2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む ---
初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
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もう止めようかと思いながら、眺めていると削りたくなるのだ(笑)
![]() ![]() ただ、もう微調整の段階になっているので、特性上はほとんど差が出ない。 今朝の朝練では、アンダ君を使って、一人デュエットを再び試みる。 曲は、スズキの教本第2巻から、ヘンデルのブーレである。デュエットの第2バイオリンは、鈴木バイオリン 合奏用第2バイオリンをもちいる。 ヘンデル:ブーレ(3月31日 アンダルシア君) アンダ君の音は、バロック時代の曲に良く合っている?気がするので、もう一曲 バッハ:ロンド風ガボット ついでに、 エンデュランス ワルツ(アンダルシア君) |
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気がめいる仕事が増えてくると、息抜きが必要である。
そんなときには無心に木を削る。 無心に削るので、あまり音のことを考えず(ぉぃ)、外見中心に削る。 今日の削りは、裏板のCからアッパーにかけてで、なだらかにまとまりよく見えるように削った。 ![]() 一応、音もチェック。上が今日のアンダ君、下が昨日のアンダ君だ。 ![]() ![]() 僅かな修正なので、特性上もあまり大きな変化はない。けれど、弾くとなんとなく高音域がよく響くようになった(気がする)。 例によって、ついでに イニシア このところ、イタリア・ヴァイオリン・ソナタ集を聴いているが、ヴィタリのシャコンヌ、いいねぇ〜 いつかは弾きたいリストに入れているんだけれど、いつ手をつけるかな(笑)
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もう板を削るのは止めようと思っていたアンダ君だが、裏板のカーブを見ていて、もう少し削れるし、その方がカーブの感じが良くなるかも?と思い、しつこくまたまた削ってみた(^^;)
![]() ![]() 朝練では、土曜日に迫った次のレッスンに向けて、課題曲も練習する(←当たり前だろ)。 次のレッスンには第1作目のキットバイオリンeagleを連れて行くつもりなので、課題曲の練習はeagleで行う。seesaaのブログがMP3もアップできると分かったので、とりあえず、お試しにアップ。 (音源アップのお試しなのであり、当然ながら演奏は・・なので、勇者限定だ) ショパン:ノクターン変ホ長調 (eagle) 今日、仕事関係の知人からコンサートのパンフレットをいただいた。 ![]() アマチュアの弦楽アンサンブル 音の杜 あおばのコンサートで、予約制だが入場料は無料とのことだ。曲目も面白そう。 でも、残念ながら日が悪い! 5月25日は池袋に行くつもりなので、せっかくパンフレットをもらったが残念だ。 あおばのページのメンバー募集を見ると、 ◆入会条件◆ ・一年以上の楽器演奏経験がある方で、現在楽器を所有されている方 ・現在レッスンを受けている、またはこれから受けようと思っている方 ・当楽団の活動に興味があり、積極的に練習・運営に参加、協力していただける方 ・年齢制限はありません(ただし未成年者の場合は保護者の方の同意が得られる方に限らせていただきます) ・オーディションなどは一切ありません。アンサンブルを楽しみたいという方ならどなたでも ご参加いただけます。 う〜む、この条件なら、い〜ぐるだって参加可能かも・・あ、でも3番目がNGか(^^;) 気が向いたときにだけ、自由に参加できるアンサンブルってないものですかねぇ〜(爆) |
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昨日の朝練で弾いた感じでは、まだ削っても大丈夫かも?と思ったので、昨夜、もう少し(というか、結構な量)削りを進めてみた。スクレーパーの歯を付け直しての削りなので、かなり気合が入っているかも(笑)
![]() 今朝の朝練では、早速、周波数分析を・・ ![]() ![]() はっきりいって、よく分からない(爆) 音は確かに変わったが、良くなったのかどうかも?である。 弾いた感じは響くようになった気がするから、まぁよしとしよう(^^;) やはり、これ以上の調整は組みあがって弦を張ったセットアップ状態では追い込めないかなぁ・・ ベンチマーク用音源は ついでに、 サリーガーデン(アンダルシア君) |
