りないんだろうという、あまりにも図星の指摘をしないように)

さて、先生とチャルダッシュの次の曲の相談をして、
クライスラーの「愛の喜び」をやりたいと言ったら、
「う~ん、難しいですよ、愛の悲しみではどうですか?」と提案され、
少しおとなしい曲だよなぁなんてことを思いながら、愛の悲しみをやることになった。

この曲、しっとりした曲ではあるのだが、私の大の苦手な付点を多用しているので、どうもリズムが取れないし、転調があるので、音程も怪しいと、始めてみると曲想からは想像できないほど大変なのだった。

そこで、自宅練習には新兵器電子ピアノのメトロノーム機能を導入し、精進に励む(というほど、練習しているわけではないが)。

リズムはしばらくしたら注意されることが少なくなった(先生があきらめた?)が、
音程は中々落ち着かない。
って、1年3ヶ月経っている今だって音程は落ち着かないのだから、
落ち着かないのが私の性格なのだ(ということにしておこう)

レッスンでやった曲は一通り録音しておこうと思い立ち、大急ぎで
録音を続けてきたが、このクライスラーの曲を録音したら網羅した
ことになる。

生バイオリンeagleでの録音はデジタルMTRのヘッドセットのマイクを
譜面台にくっつけてしていたが、何となく出力レベルが低い気がしたので
今回の録音はヘッドセットを自分につけて、楽器のすぐそばで音を
ひろうことにした。


こうすると、音は大きく録音されるが、弓のノイズもたっぷり録音されることには
気がつかなかったが、まぁ、いいことにしてもらおう。

えっ?弓を持っていないだろうって?
このとき、右手はデジカメを持っていたのだ。

2006.2.18録音 クライスラー:愛の悲しみ(eagle)

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【2006/02/18 20:53 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
チャルダッシュに挑むアダルトプレーヤー
モンティのチャルダッシュは私好みの曲である。
エキゾチックな始まりと、派手な中盤から終盤にかけての展開が心地よい。

バイオリンを始めて約半年経った2005年の5月、レッスンの課題として
自分から希望してこの曲をやりはじめ、3ヶ月くらいかけて教えてもらったのである。

かといって、完全に弾けるようになったわけではないのであるが、
大体OKといういつもながらのアバウトな完了の仕方をした(笑)

半年以上前なので教えてもらったことはすっかり記憶にはないが
レッスンでやった曲はなるべく録音して残しておこうと考え、録音してみた。

例によってやり直しが嫌いなので一発勝負の録音であるが・・・下手だなぁ・・・
ここまでついてこれる勇者はさすがにいないか(笑)?

2006.2.18録音 モンティ:チャルダッシュ(eagle)

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【2006/02/18 16:43 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
太平洋を渡るバイオリンキット
以前、StewartMacdonaldから購入(衝動買い)したF5マンドリンキットが押入れに入っている。これは、ショルダースクロールの作成方法を思いつかず、長期の乾燥を行うことに急遽予定変更となったものだった。

入れっぱなしにすると忘れ去られたまま数年は過ぎ去るだろうから、冬の乾燥した時期にエアコンの風にでも当てて、少しシーズニングを進めても良いかと、押入れの奥から引っ張り出してエアコンの下に持ってきた。

あ~、このキット、私のところに来なければ、今頃、立派に音を出していたかもしれないなぁ、などと、感慨深く眺めていると、ふと、異質なものに気がつく。



あれ?
マンドリンの左側にあるスクロールの付いたネックは何だ?

もしや、StewartMacdonaldで売っているバイオリンキットがサービスで付いてきたのか
(な、わけないだろう)。

はい、マンドリンキットを衝動買いしたときに、アメリカで売っているバイオリンキットはどんななのか、興味を押さえきれず、ボタンをクリックしてしまったのでした。

言い訳すると(今更)、ミネハラ(HOSCO)のバイオリンキットに悪戦苦闘の結果、ようやくそれなりのものに仕上がってホッとしていた時期、たまたませばすちゃん氏のページで同じキットで同じようなひどい目にあっているのを見つけたのであった。
マンドリンキットの購入を決めたときに、そういえばアメリカで売っているキットの品質はどうなんだろうという疑問がムクムクと湧き上がり、一緒に買えば送料はかからないぞという悪魔の声に逆らえなかったのであった。

マンドリンキットを何で購入したのかという話もあるのだが(笑)、こちらは、たっぷり余っているセラックニスの使い道という理由があって、輪廻は回るぐるぐると・・・

実は、このバイオリンキット、中国製で、パーツセットの袋には中国企業の名前までそのまま入っている。つまり、キットは太平洋を越えて、アメリカにわたり、ネットショッピングによって、再び太平洋を越えて私の手元に来たのである。
海峡を渡るバイオリンならず、太平洋を渡るバイオリンキットである。

今は、キットは乾燥中(笑)であり、すぐに触る計画はないのだが、そのうち、暇を見つけて、日米のバイオリンキットの比較をしてみたいと思う。

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【2006/02/18 09:44 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(46) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリンのレッスン記(2005年1月~)
過去のレッスンの途中から、前のブログに記録が残っている。

そこで、レッスン記はこちらを参照することにして、過去ログから
そろそろ決別しようではないか(誰に言っているんだか 笑)

