2004年10月あるレイトスターター ヴァイオリンに挑む --- 初めてのバイオリン演奏、初めてのバイオリン製作・・物語には始まりがあるのだ
- 2024 . 02 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
日曜に納品をするつもりでcherryの最終調整を始めた。
やはり、最終的には弾きやすさと音色が気になるので、夜ではあるが、録音をしてみよう。 たまには、一人合奏での録音をしてみることに・・ 合奏の楽譜をめくり、初見でも弾けそうな音符の並びの曲を選ぶ(笑) J.S.Bach Loure 20070420録音 with cherry もう一つ、 On Wings of Song |
昨日に続いて、cherryのニスの修復作業を行う。
600番の耐水ペーパーで油研ぎをし、昨夜塗ったニスのでこぼこをならす。 次に、色ニスを筆にわずかにつけ、点描のように少しずつニスを置いていく。 油研ぎの時に一部白木状態に削ってしまったようで、色ニスが木部に染み込んだけれど、よく見ないと分からないので(^^;)、よしとしよう。 やはり、一回塗ったら乾燥させる必要があるため、再びバイオリンハンガーに吊るしておく。 今朝の、朝練習において、魂柱を調整した寄せ書き君の試奏をする。魂柱は、少し中心より、後ろよりに立っていたのを、駒足の端から2mm、後ろ4mmくらいの部分に移したのだ。これによって、箱鳴り状態は緩和され、しまりのある音になった(と思う ^^;) 魂柱移動後の寄せ書き君の音 気になっていたウルフは12音階の隙間に落ちていて、正しい音程で弾くと目立たないので、現段階ではOKだ。 例によって、いくつか曲も弾いてみる。寄せ書き君はアイリッシュフィドルになる予定なので、曲はアイリッシュから。 3月30日のバタフライ with 寄せ書き君 オキャロラン 寄せ書き君の試奏は明日昼間じっくりやろう・・ |
今日は、半日かけて、cherryのセットアップをして、音だしまで持っていった。
まだ、ニスは柔らかく、指で押すと指紋が付くので、セットアップは慎重さが要求される(・・・苦手だ) 昨夜作った治具で駒の底面をバイオリンのカーブに合わせて削った後、駒の前面をノミで整えていく。 完成したcherryの駒(セットアップ後) cherry全景 とりあえず、まだ本格的に弾くにはニスの状態がやばいので、音階だけさっと録音してみた。 これがcherryの音(20060505) 比較のために、kityの音も一緒に録音する。 これがkityの音(20060505) 今までの録音と違い、マイクから約1m離れたところで弾いている。(今まではマイクまで50cm程度の極近距離だった) cherryは高音に伸びのある気持ちよい音色である。kityは「G線とD線がよく響きますね」(暗にA線とE線は響かない?)といった先生の言葉がよみがえり、kityの駒もやはり作り直さないとだめかと考えるが、駒作りは結構作業量が多いので、一朝一夕には作れないよなぁ・・ 追記:cherryのホワイトバイオリンを購入したDecor MusicのMs. Lilyが写真があれば見たいというので、ここにあげた2枚の全景写真を送った。早速返事がきて、 I see the photos of your violin, Woooaa.. it is beautiful. You did good job on it. Enjoy your new violin. ということであった。ショップだからけなすわけないが、それでも、ほめられるのは嬉しいものだ♪ 追記2:高音部で針金の音のkityであるが、駒からダイレクトに音がつながりすぎる可能性があると考え、魂柱を少し(1~2mmほど)後に下げてみた。 魂柱を下げたkityの音(20060507) 低いほうの音は変わらないがE線の高音部で少し音につやが出た(気がする^^;) でも、まだcherryに及ばない・・・ 実は、kityの魂柱、下側は逆バンクの状態で、片足で付いている(^^;)_本来、ちゃんとすり合わせが必要なのだが、一度取り出すと立てるのが大変なため、そのままほったらかしにしている。こういった、小さな雑な部分の積み重ねが音に効いてくるのかも? 大きな違いとしては、指板の材質がある。cherryはエボニーであるが、kityは黒塗りメイプルなので、ここも少し気になるなぁ・・ でも、あくまでもkityは習作であり、これのパーツを取り替えるというのは、6800円キットを調整するという趣旨に反するではないか、と、理屈をつけて買い物はしないのだ(笑) マンドリンは、昨夜、裏板をスプールクランプで止めて膠で接着した。 今日は、はみ出した裏板を削り取ればセットアップできるかと、ノミでガシガシ裏板のはみ出し部分を削っていたら、「バキッ」といやな音がして、裏板の膠が半分くらい剥がれてしまった~~~~!!!! げげ、また、膠からやり直しである。 (スゴロクでいうと、3マス戻るであろうか・・) |