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先日ブログ記事にした、ウィスコンシン・マディソン大学のFry教授の論文だが、ポイントを整理すると、
1)バイオリンの発音音域を3つに分ける ・低周波領域(200-1000Hz) : breathing mode ・中間領域(2000-5000Hz) : rocking mode ・高周波領域(>5000Hz) : tweeter mode 2)三つの領域の中で重要なのは高周波領域であり、この発音を大きくするべき。 特に、中間領域は低めに抑えたほうが良い。 3)魂柱付近の表板の木の繊維が力木とあまり連携しないこと。 などであり、これを満足するように表板の厚さを調整するらしい。 スクロールを調整中のアンダルシア君であるが、今日も、スクレーパーを片手に調整した。 ![]() ![]() ![]() せっかく、スクレーパーを持ったので(?)、ついでに表板をFry教授の意見を参考に削ってみる。 削るのは、↓あたり。 ![]() パーフリングが切れ切れになっているのは、後で補修するとして(笑)、音響特性を測定。 上が今日の特性で、下は先週のものである。 ![]() ![]() ミッドレンジを下げるという目的はなんとなく達成したかな?でも、高周波領域はあまり変わらないなぁ・・何で? 例によって、比較音源である。 例によって、ベンチマーク比較用音源 バッハ無伴奏パルティータより、Double 先生から、SEVCIKの8巻を買っておいたほうが良いとメールがきた。 早速、アマゾンをチェックすると・・ Shifting the Position And Preparatory Scale Studies, Op. 8 なにこれ、ありえない価格! ということで、急遽アメリカのサイトをチェックしたら、8ドルほどで売っている。 送料も掛かるので、ついでにもう一冊・・(笑)
曲目は・・・↓ |
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ウィスコンシン大学のアカデミーレビューにFry教授の論文「物理学者の挑戦:ストラディバリの謎」が出ている。
実は、アマゾンから、この論文を書籍にまとめたものが出るらしい。
書籍の方はとりあえず予約注文することにして、論文のほうをざっと眺め、裏板のアシンメトリに関してはそうかも?と思うところもあったので、例によってアンダルシア君で実験だ(^^;)。 元々、板厚が測れないアンダ君なので、あんまり意味はないかもしれないが、シルキートーンを得るには5KHz以上の音域の音圧をあげるべきという情報を頼りに、裏板を50〜100μmほど削る。 結果は思ったような音にはならない・・・(^^;)が、とりあえず、例によって、FFTと音質評価音源をアップしてみよう。上が今日のアンダ君、下が2月8日のアンダ君である。 5KHz以上の音圧アップは狙ったように果たせたが、それ以下のところまで上がってしまい、多少狙いとはずれたのだった。 ![]() ![]() それでは、音源の方を・・ もう一つ、サンプル音源を・・ バッハ無伴奏パルティータより、Double |
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訳はないのであるが・・(爆)
ヤフオクでセット2300円で落札した安物中国製バイオリンであるアンダルシア君だが、 昨日の論文を参考に、箱になったバイオリンの振動パターンから 基本音を増幅するようにさらに削りを進めてみた。 今朝、音出しをしてみるが、例によって、周波数特性を取る。上段が今日の特性、 下段が昨日の特性だ。 ![]() ![]() グラフを眺めていて、ふと、これって、ストラディバリに似ていないか?と思う。 対数グラフだとわかりにくいのでリニアグラフに変換し、比較のために並べてみよう。 ![]() ![]() 実に良く似ている、というか、そっくりだ。 もちろん、位相成分はこの分析では読めないので同じと言い切れないが、 い〜ぐるは位相の感知能力が低い(以前、位相変調の音というのを 聞かせてもらったが全くわからなかった過去を持つ)ので、 この周波数特性だけ見る限り、 アンダルシア君とストラディバリ ダ・ビンチの音は、 A線開放弦だけなら、 い〜ぐるには区別がつかない(はず) いや〜、いい仕事してますね〜♪ えっ?他の弦はだって?データがないのでわからないのだよ、キミ(爆) 例によって、音質確認用音源も記録している。 評価用音源だけではなく、勇者専用にもう少し長い音源も用意させていただいた。 ベートーベン:メヌエット 20080208 アンダルシア君 |