組み込まれたエンジニア:バイオリンレッスン

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【2006/02/18 09:44 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
ホワイトバイオリンからのバイオリン製作
アメリカのバイオリン掲示板などを見ていると、キットを作るよりもホワイトバイオリンの板厚を調整(regraduation)する人が多いような気がする。
私のEagleはキットから作ったのだが、ボディやスクロール、ナット、ペグなどの処理がひどいキットで苦労したことを考えれば、ホワイトバイオリンの板厚調整の方がはるかに早くきれいなものが出来るのだろう。

ホワイトバイオリンといっても、値段もさまざまなので、一概には言えないが、一番音に影響のある表板(SoundBoard)を自分で調整するのであれば、あとは杢などの見てくれの問題に帰結しそうな気がする。

というのが、自分でキットを作った感想である。

次に作る機会があれば、ぜひともホワイトバイオリンからにしたいかも(笑)

実は、日本で入門用のキットとして7000円くらいで売られているスズキのバイオリンキットはホワイトバイオリン以外の何者でもない。

バイオリン キット【サイズは2タイプ】 1/2・4/4

このバイオリン、杢こそほとんど出ていないが、パーフリングはきれいだし、表板は木目も良く通っている。パーツがちょっとショボイが、それは交換可能なので、あまり気にすることはないだろう。(杢が出ていないのは、ミネハラのキットも同じなので、3倍の値段差を考えると、ものすごくコストパフォーマンスは良い)

板厚調整(regraduation)の練習用にはいいかもしれない。

世界ではどうなっているかと、ちょっと検索すると、業者向けのサイトMID HKにホワイトバイオリンが出ていた。




う~ん、この1ピースバックのストラドモデルが$98!! ほっ欲しいかも~

ショッピングサイトなのだが、この業者は基本的に業者しか相手にしておらず、最低シッピング単位が$800と結構な額なのである。
5~6人、欲しいという人たちが集まれば共同購入で輸入してもいいかもしれないが、何しろ相手は生き馬の目を抜く香港の会社である。実際に現地で物を見て交渉しない限り、通販で、こういった生ものを購入するのはリスクが大きいような気がする。

となると、アメリカのサイトで発注したほうが値段は倍くらいになったとしても、若干安心感がある。高いのから安いのまであるホワイトバイオリンだが、そこそこで杢が良く出ているものをGR Guitarsという会社が扱っている。





などは、$200近くするが、ベースとしてはなかなか優れもののようだ。

などと、色々と可能性を夢見ながら、まずはスズキのキットでregraduationの練習を積もうか・・・ あれ?

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【2006/02/17 20:00 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
バイオリン製作記(2005年9月~)
このブログは過去の事柄を大急ぎで書き下ろしているので、
時間がぐるぐる行ったり来たりするのであるが、時は2005年9月である。

夏の暑さも弱まり、芸術の秋風が吹いた頃、ふと、一年前に買った押入れの奥深くのバイオリンキットに手をかける男がいた。

このキット、到着時点から色々と補修作業をしないと作り始められないことと、
調整済みなんて書いてあるくせに、全力で回そうとしても回らない糸巻きなど
製造品質に大きな問題を抱えているのである。が、こちら側の事情としても
一番の難関であった、0.1mm単位で木を削るという部分でためらい、
ずっと手付かずにいたのであるが、ふと自分の木工加工精度は
どう考えてもそんなにはないことに気がつき、それなら
精度にこだわらなくてもいいのではないかと割り切れたのであった。

そうはいっても、大体の厚さはそろえたいので、
キャリパーの自作を思い立った。

バイオリンの製作記そのものは、前のブログに載せているので、
ここでは、そのリンクだけを置いておこう。

組み込まれたエンジニア:バイオリンキット

自作生バイオリン:eagle


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【2006/02/17 09:04 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
海峡を渡るバイオリン
いつごろだったのだろう、「海峡を渡るバイオリン」というドラマを見て、バイオリン製作者陳氏の歴史をざっと知った。ところが、このドラマ肝心なバイオリン製作の部分はあっさりしていて、自分が作るときの参考にはなりそうもないなぁと感じていた。


海峡を渡るバイオリン~ディレクターズ エディション~

海峡を渡るバイオリン~ディレクターズ エディション~

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 2005/11/04
  • メディア: DVD



そういえば、あのドラマって、DVDが出ているかもとアマゾンで検索したときに、上のDVDのほかに書籍も出ていることを知った。

こちらの書籍は陳氏自らの執筆である。もしかしたら、彼の製作の話が書かれているかもしれないと、にわかに興味を持ち、アマゾンへ発注したところである。
なんだか、このところアマゾンにずいぶん貢献しているな・・笑



海峡を渡るバイオリン

海峡を渡るバイオリン

  • 作者: 鬼塚 忠, 岡山 徹, 陳 昌鉉
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2002/09
  • メディア: 単行本



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【2006/02/16 19:24 】 | バイオリンの本 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
番外編:マンドリンキットの話
ほとんど素材状態できて、どうすればいいのか途方にくれていたマンドリンF5キットであるが、良く探せば、きちんとスクロールの加工が終わり、タップトーンチューニングといくつかの加工をすれば仕上がるマンドリンキットが販売されているのであった。




しかも、定番のマンドリン製作本の著者の会社である。これは物が悪いはずはない。

しかし、全く手付かずのSTEWMACのF5キットが手元(押入れの中)にある以上、これ以上のキット購入は道義的にも許されまい。

いや、STEWMACのはFタイプだから、Aタイプだったら、音のキャラクターが違うし、エレキで言えば、フェンダーストラトとギブソンレスポールを両方持つ人が多いように2本あっても不思議はないかも・・

などと、色々考えているが、とりあえず、キットに付属するマニュアル本はAMAZONでも入手可能であるので、これだけでもアマゾンで買っておこう。




The Ultimate Bluegrass Mandolin Construction

The Ultimate Bluegrass Mandolin Construction

  • 作者: Roger H. Siminoff
  • 出版社/メーカー: Hal Leonard Corp
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: ペーパーバック



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【2006/02/15 09:07 】 | マンドリン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
マンドリンキット到着
うきうきと届いた箱を開けたのであるが、中を見て固まってしまった。

STEWMACマンドリンキット


写真では分かりにくいと思うが、キットというよりも、素材である。
ボディのスクロールは出来ていないのがホームページの写真で確認していたが、fホールも作られておらず、そもそも、トップもバックもNCルータで大まかに削りだされているだけで、サイズも厚さも仕上げもこれからすり合わせる必要があるのであった。
指板もフレットなんぞ打たれておらず(溝は切ってあるけど)、フレット用のワイヤーが長いままで入っているから、長さをあわせて切り出す必要があるし、指板やネックの幅も形も大幅に加工が要求される。

いやはや、作る前に修理どころか、本格的に楽器製作の道具をそろえないととても完成には行き着きそうもない。ボディのバインディングやら、スクロールの削りだしやら、インレイ加工やら難易度が高い処理が目白押しである。

指板のインレイ加工はしたくないなぁなんて書いたばかりであるが、なんと、指板のポジションマークはインレイ加工で作成するように貝を削りだしたインレイ用ポジションマークまでキットに入っている(笑)

とりあえず、削りだした板の歪が取れるまで(?)数年間は寝かして乾かしてあげないといけない・・ということにしておこう

これは私の他のブログからの転送で、オリジナルの日付は2005.12.22である。

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【2006/02/15 02:00 】 | マンドリン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
F5タイプのマンドリンキット購入
スチュワートマクドナルドにF5マンドリンキットがおいてある。
マンドリンは高校の頃にやっていて、その頃、ブルーグラスで用いられるギブソンのFタイプにすごくあこがれていた。もちろん、ギブソンのマンドリンなんて高くて高校生にはとても手に入るものではなかったので、憧れだけであった。
このキット、そのギブソンFタイプマンドリンを自分で作るというものである。Aタイプのキットは日本でも売っているが、どうやらアーチドトップではないらしいとの情報もあり、手を出す気にはならなかったが、こいつは、アーチドトップの削りだしで、材料も本物。バイオリンを作った残りのニスもニカワもたっぷりあるということで、作らざるを得まい(笑)
で、自分へのクリスマスプレゼントとして、発注をしたのだが、アーチドトップの表板と裏板が在庫切れしていたようで、第3週の出荷というメールが来た。
・・・クリスマスに間に合うか微妙なところだ・・
(自分へのプレゼントだから、本当は間に合わなくてもいいのだ)

実は、発注は先週していたのであるが、今朝、ブログを書こうとWEBを検索したら、レビュー記事が出ていて、テールピースやブリッジ、チューナーは別に買わないといけないというのが分かり、急遽追加発注した。一緒に出荷してくれとコメントしたが、どうなることやら。(追加部品は全部在庫があるようだから、向こうの処理ができるかどうかだけなんだけれど)
キットの画面をよく見ると、ちゃんとこれらを別に手に入れないとだめだと書いてあった(あわてる何とかはもらいが少ない)


注:このログは私の他のブログより、転送
オリジナルの日付は2005.12.09である。

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【2006/02/15 00:01 】 | マンドリン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
それは、2004年の秋であった
7ヶ月ほど時計を巻き戻し、2004年10月の頃である。

芸術の秋にふさわしくバイオリンのプライベートレッスンをスタートさせることにしていた私であるが、元々バイオリン族に興味を持ったきっかけがストラディバリの謎に代表されるような音の不思議だったことを思い出していた。



誰がヴァイオリンを殺したか

誰がヴァイオリンを殺したか

  • 作者: 石井 宏
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本



この本では、古いガット弦の頃の音色が本来のヴァイオリンの音だという基調で現代バイオリンを批判的に書いているが、そういった旧世代の音を楽しむにせよ、現代的に改造されているストラディバリの音色を追及するにせよ、エレキバイオリンroseにそれを求めるのは無茶というものであろう。

いわば蓋然が必然に昇華し、背中を押されるようにあるホームページのボタンをクリックした男がいた。



発注したのは、工房ミネハラのキットである。
発注する前、これの元ネタ商品がいくつかのページで安く紹介されていて、どれにするかを迷っていた。
元ネタ商品はHOSCO社V-KIT-1であり、ネットで12,000円~15,000円程度で売られている。
バイオリンキット、オール単板モデル

が、決め手は、指板、ナット、サドルが黒檀にグレードアップ済みであることと、「親切マニュアル」が付くという殺し文句である。
追記:こう書いたが、せばすちゃん氏のページを良く見るとHOSCOのものもチューナー付きテールピースだし、指板は黒檀っぽい。
実は、HOSCOのキット自体がグレードアップされているのか。
だとしたら、ミネハラのは「親切マニュアル」だけが違い?