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クラドニ法の振動パターンを参考に板厚の調整をしていたが、なかなか追い込めないと思っていた。
だが、よく考えてみれば、クラドニ法はフリープレートの振動特性を見ているわけで、箱になったバイオリンの振動モードは全然違うはずだ(^^;) クラドニ法のパターンにそって、昨夜削った結果の周波数特性を昨日と比べてみよう。 かなり削ったつもりだ。 ![]() ![]() はっきり言って、大差ない?(爆) 音的には・・ やっぱり大差ない?(爆) 手持ちの資料をあさってみると、アメリカ音響学会のVol.77, No.2に K.D.Marchallが投稿した「Modal analysis of a violin」という論文があり、その中で、解析的に求めた箱になったバイオリンの振動パターンがいくつか示されている。 これを見ると、周波数が僅か変わっただけで、振動パターンが大きく変動するので、節と腹をうまく削り分けて追い込むのは難しそう。 さて、どうしたものか・・ とりあえず、課題曲の練習だ(爆) ベートーベン:ロマンス ヘ長調(20080207 アンダルシア君) |
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昨日の方向性を確認するために、板厚の再調整をする。
どこをどう調整するかが問題なのだが、クラドニパターンのモード5の周波数が比較的参考になるので、こいつの振動の腹の部分を狙って板厚を薄くする。 FFTの解析結果は、上が今日、下が昨日だ。 ![]() ![]() 不思議なことに、基本音のレベルは上がらなかった(^^;) ただ、5倍音の落ち込みが回復し、6倍音が落ちているので、ダ・ビンチに少し近いか?(←楽観主義者) さて、結果は・・・ クラドニパターンの腹の部分といっても、外側から削れる部分は限られているので、微妙な調整は難しい。 ちゃんと評価するには、トーンジェネレータの正弦波振動出力を駒に与えて、振動モードを調べ、各振動成分ごとに削る部分を特定していくのが良さそうなんだけれど・・ 自宅でそこまでやるのは大掛かり過ぎるデスね。 今日、会議で東京に出たが、少し時間があったので、丸善によって本を眺めていた。 ふと気になったのが、
である。いわずと知れた、モーツァルトのお父さんが書いた、(おそらく)世界初のバイオリン奏法教本である。最初の方だけチラッと見ていたが、かなり面白そうなことが書いてある。(教本というより、思想本だね) バイオリンの教本を持っていない私は、この一冊くらい持っていてもいいかも? ちょっと、検索したら、 この本に関して、こんなブログ記事が見つかった。やはり、買っておくべきか・・ |
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昨日までの削りで、見た目にはそれっぽくなってきたアンダルシア君であるが、練習で使うと、「少し音が硬いかも?」と気になった。しっかり音を出すといいのだが、軽く弓を当てる弾き方をすると、キンキンした感じの音になる。気になることを放っておけない性格なので(^^;)、少し早めに帰り、再調整である。
ところで、今日は、夕日が雲に映えてきれいだった・・・・ ![]() ・・・って、こんなのが撮れる時間に帰ったのですか(← 仕事しろよ、爆) 狙いは元のしっとりした感じの音なので、少し魂柱を後ろに下げてみる。 いい感じだ・・・が、もう少し、低音側に強さがあってもいいかも? バイオリンの場合、魂柱を中心に駒から表板を振動させるので、低音側を強調したければ、G線側の自由度をあげればよかろう。 ということで、G線側のf字穴の後ろあたりから、ロアバウツにかけて少し追加で削ってみる。 ![]() 大体音が仕上がりつつあるこの段階では、少し削るとかなり音質が変わる。 そこで、慎重に音を確認しながら削っていく。 (めったに無い)いつものことだが、い〜ぐるが慎重になるときには、足りないくらいの作業しかしないので、かなり時間がかかり、こんな感じかなぁと思った頃には、すでにあたりは真っ暗になっていた。 音質チェックの音源は、↓である。(音程は悪いが、音質チェック目的だからいいのだ 爆) タイスの瞑想曲 (20080204録音 アンダルシア君) ついでに、一年ほど前に同じアンダルシア君で弾いた曲があるので、これもリンクを張っておこう。 タイスの瞑想曲 (20070305録音 アンダルシア君) 違いはわかるかな? |
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たとえば、剃刀。
鋭い刃物の代表だ。 い〜ぐるは、ひげを剃る時に剃刀を使う。 それも只の剃刀ではない(というか只の剃刀なんだが・・)、ビジネスホテルなどでもらってきた使い捨て剃刀だ。剃刀が使い捨てといっても、毎日出張があるわけはなく、同じものをしばらく使う。 だいたい、一本の使い捨て剃刀を一ヶ月は使うのが い〜ぐる流だ。 実は、昨日、一ヶ月どころか、記憶に無いほど長く使っていた一本を廃棄した。 これだけ長く使うと、刃物としての役割をほとんど果たさないほど切れ味は悪くなる。 ここで、気をつけなくてはいけないのは、新しい剃刀を同じように使うと、血だらけになってしまうので、替えたばかりの剃刀は慎重に使う必要があるのだ。 バイオリンの板の調整にはノミを使う。特にエッジのあたりはRの小さな丸ノミを使う。 これが、実に厄介な代物だ。ノミを使い捨てにするわけにはいかないので、研ぐ必要がある。が、何しろ丸ノミである。普通の砥石は平面なので、素直には研げないのだ。 バイオリン製作において、切れないノミほど始末に悪いものは無い。特に、表板のスプルースは、夏材と冬材の硬さの違いが大きく、力を入れると、冬材だけが削れてしまうので、よく切れる刃物で力は必要最小限として削る必要がある。 幸い、アンダルシア君はホウ砂を処方したおかげか、夏材も適度に硬くなっていて、スクレーパーなら、そこそこ力を入れても破綻しないようだ。 今日は、朝起きたら、窓の外は雪だ。 ![]() エアコンを入れても部屋はなかなか暖まらない。(だいたい、エアコンは外気温が下がると効率が落ちるものなのだ) 外に出る元気もないので、また、アンダルシア君の調整を少し進める。 そんなに何度も削って大丈夫かと心配する人もいるかもしれないが、い〜ぐるは石橋を叩いてもなかなか渡らない慎重な性格であり、削る時にもごく僅かずつしか作業をしていないので、板の強度的にはまだまだ大丈夫そうだ。 ![]() 例によって、調整後に録音をしてみる。 曲は鈴木の指導曲集から もちろん、アンダルシア君を、ず〜〜〜っと削り続けるつもりはなく(当たり前だ)、そのうちニスを塗るのだ。不思議なことに、ニス塗りを促すかのように、下のような本も到着するし・・
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相変わらず、細々と修正を続けているアンダルシア君であるが、表板のコーナーブロックとf字穴の下側のあたりのカーブを修正した。
表板はサイクロイドのように一旦下がってエッジに向かって上がる感じを出したいのだが、アンダルシア君のように、すでに出来上がったバイオリンを後からこの形に加工するのは難しい。少しずつカーブを調整しては、音出しをして確かめる必要があるのだ。 ![]() といっても、音に大きな影響が出るほど削っているわけではないけれど・・とりあえず録音してみた(^^;) メンデルスゾーン:春の歌 (20080202 アンダルシア君) |
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ニスを塗り始めると、外形の加工はできないので、アンダルシア君の外形加工の再調整を行った。
![]() ![]() エッジの掘り込みを少し深くして、響板のRを大きく取れるように、パーフリングのあたりを掘る。 のだけれど、パーフリングの溝がいい加減に作ってあったため、埋め込みの深さがまちまちで、掘り込むと粗が出る(^^;) ![]() さて、どうしたものやら・・・(まぁ、順当には、再び埋め込むんですけれど) 時間もないので、あまり深追いせず、朝練の時に、音だしして確認してみる。 例によって、フォトログブログの方にアップしておいたので、 「演奏」ではなく、調整後の「音」を確認したい勇者限定で公開する。 |












