追記2:販売店に問い合わせたが、HOSCOのV-KIT-1はエボニー指板・柘植ペグ・ファインチューナー付きに仕様変更されているとのこと。
ミネハラのキットとの8000円の差は+親切マニュアル-(弓+松脂)
ということで、実質1万円以上高い買い物をしたことになる。う~む・・・


正直、木工細工はホームセンターで買ったラックの組み立て程度しかしたことがなく、削ったり切ったりなど、からっきし自信はないのであった。

ミネハラ社のキットはパーツはグレードアップ品になっていて、松脂、弓は付属しないというものなので、roseの弓を使えばいいやと考えていた私にはV-KIT-1との価格差は許容範囲であったのだった。
(だが、後で調べると、ミネハラの単品グレードアップ商品の値段を合計してもこの価格差まで到達しないことが判明。
う~ん、ネットでの買い物は難しい)

親切マニュアル付きと言われても、ストラディバリの秘密に分け入ろうとする男にはそんなものに頼る理由はなく(ぉい、さっきと言っていることが違うぞ)、同時に、バイオリン製作の定番本



The Art of Violin Making

The Art of Violin Making

  • 作者: Chris Johnson, Roy Courtnall
  • 出版社/メーカー: Robert Hale Ltd
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: ハードカバー



をアマゾンに発注していたのであった。
この本に書かれた、バイオリン製作の奥の深さに畏敬の念を抱き、かつ、削りだされた木々の痛みを和らげるため、購入したキットにはしばしの休息を与えることにきめ、押入れの奥深くに静かに安眠の場所を与えたのであった。

これだけでは、私が単に衝動買いしたものの、怠惰に流され、手をつけなかったと誤解する向きもあるだろうから、ここでバイオリン製作の奥の深さの一端を軽く紹介しておこう。

ポイントは、バイオリンの音質を決定する表板と裏板の調整である。さまざまなホームページを検索し調査した結果、ストラディバリの現物の測定結果をフォローして同じような厚さに削る人が多いことが分かる。

ところが、例の本には厚さのことなどほとんど書いていない。書いてあるのは、まずは全体を3mm厚程度に削ってからタップトーンでチューニングすべしという深遠なる記述である。

タップトーンは3モードあり、板の下の端、末端、中央を叩くことで、それぞれ異なる3種類の振動分布が発生する。この共振点を本で書かれた周波数に調整するのである。
振動の腹の木の強度を落とすように削ると共振点が下がるのであるが、当然ながら削りすぎは許されない。

ネットで0.1mm単位でキャリパーで測りながら削るという人たちがいるのにも頭が下がるが、タップトーン調整の方は、3つのモードを独立に調整する手法など想像だに出来ず、このような手段で製作をしていたであろうクレモナの人々に畏敬の念を抱かざるを得なかったということである。

決して、単なる怠惰でほったらかしにしたわけではないことを 再度 強調しておこう

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【2006/02/14 23:01 】 | バイオリン製作(eagle) | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
サイレントバイオリン vs. ミュート
2005年5月のある日曜日
私は楽器の町のあるバイオリン店にいた。

友人がバイオリンやってみたいといって、「大きな音が出るからサイレントがいいかな~」
といっていたのを、「私は安いエレキバイオリンを使っているけど、サイレントくらい小さな音になるよ」
と教えて、一緒に見に来たのであった。

少し離れたところに中古の楽器屋があり、まずはそちらに向かった。
その店には、私のエレキバイオリンroseと同じもの(少し古い型)があった。値段も安く、「これにしようかな~」という友人に、楽器店の人にお願いして弾かせてもらう。
ところが、古い型のArtisanのエレキバイオリンには、肩当てを止めるような出っ張りがないので、うまく肩当が止まらない。しかもこの楽器、あちこち傷みも多く、やっぱり何も分からず始めるレイトスターターには中古は止めたほうがいいだろうと、結論し、○○バイオリン本店に向かう。

入り口すぐにおいてあるエレキバイオリンは私のモデルとは違うけれど、もっと軽く、弾きやすそうだったので、店員に言って見せてもらう。

「これがいいかなぁ」などと、初心者丸出しの我々の会話を聞いていた店員は、
「何でエレキバイオリンなのですか?」と聞いてきた。
「大きな音が出ると、周りに迷惑なので、サイレントの代わりと思って」と我々
「エレキはエレキとして使うためのもので、練習用なら普通のバイオリンにミュートをつければ十分小さな音になりますよ」と店員。
え”?」と驚く我々
店員はバイオリンを持ってきて、金属製の練習用ミュートをつけて楽器を渡してくれたので、ちょっと弾いてみる。「これで練習済まそうとしてる」と言われながら、ついでに、そのときレッスンでやったチャルダッシュの頭の部分や前にやったタイスの瞑想曲やボッチェリーニのメヌエットをミュートをつけたり外したりしながら弾いた。

ぉお~、確かに、これならエレキバイオリンと遜色ないほど小さな音になる!

ふふっ、ヤマハのやつめ、やられたぜ~、まんまと戦略に引っかかって、サイレントを買うところだった

(って、最初からヤマハのは買うつもりはなかったが、私はしっかりエレキを買ってしまったではないか。今となっては、夜中の録音などエレキならではの使い方をしているからいいんだけど)

友人は、入門向けセット
Stafford SFV-01 ヴァイオリンセット
とミュートを購入し、意気揚々と帰ったのであった。

ん~、しかし、知らないとは恐ろしいものだ。ミュートがあんなに効果があるのであれば、私だって重くて(750g)構えるのにも苦労するエレキより、生バイオリン(500g台)の方がいいに決まっている。

でも、すでにエレキを買ってしまったので、ここで生バイオリンを買いなおすのはどう考えても自分の敗北を認めることになるぞ~

と、アダルトなプレーヤーは苦悩するのであった

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【2006/02/14 09:46 】 | 機材 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
タイスの瞑想曲
2005年1月半ばから、いよいよタイスの瞑想曲である。
バイオリンを始めてから3ヶ月での挑戦である。はっきり言って、チャレンジャー以外の何者でもない(笑)
次の曲にタイスをやりたいといったら、「え~!」と驚く先生。
でも、まぁ、やりたい曲をやるのが、アダルトなプレーヤーなのだ。

というわけで、タイスの瞑想曲を始めたのだが、この曲は、迷走に迷走を重ね、OKが出るまで3ヶ月かかり、季節はすっかりサクラも散った4月の終わりになっていた。

タイスの瞑想曲の難しさといったら、なんと言っても、やたらと多用されるハイポジションでの演奏である。1stポジションの音階ですらまともに音が取れていないアダルトなレイトスターターには、まさに無謀といっても良いほどの曲である。

ところが、そこは、アダルトなプレーヤーは怖いもの知らずであり、どれだけの無謀を自分がやっているかを認識せず、ひたすら、自分が好きな曲を選曲するのであった。

それでは、自作生バイオリンeagleでの演奏をお届けしよう。

2006.1.21録音 タイスの瞑想曲(eagle)

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【2006/02/14 03:13 】 | バイオリンレッスン | コメント(1) | トラックバック(0) | page top↑
メンデルスゾーンの春の歌(真冬版)を録音
2004年12月から1月にかけては、メンデルスゾーンの春の歌をやっていた。真冬に春の歌であるが、早く暖かくなって欲しいという願いを込めて(嘘)

あまり記録を取らない私の性格なので、いつボッチェリーニのメヌエットを終了にしたのかは確かではないけれど、適当なところで終わりにして、次に行くことにしたのであった。
この時期、まだ我が家にはピアノは導入されておらず、曲の完成時にもバイオリンだけで弾くのである。

冬は苦手である。

何しろ、寒いと体が動かない。当然、指も回らないので、無理に演奏しようとすると、きっと指を痛めるに違いない・・・

などと、自分への言い訳はいくらでも出来てしまう時期である。

ほとんどポジションチェンジのなかったボッチェリーニのメヌエットに比べて、春の歌はわずかではあるが、ポジションチェンジもあり、指が絡まるような込み入ったフレーズもあると、難易度は少し上がっている。

この曲を選んだ理由は、


バイオリンソロ名曲選 1 (1)

バイオリンソロ名曲選 1 (1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音教社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 楽譜


の中で、それでもポジション移動があまりなく、良く知っていてきれいな旋律の名曲だからという理由である。


さて、夜も更けて、「真冬の春の歌」をエレキバイオリンroseで録音してみた。

2006.2.14録音 メンデルスゾーン:春の歌(rose+A.G.エフェクト)

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【2006/02/13 22:37 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
2月最初のヴァイオリンレッスン
今日は、2月に入って最初のレッスン日であった。
朝、少し部屋を片付けてから練習をしようと考えていたら、思ったより部屋が散らかっていて、練習時間はどんどん少なくなっていく。

練習の前には当然ながらチューニングである。
先日、楽天で購入したクロマチックチューナー

クロマチックチューナーBC2000

を使ってみようと、自作バイオリンeagleの音を出してみる。

ぉ、少しG線の音が低いかな?
じゃぁ、



ヴァイオリン各駅停車―Guide to the violin

ヴァイオリン各駅停車―Guide to the violin

  • 作者: 森元 志乃
  • 出版社/メーカー: レッスンの友社
  • 発売日: 2000/09
  • メディア: 単行本



の本に出ていた方法で、調弦してみよう。

明日のための調弦その一、
ヘッドを指で挟みこむように構え、糸巻きを押さえながらねじ込むべし

って、回らない・・・、回すように緩くしてみる・・・、糸巻きが止まらない・・・

と、最初の弦からあえなく、撃沈したのであった。

仕方がないので、いつものように両手でヘッドと糸巻きを持ち、普通に回して調弦する。このチューナー、割とシビアでかなり合っていないと調弦OKマークの緑のランプは点灯してくれない。

さて、調弦が出来たら、まずは音階の確認であるが、せっかくのクロマチックチューナーである、音階をチューナーで見ながら弾いてみよう。

・・・ ちっとも合わない ・・・ ぉお、なんてシビアなチューナーなんだ!
私の耳では合っているのに、チューナーは納得しないぞ(って、実は自分の耳は一番信用ならない奴なのだ)

と、気がつくと、調弦と音階練習しただけで、レッスンの時間まで残り30分くらいになっている。
だめだ~、これでは、いつまでたってもプレリュードから先に進めない!
と、クロマチックチューナーに付き合うのは早々に取り止め、エチュード系の練習を大慌てで行い、残り15分くらいで今やっている曲の練習だ。

今の曲は、クライスラーの「前奏曲とアレグロ」である。
これは、結構長い曲なので、全部いっぺんにやるのは無理があり、少しずつ進めようと先生と話がついている。で、前回までは最初のAllegro/Andante/Tempoまでの比較的易しいところをやっていたが、今回のレッスンでは3/4拍子に変わった後のAllegro molto moderatoの最初のフレーズまでやることになっている。

この曲、何しろ、ポジションが大きく跳ぶのであるが、
先生曰く「グリッサンド気味にならないように、一音一音はっきり分けて音を出してください」
なんていう無理難題なのだ~、1stポジションの音階ですら上昇下降で同じ音に戻らない私にとって、ポジションを移動して一発で目的の音を出すなんて芸当はとてもできそうにない・・・などと、泣き言を言っても仕方がない。

何しろ、この曲は、「次に何をやりましょうか」と尋ねられたときに自分から「プレリュードとアレグロ、やりたいです」と答えたのだ。
先生は、「ちょっと難しいかも~」と言っていたが、ゆっくり時間をかければ出来るでしょうということで始めた経緯がある。

レッスンではやはり、大きく移動する時のグリッサンド気味の音を注意されたのと、G線からE線への移動の弓の使い方、テヌートやスタッカートのところで弓が滑らないようにというような基本的な指導を受け、音程が怪しいながらも何とかそこそこ弾けた(自己満足)。

次回はTempoのところまでを終了しましょうということになり、先生がピアノの楽譜を持ってきて伴奏してくれるそうだ(楽しみ)

えっ?この曲は録音しないのかって?
いやいや、こんな時間にeagleを弾いたりしたら、ご近所迷惑はなはだしいので、録音はまたの機会にということにしよう~


と思ったが、エレキバイオリンのroseなら、今の時間でもOKということで、さくっとまとまりが良い最初の方だけを演奏してみた。
例によって、真の勇者以外はクリックしないように♪

2006.2.12録音 クライスラー・プレリュードとアレグロ(rose)

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【2006/02/12 20:46 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
録音に使ったディジタルMTRと譜面台
録音にはTASCAMのPocketStudio5というディジタルMTRを用いた。
写真の機材であるが、製品末期に格安で売られていたのを購入したのである。
何で格安かというと、正規の値段なんかでは絶対に買いたくない素晴らしい操作性を誇るからであるが、2万を切って売っているとなると、他に選択肢はほとんどなかったのである(笑)

PS5はマニュアルを見ないと絶対に想像できないような操作手順があるのでマニュアル命である。ところが、マニュアルと実際の動きが違ったりするという素晴らしいおまけまで付いていて、何度使っても慣れることがない。

簡単に使えるものなど飽きてしまって使いたくないという人にはお勧めである。

写真は生バイオリンで録音した直後の様子だが、MTRの付録ヘッドホンマイクを譜面台の上に引っ掛け、MTRを譜面台においてある。

譜面台と、普通に書いたが、良く見ると台の下のほうにスケールが振ってあるのが見えると思う。この譜面台、ホームセンターで2980円で売っていた作業台なのである。

ちょっとくらい体や楽器が当たってもびくともしない堅牢さと安定性を満喫できるすぐれもの。
ただ、台の高さは限度があり、立って演奏するには少し低いかな?
この台を買う前は、食卓の上に楽譜を置いていたので、楽譜を見ようとすると、どうしても姿勢が下向きになっていたのが、かなり改善されたので、私的には十分満足してるのであった。

MTRの後ろにある楽譜は、なぜか John Ryans Polkaと読めるような気がする・・・不思議だなぁ~




PS:
TASCAMでは最近はもっとずっと操作性の良いMTRを出している。
TASCAM DP01FX/CD【新品/送料無料】
テープ時代の操作性を生かしたこういった製品なら、マニュアルを見ないでもあまり迷わず使えるに違いない。

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【2006/02/11 16:05 】 | 機材 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
エレキバイオリンで弾く
このころの練習はエレキバイオリンroseを使っていたのであった。
前の記事のボッチェリーニのメヌエットの録音は自作生バイオリンeagleで録音してしまったが、やはり当時の音を再現(大げさ)するには、roseでないとまずいだろうということで、roseで録音しなおしてみた。

エレキバイオリンはシールドケーブルで録音機材と接続するのだが、共鳴する胴がないため、そのままだとキンキンした耳障りな音になる。(キンキンしていなくてもお前の演奏は耳障りだという意見は却下する)
そこで、録音はアコースティックギター用のエフェクト(Mellow)をかけて、生バイオリンに近い音に調整してある。


それでは、再度、本物の勇者だけがこのリンクをクリックして欲しい。

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【2006/02/11 14:56 】 | 機材 | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
ボッチェリーニのメヌエット
この曲は約1ヶ月くらいレッスンを受けたのである。
といっても、月に2回しかレッスンはないので、トライアルを入れても3~4回ということになる。当時は録音するなんてことを考えもしなかったので、そのときの音は残っていないが、やはり、練習した曲はなるべく残しておいたほうが、後々自分でも楽しめると考え、今日、録音してみた。

レッスンを受けてから約1年も経っているので、口頭で注意された細かな指示はすっかり忘れているし、マイクの前に立つと緊張するので、かなり間違ったり、音程が狂ったりしたが、とりあえず1曲弾いてみた。私はやり直しが嫌いな人間なので、録音は一発勝負である。おかしいところが多くても、それは今の実力なのだから仕方がないと開き直っている(笑)

でも、マイクの位置が近いのか、思ったような音に取れていないなぁ・・

とまぁ、前置きはともかく、バイオリンのレイトスターターのひどい演奏を聴いてみたいという人は本当にいるのかな?

いつもの注意であるが、私の演奏は、とんでもなくひどいということを十分承知していない人は決してお聴きににならないように。万が一、間違って聴いて心の病にかかったり、音痴になったりという障害を受けたなどというクレームは一切受け付けないのでそのつもりでいて欲しい。

それでは、本物の勇者だけがこのリンクをクリックして欲しい。

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【2006/02/11 12:57 】 | バイオリン練習 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
月に2回のヴァイオリンレッスン
おりしも仕事が忙しい時期でもあり、毎週なんてとても練習が間に合わないのは目に見えていた。そこで、レッスンは月に2回として、そのつど、お互いの都合の付く日を探すことにする。
このあたりは、個人レッスンの良いところで、融通が利かなければ絶対続けることなどは出来なかった。

最初のトライアルレッスンで、弓の持ち方、楽器の構え方を教わったのであるが、次のレッスンまで2週間もの間が空くと、段々と教わったことに自信がなくなってくる。
ネットで検索し、色々な情報を見ると、それぞれ少しずつ書いてあることが違ったりもするし、聞いたことの記憶が薄れてくるとネットの情報と混乱してくる。

こういうのは、細かくメモを取ったら大丈夫というものでもないのが難しい。
最初のスタート時には、もう少し短い間隔で教わったほうが効率が良いかもしれないなぁ、と今となっては思うのである。

実は、何を隠そう、トライアルレッスンで持ち方を教わったら、後は継続せずに自分でできるかも、などという不遜なことを考えていたのであった。が、音程を表す楽譜だけでは、バイオリンはうまく弾けず、運弓(ボーイング)の指導が必要なので、やはり曲をやるにしても教わったほうがいい。

さて、自分の練習の時には、まず調弦から入るのであるが、何しろ、使っているのはエレキバイオリンである。そこで調弦にはエレキギター用のチューナーを利用した。

KORGギター/ベース オート・チューナーGT-3

このチューナーをエレキバイオリンとシールドケーブルで接続し、音程が合うまで心ゆくまで(笑)調整するのである。

ところが、チューナーで見ていると、強く弾いたときと弱く弾いたときで音程が少し変わるのである。当然といえば当然なのかもしれないが、では楽器の音程はどこに合わせるのが正解なのか・・・ 

さて、ギター用のチューナーはAの音は440Hzであるが、先生に440だといったら、「低いですね~」といわれた。

今のオーケストラは442とか443Hzにチューニングするらしい。
とはいっても、私のチューナーはクロマチックチューナーではないので、早々簡単に442とかにはあわないので440でよしとしてもらう。

練習は曲と別に教本の1番から少しずつ練習しているのだが、長らく楽器から離れていたので、左指が思うように動かない。同じ弦で上がるときに、押さえた指をそのままに追加で指を押させていくのは、普通にできるが、
2→3→1→4
とか
3→4→2→4
とか段々バリエーションが増えてくると、指が自由に動かせないのである。

高校の頃の記憶をたどっても、運指などは練習するうちにできるので、それほど心配はしなくても良いのであるが、左手が思うように動いていないときには、右手への注意など完全に忘れている(笑)

曲の方では、休符から入る小節のリズムが取れない。
ンタタタ・ンタタタタ
といった感じなのだが、自由に弾いている癖がついていて、リズムに合わせて弾くのは苦手である。
こんなのも練習あるのみ(笑)であるが、せめてメトロノームくらいは持っていたほうがいいかもしれない。

と、なんだかんだと考えると、ギター用チューナーで始めたのは、少し失敗で、メトロノーム機能付きのクロマチックチューナーを最初から買えばよかったのであった。


クロマチックチューナーBC2000

昔と違って、クロマチックチューナーは1000円代で買えるのである。良い時代になったものだ。

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【2006/02/10 08:43 】 | バイオリンレッスン | コメント(2) | トラックバック(0) | page top↑
はじめてのヴァイオリンレッスン
時は2004年10月某日
トライアルのレッスン日である。
「エレキバイオリンって使ったことないんですけど」と自信無げな先生。
実物を見て、弓も弦も駒も普通のバイオリンと変わらないことに安心したようだ。

「持ち方、構え方からほとんど分からないんです」と、私。
まずは、肩当の付け方、バイオリンの構え方を教わり、

「それではエー線の開放弦をダウンで」

エー線??A線のことか? ???ダウン??? って何だ??
てな調子で全く言葉がかみ合わない。

結局、弦はドイツ語読みで読むらしいとか、アップ・ダウンというのは弓の方向だという基礎ともいえないほどの基礎から教わることになった。

まずは、音階の練習である。ドレミファを2オクターブ各音を全弓で弾いて、上のドからまた下がるのであるが、下がるときには開放弦を使わず、4の指で弦を押さえるのである。
たかが音階であるが、これが難しい。特に下がるとき、基準音が全くないまま下がっていくと、いつの間にやら音がずれてしまい、最初の音とは全然違うところにたどり着く。

これは、ソートー練習がいりマスね。

「教本は何を使っていますか?」という先生の質問に先日買った「バイオリンソロ名曲集」を見せる私。(それは、教本じゃないだろう~という突っ込みが入りそう そもそも、教本を使っていたらアップ・ダウンも分からないことはないか 笑)

「今やっているのは、これです」とボッチェリーネのメヌエットのページを開き、促されるまま、弾いてみる。

「あ、結構弾けていますね~、それでは、弓を・・・」と、Πとか∨とかを楽譜に書き入れる先生。

「え~っと、その記号はなんですか?」と私

スラーにスタッカートが付くって?? 訳が分からないぞ~
と、こんな調子で一時間はあっという間に過ぎ去っていくのであった。

トライアルだったが、何となく流れで継続して教わることになった。

「教本があったほうがいいですね、私が買ってきましょうか」
と、先生に教本を買ってきてもらうことになった。

先生が指定した教本はSevcikというやつで、どうやらドイツものらしい。
というか、出版社はイギリスなんだけど、なぜか前書きはドイツ語である。



Sevcik: Violin Studies Opus (Violin)

Sevcik: Violin Studies Opus (Violin)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: Music Sales Corporation
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: ペーパーバック



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【2006/02/07 22:45 】 | バイオリンレッスン | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
楽譜を買おう
楽器が来て、とりあえず、「ドレミファ」から音だしをしてみたが、これだけでは全然面白くないのである。(当然)
知っている曲を少しずつでも弾いてみようと、ネットの楽譜を探して「G線上のアリア」を見つけたのだが、G線上といいながら、見つけた楽器はE線を多用していて、あれ?と思ったのだった。

ネット上にはいくらでも楽譜なんて転がっているだろうと思ったけれど、案外探すのは難しく、検索しても楽譜の販売サイトばかりがヒットするので、これはまとまった本を買ったほうが良いという結論に達し、(近くの本屋にはバイオリンの本なんてないので)アマゾンから、バイオリンソロ名曲選という楽譜集を購入した。



バイオリンソロ名曲選 1 (1)

バイオリンソロ名曲選 1 (1)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 音教社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 楽譜




ここで、ハタと気がついた人がいるかもしれないが、そう、私は教本というものが世の中にあるというのを思いもしなかったのであった。音階を弾ければ次は曲を弾くというのは、アダルトなバイオリンプレーヤーとしては至極当然な流れのつもりであった。

この本の中で、パッと見て、自分の知っている曲を中心に練習しようと、
 ボッチェリーニのメヌエット
 ゴセックのガボット
をまずは弾いてみることにしたのであった。
(G線上のアリアは、G線中心だと音階を安定させるのが難しかった 笑)

ところが、ここで大きな問題発生。

バイオリンに(セットに入っていた)肩当をつけて、顎と肩で挟んで落ちないようにというのが、全然できないのである。
これでは、弾くどころではない。
また、右手の弓も「卵をそっと持つように」などと書かれたページを見ても、ちっとも想像できないのである。

それでも、四苦八苦しながら、メヌエットは曲に聞こえるかも?程度のところまで練習を続けていたのである。

が、こんなに持つだけで大変ならば、最初だけでも人に教わったほうがいいかもしれないと、(ようやく)思いついた。
そんなころ、ふと「バイオリン出張個人レッスン」のパンフレットが目に留まる。

ぉお!「出張個人レッスン!」
これは、まずはトライアルで試してみるしかなかろう・・・

と、アダルトなバイオリンプレーヤーは色めきたって考えたのであった。

テーマ:クラシック - ジャンル:音楽

【2006/02/07 08:36 】 | バイオリンの本 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
天は自ら助けるものを・・・
エレキバイオリンroseが到着し、さて、演奏という段になり、楽器も弓も持ち方すら分からないことに気がつく(遅)

しかし、それはそれ、現代はインターネットという強い味方があり、検索すればバイオリンの弾き方くらい出てくるだろうと、(いつものように)楽観していた。

ピック弾くか弓で引掻くかの違いはあるにせよ、所詮は弦楽器である。弦長の半分の位置を押さえれば1オクターブ上の音が出るという原理はギターもマンドリンもバイオリンも同じである。

その上、マンドリンとバイオリンは音域も弦のチューニングも同じなので、簡単にスタートが切れるはずであった。

とりあえず、まずは、チューニングをしなくてはならない。

ここで、大きな壁があった。

何しろバイオリンの糸巻き(ペグ)ときたらとことん原始的である。

はっきり言って、ただの棒である。エレキギターでシャーラーだのグローバーだのと言ってペグの使い心地を云々している世界とはまるで別世界なのだ。
このペグをペグボックスの穴に突っ込んで、「摩擦」で弦を止めるのである。

ギヤもなにもないので、ペグの一回転は正確に弦を一巻きするのであるが、そもそも摩擦で戻らないようにペグを穴に押し込むとペグはほとんど回らないし、かといって、ペグが回るほどゆるくすると弦を張って手を離したとたんにクルっとペグは弦とともに巻き戻ってしまう。

さらに、この1:1の細かな調整が利きにくいペグを使って、正確に開放弦の音程をあわせるという試練が待つのであった。

今、振り返ると、このとき、ペグの穴に石鹸か黒鉛ですべりを良くしておく処置をしていれば、あんなに苦労はしなかったのかもしれない。だが、そんなことは初めて手にしたバイオリンを前に知る由もなかった。

8月は死ぬほど忙しく、バイオリンを買っただけで終わり、時は2004年9月に入っていた。

テーマ:楽器 - ジャンル:音楽

【2006/02/05 08:40 】 | 機材 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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